ごめん、ごめん、と謝る俺と、謝るのはこっちです。と謝る嫁。お互いにずっと謝っていた。
結局シ酉も食事もほとんどせずに、店を出て、二人でふらふら歩いた。
気がついたら公園にいた。
「本当にごめんなさい。」
「いや…いいんだ」
「奥さんは…?」
「もう音信不通だよ」
「…ほんと、クズですね、わたし」
「君のせいじゃないよ」
「ごめんなさい、あの、わたし…」
と鼻水だらだら流して嫁はカバンから封筒を取り出す。…分厚い。
これは…と考えていたら、嫁が封筒を押し付け、
「これ、使ってください、少ないですけど、本当、本当に、すみま、せん、でした」
痛々しいそのそぶりに、俺は慌てて嫁を宥める。
「え!?いやいや駄目だって、これは駄目。受け取れない。むしろこっちが渡したいくらい。」
「駄目です!!」
大声を上げる嫁。ランニング中の女性が怪しそうにチラッとみて通り過ぎていった。
「受け取ってくれるまで、帰りません。」
「駄目だよ」
「いやです。」
「受け取れない。」
「お願いします!」
もう顔はぐちゃぐちゃで、見ていれられなくなった俺は嫁の背中をポンポン叩いて慰める。
「一旦落ち着こう、嫁ちゃん。こんな時期だし、風邪引いちゃう。
ご飯も全然食べてないし、だから少し俺の部屋で休んでいって、
それで落ち着いたらもう一回話し合おう。」
少し黙って嫁はうなずいた。
えええっー!! なんで、今嫁ちゃんが波乱人生になってんだ??
事故みたいな1回で何故そこまで??
俺氏も、告白もないわ、付き合ってもないわ、前嫁には誤魔化しようがあったろうに。
今嫁の親はどう受け取って勘当に至ったんだ。そんで、今は復縁したのか?
>>282
知らなかったこととはいえ、人様の旦那に手を出した、という時点で勘当。
今も連絡は取ってないよ
続き。
俺の部屋に来た嫁はまだ泣いていた。 お茶飲ませて時間をかけて落ち着かせた。
嫁のお腹が鳴ったので、家にあったカップラを食べさせて、
もう遅いのでこの日は寝ようってことになった。
布団は一つしかないから、嫁を寝かせて、
俺はこっそりネカフェで仮眠をとってその日は終わり。
翌日、帰ったら今嫁がご飯を作ってくれていた。
「おかえりなさい…は、ちょっとおかしいですよね」と少し笑って出迎えてくれた。
元嫁はこんなこと殆どしてくれなかったから、本当に嬉しくて感動して泣いてしまった。
今度は俺が嫁に慰められる番だった。嫁の手作りご飯を食べて、お茶を飲んで一休み。
そうして本題に切り出す。
「お金のことたけど」
「…はい」
「やっぱり、君のお金は受け取れない。
君は完全な被害者だし、こちらがお金を払いたいくらいだ。
…大学だってせっかく合格したのに」
「…じゃあ、共犯になればいいんですね?」
俺は嫁の言葉が理解できずに、ぽかんとした。
「きょうはん?」
「…奥様(元嫁のこと)を人生をめちゃくちゃにした共犯になります。
二人で悪人になりましょう。」
ここで、嫁の言った意味を理解する。
つまり俺と同棲して、籍を入れ、俺を寝とった悪女として嫁は生きていこうというのだ。
断るつもりだった。
けど、「わかった」と言ってしまった。
嫁の肩が震えていたからだ。
これを断ったら、嫁が自らの命を絶ってしまうようにさえ見えたからだ。
嫁は微笑み、「これで、共犯ですね」と寂しそうに笑った。
今でも俺たちの「共犯生活」は続いてる。
子供が欲しいかと嫁に聞いたことがあるが、まだ罪は償えてないし、
不必要な共犯者は増やしたくない、と避○は続けている。
いつか元嫁に再会し、二人で頭を下げるまで、共犯生活は続けるつもりだ。
随分とよく喋るなこのゴミ
単純に胸くそ悪い
ここでこんな話読みたくない
もと嫁ヒスも浮気が原因だろ
完全悪人じゃねーか
でもヒスに耐え続けて贖罪気分になるのはわかるから
せめて今嫁とは添い遂げてくれ
果たして今嫁は本当に幸せなのか?元嫁を不幸にした贖罪で結婚して家族も学歴も失って
もしかして初めて付き合った男が>>284?それは人生損したな
コメント
特殊嫁先生か
相変わらず気持ち悪
きょうはん?とか背中ゾーっとした
共働きで食事しか作らない嫁←ただの家事分担
ヒス嫁←主観でしかない
これで嫁が悪いってクソの言い訳でしかない
き も い