私子の疑心スイッチがオンになった。思い返せば最近全くケータイを目の触れる所に出さない

じゃあ投下させて頂きます。
凸してないから面白くないですが…失礼します。

まず、簡単にspec

私子30歳女、メンヘラ予備軍。
彼男29歳男、
濃い顔好きな人からするとまぁイケメン。かなり長身。

私子と彼男は付き合って9年。
念願叶って今年の私子の誕生日にプロポーズしてもらった。
お互いの両親に挨拶済。

私子の実家は両親の離婚後から残念な状態になっていて、
大学の為に家を出てからもメンヘラ予備軍としてではあるが
現在までわりかし平和に生きてきた。

彼男とは付き合い始めからずっと大きな波も特に無く、
本気で愛されてるなー、と感じた事はあまり無かったが、
私子がすごく惚れていたので幸せだった。
そしてサプライズのプロポーズされた事で私子は愛されてる！
と強く感じて浮かれていた。
メンヘラ予備軍としての能力すら失う程の勢いで浮かれていた。

そんな有様だったせいだろう、
私子は人生で初めて、ひったくりに遭った。
ショックでご飯が食べれなくなり、
吐き気などでしばらく苦しんだ。
少しずつ立ち直って来て、
浮かれ脳が何処かに行ってしまった矢先、
彼男の変化に気づいた。

嫌味じゃないです！続けます。

ある日、彼男の家に泊まった時、
彼男はいつもの様に私子に朝のアラームをケータイでセットしてよ、と頼んできた。
今までなら2人一緒に二台ともセットしていたのに。
彼男のは？と聞くと
最近アラームなくても起きれてるから俺のはセットしてない、
私子のだけでいいじゃん、との事。

この瞬間、私子の疑心スイッチがオンになった。
思い返せば最近全くケータイを目の触れる所に出さない。
元々誰に対してもマメではないので脱いだズボンのポケットに入ったまま、
なんて事はザラにあったが、ここまで目に触れないのはおかしかった。

彼男就寝後、早速携帯チェック。
初めての事にドキドキしながら開けると、ロックかかってた…
そういえば半年ぐらい前に、
会社で充電する事が多いから他人の目に触れる所に置くのでロックするって言ってた。
その時は全く気に止めてなかったが、きっとその時から既に始まってたんだね。
浮かれ脳の私子タヒねばいいのに。

誕生日とか色々入れたが開かず、
ピーンときたのが社員証。
社員番号何桁か入れたら解除!!

ありがとうございます。
長いですが、サッと終わらせます。

以下メール抜粋

・浮子からの今週土曜空いてる？のメール、彼男から返事なし
因みに彼男の誕生日の週。
このメールから突如始まっているので、前のは消している模様。

・浮子から誕生日おめでとうメール。
彼男の返事『ありがとう、覚えててくれたんだ。返事し忘れてたけど今週は予定あるから来月遊ぼうよ』
浮子、『覚えてるよー(*^^*)また空いてる時に連絡頂戴』

・一週間後、彼男から
『最近バタバタだー、落ち着いたら、ゆっくり飯＆SE/Xしたいー、
最近浮子ちゃんは調子どう？』
浮子の返事『忙しいんだ大変だね、
寒くなってきたから体調気をつけてね。
最近私は色彩検定の勉強してる。おでん食べたいなー。 』
彼男『検定受かるって、頑張れ。次はおでんで決まりだね』
浮子『また予定教えて、おでん楽しみ、次はお泊りかな(^з^)』
彼男『お泊まりは絶対だよー、だって無くてもいいけど無かったら寂しいじゃん』

この後は、お互いの予定が合わない為
ダラダラと日程決めるやり取りの途中で途切れていた。

内容から、何度か『お泊り』をしていた事は明らかだった。