昔いた会社の先輩後輩はみんな仲良くて、休日にみんなで
ショッピング行ったりキャンプ行ったりする感じだった。
その中に、頼れる感じでガタイのいいA男先輩がいた。
A男先輩とはだんだん仲良くなり、二人で車で2時間
かけてドライブ&ショッピングにいったりするように
なって、そのうち付き合うようになった。
けど、何故か他の先輩や同僚には内緒。恥ずかしいん
だろうなあ…とその時は思ってた。
ある日、すっげえ眠いときがあって、ドライブの帰りに
助手席で寝てしまった。
起きたらラブ○の前だったw
A男「…ええと、入らない?」
いやいやあれーー?とは思ったけど、別に断固として
拒否する年でもないし、目が覚めたらベッドの上だった
とかじゃないだけいいかと思って入った。
その後も付き合いはしばらく続いて、チャーミーグリーン
みたいなことしたり(年ばれるわ)仕事手伝ったり
手伝ってもらったり、普通の恋人同士むしろベタベタでした。
↑は2/8だったごめん
そのまたある日。
A男の部屋でエ○チ後イチャイチャしていると、突然
「忘れてた!会社に行かないと!」と騒ぎ出した。
急ぎの仕事があったのを忘れてたらしい。
A男の家は会社の結構近くだったんで、そのまま行く
ことになったんだけど、私は風邪気味で頭が重かったので
「このまま寝ていい?」と聞いて寝てることにした。
ぬっくぬくのベッドの中。かわいい猫も潜り込んでくるし。
頭は痛いけど至福至福、と思いつつ眠ってしまった。
次に目が覚めかけたとき、なんかすごいでっかい音がする。
アンギラスの鳴き声のような……
工事現場とかでギリギリ金属を削る音のような……
寝起きでどうもよくわからない。
けど、布団がぬくいので起きるの嫌だ。
しばらく無視していると突然、すごい勢いで衝撃が走った。
「!!!???」
さすがにバッチリ目が覚めて、がばっと起きる。
そこには見ず知らずの女が。
「なによ!!あんたなによ!!!」
「???」
「いったいここでなにをqあwせdrf!!!」
「???????」
何がなんだかさっぱりわからん。けどすっげえ大声。
2mは離れてるのに耳鳴りがする。
とりあえず回りを見渡すと、転がったバケツ(大)と
水浸しのベッド。ベッドから飛び出したびしょぬれ猫。
なんとか自分の置かれてる状況が分かった。
えええ、私水ぶっかけられたの?5Lは入りそうなバケツだよ?
ああこいつ多分、私はA男の女だ!っていうんだろうなー。二又か。
鍵開けて入ってきたんだから、ストー力ーじゃないだろうし。
ていうか、猫!猫が水被ってる!風邪ひくつーの!
いったん落ち着くと、なぜかとても冷静な私。
取り急ぎ猫を拭いて、猫がシャーシャー怒ってるのをなだめて、
服を着る。(ノーバンTシャツ一枚だったwマヌケ)
その間もマシンガンのようにわめいている女。いやアンギラス。
「なんでネ果なのよ!てめえいったいA男のなんなんだ!!!」
→いやいや、分かろうぜこの状況だったら
「ふざけんな馬.鹿野郎タヒねよてめえこんなことしてqあwせdrf」
→日本語でおk
「猫触るなうざいタヒねあばばばばば」
→おまえが水かけたんやん…
心の中でちゃかしつつ無言で服を着て、自分の飲んでた
コーヒーのカップを洗って拭いて戸棚の定位置に戻す。
「そんなのどうでもいいわ触んな!!!!」とか騒いでた
けど丸無視した。
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