21 : 名無しさんといつまでも一緒 :2012/04/26 00:14:59 I
その夜久しぶりに連絡をとった。
「今から公園で会わない」
理性が吹っ飛んだ。
その日からまた公園で会うようになってしまった。
彼氏には悪いと思っていたが、好きだから仕方なかった。
キ.ス.も何回もするようになった。
本当に恋は盲目だった。
あんなに近くにいたスパイに気づかないなんて。
22 : 名無しさんといつまでも一緒 :2012/04/26 00:17:56 I
密会しているのが、彼氏の友達(俺の友達でもある)にバレてしまった。
その日は土曜日だったが、日曜のうちに学年全体に噂が広まった。
月曜日、学校に行きたくなかった。
登校するとみんなの白い目が待っていた。
今まで友達だったやつがどんどん離れていった。
俺は浮気をしたから仕方ないと割り切っていた。
それからはれいちゃんは彼氏と別れたらしい。
俺はれいちゃんとは話さなくなった、というよりは話せなくなった。
れいちゃんの元彼から俺とれいちゃんが話すことを禁じられたのだ。
それからは勉強頑張った。
卒業したら付き合おうねという、れいちゃんとの約束があったから頑張れた。
23 : 名無しさんといつまでも一緒 :2012/04/26 00:20:04 I
ここから卒業まではとくに何もないので、省きます。
そんで高校を卒業した。
俺は第一志望の大学に、れいちゃんは第二志望の大学に入学した。
それからは楽しいリア充ライフが待っていた。
色んなところにデートに行ったり、一緒にご飯を食べたり、ペアリン
グを作ったり、セクロスももちろんした。
誰がどうみてもラブラブカップルだった。
24 : 名無しさんといつまでも一緒 :2012/04/26 00:21:58 I
でも多少の不満はあった。
れいちゃんはけっこうモテる。
高校の頃も何人かに告白されてたし。
大学に入ってから、男2、女2とかで旅行に行ったり、男と二人で夜会っ
て話すなんてことはよくあった。
ちなみに旅行に俺は行ってないです。
でも束縛するのは嫌いだったし、何もなければ、と信頼して注意することはなかった。
25 : 名無しさんといつまでも一緒 :2012/04/26 00:23:03 I
そして事件は起こった。
俺の学校が終わり、その日は久しぶりにれいちゃんと公園に散歩しに
行った。
何分か喋ってると、向こうが
「ねぇ~浮気してないよね~?w」
と聞いてきた。
「してるわけないじゃんwまず友達いないしw」
そう、俺は大学でぼっちなう。
「むしろ れいちゃんしてるでしょ~?w俺知ってるよ?w」
冗談でカマかけてやったw
「えっ?」
れいちゃんは動揺した。
26 : 名無しさんといつまでも一緒 :2012/04/26 00:25:07 I
「今動揺したでしょwわかりやす~w早く言っちゃえよw」
俺はまだ冗談で言っていた。
「え~なんでそういうこと言うの~?wん~、え~?w」
確実に動揺してます。はい。
俺はその時、こいつは浮気してると気づいてしまった。
でも昔からモテてたし、チャラかったからキ.ス.ぐらいだったら許すか
な~なんて冷静に考えていた。
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