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【修羅場】ドアの取っ手の 部分に覚えのない白いビニール袋がぶらさがっていました。ぐちゃぐちゃにつぶされた動物のタヒ骸でした。

サレ女
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741: 702: 2009/01/16(金) 17:16:38 ID:l6dqWWzlO

私の話を聞いたあと、Y太はじっと考えていましたが、
しばらくすると顔を上げて一言「わかった」と言いました。
何が「わかった」なのかわからず、困惑していると、Y太は「また連絡
するから。今日俺に会ったことは絶対に誰にも言うな」とだけ言って
席を立ちました。
私は何が何だかわからず、呆然とY太の後ろ姿を見送りました。

そして、その日から3日と待たず、およそ2ヶ月にわたった嫌がらせが
ぴたりとやみました。始まりも突然なら終わりもまた突然でした。
K助は手放しに喜び、「辛かったな」と私を抱きしめ、まだ
不安そうな顔をしている私に「また何があっても俺が守るから」と
言ってくれました。

748: 702: 2009/01/16(金) 17:21:36 ID:l6dqWWzlO

実は始めのうち、私はK助の浮気を疑っていたのです。
この嫌がらせは、K助の浮気相手が彼女である私を逆恨みして
やっているのだろうと。私はK助に裏切られたのかもしれないと。
しかし、嫌がらせの中でK助との別れを要求するような内容のものは
ありませんでしたし、何よりこの2ヶ月間、K助は怯える私のために
必タヒで仕事を早く終わらせ、毎日のように私といる時間を作って、
なかなか寝付けない私が寝るまで優しい言葉をかけてくれました。
K助の抱える疲労とストレスも、私に負けず劣らず重いものだったはずです。
辛い2ヶ月ではありましたが、私たちは別れるどころか、
より愛情と信頼を深めたように思えました。
実際この頃には、私はK助と早く結婚したいとまで思うようになっていたのです。

759: 702: 2009/01/16(金) 17:29:44 ID:l6dqWWzlO

嫌がらせがやんでから1週間、Y太から連絡がきました。
実はこの1週間、Y太に連絡をとろうと(このタイミングで嫌がらせが
やんだのは、Y太が関係しているだろうと思ったので)していたのですが、
何度電話やメールをしても、Y太には繋がりませんでした。
久しぶりに連絡をくれたY太は、開口一番「この前話した件で話がある。
明日の○時に~~へ来てくれ」と言いました。それ以外はなんの説明もなく、
私は突然のことに少々驚いてしまったのですが、嫌がらせの件と
言われれば行くしかありません。
次の日、仕事を終えた私はY太に指定されたお店へ向かいました。

先に着いていたY太の隣にら、若い女の子が座っていました。
私よりも少し年下でしょう。私は咄嗟に「この子が○人なんだ」と思い、
記憶を探ってみたのですが、どう考えても見たことがない子です。
その子は泣いていたようで、お化粧が落ちてどろどろになっていました。
それでも紛うことのない美人さんです。「何でこんな子が…」と
私は余計に混乱してしまいました。
Y太は私が席につくと、私が何も言わないうちからがばっと頭を下げ、
「すまん!!」と叫びました。

769: 恋人は名無しさん: 2009/01/16(金) 17:36:54 ID:9ueESXfm0

>>702とYの仲を疑ったY彼女とか

788: 702: 2009/01/16(金) 18:04:42 ID:l6dqWWzlO

お待たせしてすみません!!
まだ最後までまとめきってないのですが続きです。

周りの客が振り向くのも構わず、頭を下げ続けるY太。そんなY太を
見て泣き出す女の子。わけがわからずひたすら「いや、顔あげてください」
とわたわたするだけの私。
Y太がなかなか顔を上げてくれないので、困ってしまい女の子のほうを見ると、
(このとき初めてまともに目が合いました)
女の子が「こっち見るんじゃねーよ!」と泣きながら叫び、
テーブルに身を乗り出して私の髪を掴んで引っ張りました。
「誰のせいでお兄ちゃんが頭下げてると思ってんのよ!!」ぎゃーぎゃー
わめきながら私の顔を引っかこうとする女の子。Y太が慌てて
「お前のせいだろ!!やめろ!」と私から女の子を引き剥がしてくれましたが、
マニキュアで加工された長い爪で力一杯引っ掛かれた私の顔からは、
だらだらと血が流れていました。痛いという感覚もあるにはあったの
ですが、それよりも今目の前で起こっている出来事が現実のこととは
思えず、そして何よりそんな出来事に自分も巻き込まれていることが
信じられず、私は呆然としていました。
取り押さえられた女の子はなおも叫び続け、テーブルに置いてあったコップやら
フォークやらナ○フやらを投げつけてきます。
店員が不安そうに、でも忌々しそうにこちらのテーブルの様子を
伺っているのがわかりました。こんな状況に置かれていることが
怖くて情けなくて悲しくて、思わず泣けてきましたがなんとかこらえました。

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800: 702: 2009/01/16(金) 18:13:15 ID:l6dqWWzlO

しばらく泣き叫んだあと、女の子は力が抜けたように大人しくなり、
茫然とした顔をしていました。Y太が改めて私のほうに向き合い、
説明を始めました。

まず、この女の子はI子といい、Y太の妹であること。
事の発端は嫌がらせが始まるはるか前、1年前にY太がK助に、妹として
I子を紹介したことから始まっていたのです。

K助はI子と浮気をしていました。
私という彼女がいること、将来結婚したいと考えていることを話した上での
関係だったそうです。K助と付き合い始めた当初はI子にも彼氏が
おり、お互い割り切った関係だったのだそう。
しかし、彼氏とも別れ、フリーになったI子は次第にK助に本気になっていきました。

サレ女
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コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    できが悪いなあ、マジで
    日本の将来が不安になるくらいできが悪い
    突っ込みどころ満載だけど一言でいうと非常に安っぽいんだな
    その点ではあなたの人柄にふさわしいと言える
    ただこれを人前に晒したことは非常に意義がある
    最低だ

  2. 名無し@2ch浮気速報 より:

    こういうのが、いわゆる「いじめられる側にも理由がある」みたいなもんなのかな。

  3. 名無し@2ch浮気速報 より:

    Kにキチンと向き合わないから悲劇を誘い込んだバカ女。
    一生独身でいれば良い。

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