ここまで聞いた所で大事な話をしておく。
このスレのタイトルは「1週間前に別れた彼女のTwitterを見たお話。」なのである。
しかしまだTwitterという単語は1度も出てきていないのだ。
ビップラー「Twitterどこいったよ」
ビップラー「Twitterまだ出て来ないのか」
ビップラー「Twitterの話にまで行き着いったー?」
とビップラーの皆さんはさまざまな事をお思いであろう。
実はここからは急展開を迎える。
あとちょっとだけお付き合い願いたい・・・!
俺は10月5日(日)にフラれた。俺は凄まじいショックに襲われていた。とても大学に行ける状況じゃなかった。
だから俺はその週をまるまる月から金までサボった。誰からの連絡にも返信しなかったし、飯もろくに食わなかった。
そしたら土曜日、俺の家を誰かがピンポンした。
ショックに打ちひしがれてた俺はシカト決め込んだのだが、鍵は開けっ放しだったのでそいつは何の躊躇も無く入ってきた。
そいつは、中高大と同じ大学に通うマブダチ、こうたろうだった。
こうたろう「何してんだよ」
俺「・・・」
こうたろう「何で講義サボってんだよ」
俺「・・・」
こうたろう「何で何も言わねえんだよ」
俺「・・・」
こうたろう「・・・」
俺「・・・」
こうたろう「・・・お魚くわえた?」
俺「・・・ドラえもん」
そう、こうたろうは俺の事を心配して休日返上で家に訪ねて来たのだ。
俺は1週間風呂に入ってなかったので、潔癖性こうたろうの命令のもとシャワーを浴び、そしてこうたろうに、俺が大学をサボった理由を話した。
沈黙の後、彼はこう言った。
「飯行くぞ。」
普段はケチで有名なこうたろうだが、その日ばっかりはサイゼリアでミラノ風ドリアをおごってくれた。
俺はその晩こうたろうの背中に抱きついて泣いた。
俺は171cmだがこうたろうは177cmあるので道行く腐女子にはモーホー展開と思われたであろう。
その晩は10時頃家に着き、そのまま寝た。
そして朝起きたら、何とこうたろうだけでなく、昔の高校の友達からもLINEが来ていた。
たける「お前振られたんだってな!笑」
たける「こうたろうから聞いたぞ!」
たける「ひでえ振られ方したらしいな!笑笑笑」
たけるは人の心にずかずか踏み込んでくる所がたまにキズだがすげえ良い奴だってのを俺は知ってる。
なので、「うるせえな!笑もう大丈夫だよ。サンキューな」といった感じで返した。
そこまでは良い。
そこまでは良いのだが、そこで俺はとんでもないものを目にした。正直俺は目を疑った。
たけるのアイコンの彼女らしき人とのプリクラが、明らかに樹里そっくりだった。
たけるェ…
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