レス、ありがとうございます。
13の続きを書きますが、重大な判断をした局面なのでうまく書けるかどうか?
次の土曜日、妻が戻って来た。
しかし、玄関で立ったきり入ろうとはしない。
数日でこんなにも変わるものか。化粧もしていない。
寝不足なのか目が落ち窪んでいた。
その時の僕の心境を語るのは難しい。
ただ、妻は想像を超える重圧を受けているに違いないと感じたのは間違いない。
貴方を裏切ったことは本当にゴメンなさい、から始まったと思う。
妻は、妊娠したと分かってビックリし、後先考えずに実家に逃げ帰ってしまったと。
妊娠の事実がこんなに重いとは思わなかった。
どうしても私には降ろせないという。
降ろすことを考えるとタヒにたくなる。貴方の子供なら良かったのに。
顔を見ていると、とても妻を責める気にはならなかった。
僕の子供ではないのか?と聞くと、違うと思うという。
この時、唇を噛んで初めて目に涙が浮かんだ。
立ち話も出来ないので、居間のソファーに座らせた。
コーヒーは僕が入れたのを覚えている。
妻は、両親には話せなかったが、貴方には本当のことを全部話すという。
どこまで書くか難しいが、簡潔にまとめると、
大学のゼミの指導教官だった准教授が妻の相手だった。
なんと妻は、ゼミの時代、約1年近くこの准教授と付き合っていたと驚くべき告白をしたのだ。
当時、先生は40代前半。当然、結婚していて子供が2人いるとのこと。
卒業してからはその関係は切れたし、もう会うことも無いと思っていた。
しかし、ゼミ仲間から、先生が別の大学の教授になるのでお祝いをしたいと誘われた。
全員が出席するのに自分だけが不参加とは言えなかった。
僕は、お祝いの飲み会は妻から聞いていた。約2ヶ月ほど前のことだったはずだ。
飲み会が終わって解散した後、その准教授から誘われた。2人とも○っていた。
何回も断ったのだが、正直、僕が海外出張中だったので気が緩んでいたという。
最後は断りきれずに、これが最後と約束して着いて行ってしまった。
終わってから、先生が避○していなかったことに気づいた。
そして妊娠した。
大学の準教授か。やっぱり慰謝料貰うことだな。
18の続きです。何とか最後まで書くつもり。
その日は、延々と妻と会話した。
産みたいと言ってるのに降ろせとは言えなかった。
しかし、その准教授に話すべきと説得した。
許しがたい。准教授を非難しているうちにだんだん言葉が荒くなってくる。
妻は、先生が離婚をして自分と一緒になるつもりも無いだろうという。
貴方とは別れたくないが、浮気も妊娠も許されることではないので別れるしかない。
子供は産たい。当分の間、義母の助けを借りて一人で育てるという。
全く悲壮な決意だ。想像すら出来ない人生だ。
戸籍上、父親のいない子供になるぞと言うと、それだけは子供に対して申し訳ないと言って
エンエン声を出して泣いた。
会話は堂々巡りし、怒りというより僕は途方に暮れていた。
夜になり妻は実家に帰るというが、ぼくは引き止めた。
このまま返せば結論が出てしまう。
その夜は、妻と抱き合って寝た。
妻の体は冷たく僕の腕の中でブルブル震えていたが、そのうち寝息を立て始めた。
その寝顔が安らかだった。
僕は一睡もせずに、何度も何度も繰り返し考えた。
自分はどうすべきか?
そして、翌朝、妻の入れたコーヒーを飲みながら、寝ないで考えた自分なりの考えを妻に伝えた。
君とは別れない。子供は自分たち夫婦の子供として育てると。
昨夜の寝顔を見ていると、君が一人で背負っている重圧をとても放置できないと思った。
君が不憫だ。僕はどんなことがあっても君を支えたい。
君も僕といることが最も安心できるはずだ。
多分、うまく言えないが君を愛している。
妻は言葉もなく呆然と僕を見ていた。そして、ワッと泣き出した。
しかし、泣きながら、本当に貴方の申し出を受け入れて良いのか分からないという。
こんな自分を許してくれるのかと。
昨日から降ろせとは一度も言っていない。
この気持ちは何なのかをずっと考え続けたと妻に言った。
君が守ろうとしている生命。たまたま宿った生命を奪うことが良いことか?
そう考えると、許すとか許さないとかは念頭に浮かばなかった。
君は過去は消せないというが、子供を産みたいと言う君の気持ちの方が尊い。
多分、君が子供を降ろすと言えば違う判断になったと思う。
仮に離婚したって君は誰かと再婚することだってあり得る。
僕だって再婚するかも知れない。
それなら、一時の過ちで離婚しなくてもいい。2人で乗り越えればいい。
僕を信じろ、と言いながら妻を力いっぱい抱きしめた。
コメント
托卵寝盗られマニア・・・
2子3子も托卵でしょうね
種なしの高性能ATMだろ
GJ送っとく
その、種まき准教授は、今日も別の種まきかい?無罪放免が更に被害を出すんじゃないの。
これはひどいwww
たまたま授かったとか産む事は尊いとか的外れ過ぎ。お花畑なスレ主は発達障害あるかもね。
2chつーかサレスレで一人称が僕っていう奴はホンットヘタレが多いよな
おなじ男として気持ち悪い
コイツラ玉付いてんのかと
現実から目を反らしているだけ
自分の身にかかる問題は、きっと誰かが解決してくれと信じてる
ただのヘタレ、でも本人が幸せなら、それはそれで良いのかもしれない
へたれなんて言葉でごまかせないでしょ
こういうのが本物の臆病者
責任の取り方をごまかしてるだけ
自分に対する言い訳と言い逃れに終始する人生になる
准教授のところに乗り込んで、托卵騒ぎで失脚
慰謝料がっぽりじゃないの?
へたれクソ旦那はタヒんだ方が良い
こんな奴が商社の海外資源に勤められるわけがない
これ程、奥さんを愛せる事に感動した。そして俺も決心がついた
友人が俺の元カノと結婚した、友人は凄くイイ奴、奥さんを大切にして夫婦仲もとても良い
ただ元カノはひとつだけ不満がある、友人は絶望的なほど夜がヘタなんだ
元カノと飲んだ時に一度だけ”間違え”を起こしてしまった
俺はその事を忘れたいのだが、元カノは積極的「昔のように避妊無しの愛をあなたとしたい」
「そうすれば、夫にもっと優しく出来るから」
この記事を読んで俺も決心した
優しい友人と元カノ、この夫婦ならどんな困難でも二人で乗り越えられるだろう
これ海外出張から帰ったら奥さんがゼネコンかの男に寝取られてたけど離婚せずに海外出張に戻って、その間に奥さんが間男と別れてよりを戻したって話の作者さんだろ。
いんじゃね?他人の人生やし。俺なら別れるけど
不倫した妻を許す優しい俺、のパターンが好きな阿呆作家の作品だよ。30作ぐらい書いてる(笑)
プロ作家になりきれない作家さんの駄作なんよ(笑)
真似できないししたくもない
「事なかれ」を自慢されてもなぁ…。