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私に彼以外の別の好きな人がいる らしい という噂が広まった【長編】

シタ女
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819: 恋人は名無しさん 2001/08/10(金) 04:06

Mって友人だよね?

820: 恋人は名無しさん 2001/08/10(金) 04:07

確か幼馴染で応援してた友人・・だったよね。>M

821: 恋人は名無しさん 2001/08/10(金) 04:08

やはりな…。
とんでもねー野郎(女だが)だな。

822: 恋人は名無しさん 2001/08/10(金) 04:08

女の友情ってもろいからねぇ・・・

823: 恋人は名無しさん 2001/08/10(金) 04:10

こういう女、たまにいるよねぇ
最悪

824: 817のつづき 2001/08/10(金) 04:10

次の日、Mと話をしていると、
「ゴメンね!昨日邪魔しちゃった?CD借りようと思って
 行ったんだけど…。Yの自転車なかったから、もうデート
 終わったんだと思って行ったんだよね。
 ほんとにゴメンね…。それで、どうなったの?」
とMに聞かれ、私は言っていいものか…、と迷いました。
その結果、言うのはやめて
また話をすることになった、とだけ言いました。

828: 824のつづき 2001/08/10(金) 04:15

そして、ふらふらと渡り廊下を歩いていると
Kに会いました。
「どうしたの?なんかやつれた…?」
Kは冗談っぽく話し掛けてきました。
わたしは、Kになら…言ってもいいような気がして
Kに全てを話しました。

869: 恋人は名無しさん 2001/08/10(金) 19:13

全員、文体似てきてるのが笑える

872: 恋人は名無しさん 2001/08/10(金) 20:00

>>869
それはある。さらに一行あけとかもね。

873: 828です 2001/08/10(金) 20:47

>>872
いろいろな長文を見てきて、一行空けが
見やすい気がしたので使わせてもらっています。

今日も、また夜中に来ます。
今日は書いていた所為か、夢に見てしまいました。
よりはっきり思い出せたので、
今日の続き、昨日よりは早く書こうと思います。
中途半端に終わってごめんなさい。

こんな話でも、書くのを待ってくれている
人がいるのが凄く嬉しいです。
ありがとう。

885: 828です。 2001/08/11(土) 01:20

遅くなりました(^^;
続きです。

Kに全てを話した私は、涙が出てきました。
それまでの出来事を口にすればするほど、
自分のしてきた事のバカらしさ、
情けなさを思い知らされたようで…。
Kは黙って相槌をうち、聞いていました。

Kに全てを話し終えた後、悔しさが
込み上げてきました。
「何でこんなに悩まされてるんだろう、ばかみたい。」
そう言った時、Kは私に言いました。

K「ごめんな…。」
私「…何が?」
K「…いや、何もしてやれないから……。」
私「ううん、話聞いてくれて嬉しかった。
  誰にも言えなかったから。…誰にも言わないでね。」
K「うん、言わない。…あいつ、何考えてんのかな。」
私「…わかんないけど、また話すから、その時にはっきりさせるよ。
  ほんとにありがとう。」

他愛のない会話だったのに、私にはとても安心感を
与えてくれました。
それから、ちょくちょくKが私の教室に顔を出すように
なりました。

887: 885の続き 2001/08/11(土) 01:36

Kは、私にTとは別れた方がいいんじゃ
ないか、と言ってくるようになりました。
…私にも、それが一番いいんじゃないかという考えが
頭から離れませんでした。
でも、どうしてもその言葉が言えないんです。
情けない…何度も思うのに、彼を好きで好きで
仕方がなかったんです。

K「俺、思うんだけどTとこのまま付き合ってても
  Yがツライだけじゃないか?
  俺はそんなに恋愛経験ある方じゃないし、
  よくわかんねーけど…。好きなだけじゃどうにもならない
  事もあるんじゃないのか?」
私「わかってるよ…。でも好きなの。
  忘れれたら一番いいけど…。今は別れたくない
  気持ちの方が勝ってる。」
K「後2日で夏休みになる。それまでに話つけた方が
  よくないか?」
私「うん、終業式の時に話すよ」

Kから言われた別れた方がいいという言葉は、
わたしの中にもありました。
でも、あんなに優しかった彼が急に変わるなんて
信じられない。
私は、全てを聞きたかった。

Mとの会話も少なくなっていき、Mの事を
疑う気持ちも隠し切れませんでした。

888: 887の続き 2001/08/11(土) 01:51

そして、終業式の日…。
体育館に集まり、退屈な話が耳を通り過ぎている間、
私は彼から視線をはずすことができませんでした。
“ちゃんと言えるのかな…。”
私は、別れを言う決心をしていました。
これからの受験の事、夏休みに入るということ…
それらを考えて、彼のことを忘れるいい機会だ、と
言い聞かせていました。
“1ヶ月以上あるんだ。勉強もしないといけないし。忘れることができる。”
そう思いながら、終業式が終わるのを待っていました。

そして終業式は終わり、彼を待つことにしました。
彼は少し時間よりおくれて来ました。
そして、彼に向かって言いました。
「あの時、もう無理みたいなこと言ってたよね?あれから
 考えたんだけど…。……もう終わりにした方がいいね…。」

すると彼は、こう言ったのです。
「俺…別れたくない…。」

890: 888の続き 2001/08/11(土) 02:08

思ってもない言葉に、びっくりしてしまい、
私は言葉が出ませんでしたが、頭を回転させて言いました。

私「へ?無理って言ったのはTでしょ?いきなり何?」
彼「…俺、本当にあの時は無理だと思ったんだよ。
  でも、もちろん、好きじゃなくなったとかじゃなくて。」
私「言ってる意味がわかんないよ。」
彼「正直、昔よりは冷めてたし、男友達優先したかった。
  だから…Yとは、夏休み中会えないだろうし、続けていけるか
  不安になった…。」
私「…うん、電話しかできない…。でも、気持ち薄くなったんでしょ?
  これから1ヶ月以上顔合わせないし、もう無理だよ…。」
彼「でも、今こうやって別れるかって話になったら、やっぱり嫌だ…。
  離れたくないって気付いた…。」

何回こんな会話を繰り返したのでしょうか、結局
私は別れないことにしたのです。

シタ女長編
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