事の経過を掻い摘んでケツモチに説明。
なぐり込まれる覚えがない事。
引越した際に捨てるのを忘れて放置してた
お気に入りの大きなダンボールがグチャグチャになった事まで全部説明。
俺の説明が終わり、同時期にA子も話が終わったらしく、部屋に戻ってきた。
そこでA子に誰なのかを尋ねてみると。
・旦那と離婚する時に相談に乗ってくれた旦那の友達
・離婚した後も食事に誘われて、お礼も兼ねて何度か一緒にした。
・妻子持ちの30台前半
・最近は家までつけて来たりして怖かった
などなど
正直、相談に乗っただけでここまでする奴はいないと思っている俺は
行為関係をすぐに疑ったが、A子はそれはないの一点張り。
そうこうしている内にさっきのケツモチが帰ってくる
ケツ「俺さん、A男さんが謝罪したいって言うからさ、ちょっときてもらっていいかな?」
俺 「はぁ・・・」
あんなにフィーバーしてたのに急に大人しくなったな。
とか考えながら玄関に行くと、しょんぼり俯いたさっきの鬼とは別人のようなA男がいた。
番号間違えた、すまん
四円ありがとう
A男「俺君、悪かったね。急に押しかけて。」
俺 「はぁ・・・」
A男「でも、俺君ももう少し男らしくした方がいいよ。」
俺 「は?」
いや、コレナニ?
謝罪?
どこが謝ってるの?
実は、俺は昔ボクシングをかじってた経験があるので、
こちらが手を出すと色々面倒な事になるため、大抵の場合は手を出さない事にしてる。
親父にも先に手出したら負けって言われてるしな。
社長も切った張ったのガキの喧嘩なんかしてないで大人の喧嘩をするのが一番いいと言われてる。
ところが、目の前の俺よりも明らかに
年上の小動物はなぐりあうのが男らしさだと言わんばかりに誇らしげにしている。
俺 「刑事さん、これ、謝罪ですか?」
ケツ「あーうん、そうみたいだね。」
俺 「ないでしょ。今時幼稚園児だってちゃんと悪びれて謝りますよ。」
ケツ「そうだね」
俺 「という事で、事件でお願いしますわ。」
思い出しながらで大分長くなってしまってるな
悪い
それを聞いたA男は理解できないのか
A男「ちゃんと謝ったじゃねぇか!」
A男「この通り、頭も下げてる」
見ると中学生とかが先生にする会釈みたいな頭の下げ方。
俺 「あー、A男さんだっけ?あのね、チャンスは1回なの。何度もチャンスは来ないわけよ。」
A男「だから!」
俺 「アレが謝罪って事になるなら、政治家はやりたい放題だろ。
俺はあなたに誠心誠意謝罪をしてもらえば済まそうと思ってたけど、男らしくって何?」
A男「・・・」
俺 「なぐり合うのが男らしさだとか思ってる?悪いけど10代で卒業してんだわ、そんなの。」
俺 「まぁさ、頭冷やしてきなよ。自分がハンザイ者って事をちゃんと考えてきなよ。」
言うだけ言ってケツモチに任せて車に乗せられるA男。
別で、調書を取るって事でK察に出向いて再度細かく説明。
終わる頃には日も暮れていた。
次でラストだと思う
社長のアドバイス通り診断書もらってK察に提出して、後はK察に任せた
後日、弁らしきおっさんと話をしたが、こっちは一切折れなかった。
適当な金で済まそうと思ってるらしいので、200万を吹っかけてやった。
高い授業料と思うか、前/科ついてから
後々高過ぎる授業料だと後悔するかはそっちで考えろと伝えてそれっきり。
A子に話を聞いたら、相当付き纏われていたみたいなので、ストー力ーの方でもK察にお願いした。
親父に話したところ、付き合いのある下請けって事が分かったので、そっちはそっちでお願いした。
その後のA男は、A子伝手に聞いた話だが
会社は、事件が元で仕事が来なくなり倒産。
当然離婚。
べらぼうな慰謝料と前/科のプレゼントもらって意気揚々と消息不明。
俺の体験した修羅場の一つはこんなもんです。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
A子とは今どんな関係??
A子とはその後は?
あとA男は下請けの会社の社長ってことだよね。
まぁ社長様だからそういう横柄な態度なのか。
しかし報告者も年のわりにおっさんな文章かくねw
コメント
気持ち悪い男だな
お前がか?