>>132
ちょっとこうゆうのすきだ
翌日の火曜日できあがった原稿を深夜の学校に置きにいく。
大木はこういうところも抜け目がなく、とじまりが甘くなるであろういたる箇所のトイレや準備室のような場所
ゼミ棟など人が集まる箇所の窓を開け放していた。
きっと俺と有吉だけではこうも上手くは進まない。
大木のいたずらへの飽くなき執念はもう尊敬の念を込めそうになるほどだ。
何度もやつらと対面した喫茶店にも侵入し記事を配布する。
明日の朝が楽しみだ!そういって三人で焼酉寸を買って飲み明かした。
>>135
盛り上がってまいりました!!
どきどきwktk
wktk
翌朝、完全に三人で寝過ごした形で学校へ行く。
どうなんだ、構内はどうなっているんだ。
抑えきれない不安と衝動。
もし誰にも見られていなかったらどうしよう。
その不安をぬぐってバイクを飛ばす。
構内で一番近い設置ポイントの教室を覗きに行く。
大木「っしゃ!」
小さくガッツポーズをする大木、有吉はなぜか俺に握手を求めてくる。
置いたはずのそこには記事は一枚もない、それどころか学生が我こそはと回し読みして大爆笑している。
一部はあまりのひどい内容にひいていたようだが
完全に復讐は成功した。
これ訴えられたら大丈夫なのか?
>>142
訴えへんやろ
たぶん…知らんけど
みんなの手に渡った以上誰が刷ったのかすら分からんだろ
ってか,写真撮りまくってたんだからばれるんじゃね?
その後は元旦の朝に下着を履き替えた朝のような気分のよさだった。
いくところいくところで記事を読んでいる生徒たちがいる気さえした。
実際は1500部なんでそんなことはなかったはずだけどその時はそんな気がしたんだよねwww
有吉の情報網によるとやつらは血眼になって俺らを探してるらしかった。
同じ学部のやつが俺たちの話を聞かれたそうで電話をもらったみたいだ。
大木「気持ち良いねぇ、立っちゃったから帰るわwwww」
有吉「それはともかく逃げたほうがいいかもなwww」
俺「そうだな、でも飲もうぜwwうちこいよ!俺おごるからwww」
三人で飲んで騒いで乾杯して
それぞれが騒ぎ散らかしてる最中。
有吉がふと不安になったのか突然切り出した。
有吉「つかさ、これ本当に訴えられないの?」
俺「だよな・・・」
誰がどう見ても明らかな名誉毀損、言い逃れはできない。
もし訴えられたら俺が一人で罪を被るつもりではいたが大木は当初からその件については大丈夫と言い張っていた。
大木「大丈夫だよwwwもしものときも大丈夫だwww」
そういわれてもやっぱり安心ができない、そんな折に有吉の携帯に見知らぬ番号から電話がかかってきた。
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