修羅場だか何だかって感じのものですが、投下します。
私(女)は当時23歳、販売業。
↓以下、登場人物。
尚、文中では敬称を略しています。
・N井さん 35歳、男性
学生時代に私がバイトしていたイベント企画会社の上司→その後脱サラ。
干支が一緒という理由で親しくなり、年の離れた友人となる。
・N井奥さん 33歳、女性
サバサバした性格。
学生時代にS田さんと一緒にバイトに入り、S田さんはそのま就職、奥さんはN井さんと結婚した。
N井さんの愛/人(?)、無職。
私の彼氏でN井さんの元部下。
途中入社なので、私がバイトしていた頃はいなかった。
N井奥さんの学生時代からの男友達で、N井さんの元部下で妻帯者。
私とも面識あり。
752: 751 投稿日:2009/02/24(火) 21:42:54 ID:M7MV7vqYO
学生時代、バイト先でN井と知り合った私は、就職後も茶飲み友達(お互いに雰囲気のいい喫茶店を探すのが趣味)としての付き合いが続いていた。
ある日突然N井は脱サラを宣言し、喫茶店をやると言い出した。
本人は前々から考えていたらしく、貯金と親御さんからの借金で喫茶店を開店。
夜はバータイムになるので、暇な時には私もバイトに入る事になった。
とは言え、あくまでホール係という扱いで、服装はカジュアルに黒いエプロン。
開店初日、私はお祝いに来たN井奥に紹介された。
N井奥と私は何となく気が合い、帰り際にアドレスを交換した。
少ないメールの遣り取りでも肝っ玉母さん(細いけど)という印象を抱いた。
2ヶ月程して、お店でK雄を紹介され、私達は付き合う事に。
更に2ヶ月後、週一でお店に入っていた私は、次第にN井のだらしない部分が目に付くようになり、友達付き合いを考えるようになる。
例を挙げると、バイト代をこちらから催促するまで払わない、女性客を見境なく口説く、整理整頓が下手etc.
N井奥はお店から車で2時間の自分の実家(お金持ち)の近くに家を建てており、
閉店後に帰れないのを言い訳にして、N井は好き勝手に遊んでいるのだった。
N井奥は薄々感づいてはいるが、家にお金を入れてくれればいいと鷹揚に構えていた。
そんな時、たまたま私の仕事が休みの朝、N井に急なヘルプを頼まれる。
お店に行くと外看板が無くなっており、ドアのガラスは粉々、店内には割れたグラスや瓶が散乱。
いったい何が…とN井に聞くと、出○○系でひっかけた女性を(これがM村)閉店後に
呼んで一緒に飲んでいたら、タチの悪いアノレ中だったらしく、いきなり暴れだしたのだと言う。
あんまり同情できんと思いつつ、臨時休業にして掃除開始。
昼過ぎに掃除が一段落した頃、ドアに人影(M村)。
年齢は52歳らしいが、スッピンで猫背、髪はボサボサ、かなり老けて見えた。
この時N井はトイレ中、M村は私にシ酉灼けしたガラガラ声で「あんた誰?」と聞いてきた。
バイトだと答えると、いきなりM村キレる。
「嘘つくなよ!昼はパートのおばはんだろっ!あの人(N井)の女だろう!」
パートさん(40代)もお前におばはんと言われたくないだろう、と一瞬思った。
ここでN井が慌ててトイレから出て来る。
「また来たのか!もう来るなって言っただろ!帰れ!」
M村、K察での説教が終わって謝ろうと来たが、私を見て逆上したらしい。
N井が無理やり店外に引っ張って行き、少し話してM村を帰らせた。
N井が戻ってくると、私は疑問に思った事を聞いた。
「あの人、昨日初めて会った人じゃないですよね?」
N井はバツが悪そうに、3ヶ月前からの付き合いだと白状。
それまで20代の彼女がいたが別れ、しばらく店で寝起き→M村と知り合い、
M村宅に転がり込む→M村は無職のため、家賃諸々を負担→
いろいろしんどくなってきたので別れ話を切り出す→M村暴れる
といった感じ。
N井は店から車で20分の所に実家があるので、私はてっきりそこで
寝泊まりしているのかと思っていたが、まさか不倫同棲していたとは…
しかもあまり綺麗じゃない52歳、無職アノレ中…
私の沈黙をどう解釈したのか、N井は「奥には言わないでくれ」と頼んできた。
奥に言うつもりはなかったが、これからもこんな事が続くなら
友達付き合いは出来ないし、バイトも辞めると言った。
N井には私が苦しい時に助けてもらった恩義を感じていたので、しばらく様子を見る事に。
2週間後、私がバイトに入った夜に○ったM村襲来。
閉店間際だったが他のお客様がいる前で、カウンター内の私目がけ、いきなりテーブル上のグラスを投げつけてきた。
なんとか避けるも、グラス内に残っていた水割りが胸にかかる。
誰もが呆気にとられる中、手当たり次第に皿や卓上小物やらをガンガン投げつけてくるM村。
カウンター後ろのガラス棚と中のシ酉瓶が割れ、私はしゃがみこんだが、くるぶしを少し負傷しシ酉と塩まみれ。
このあたりでお客様2人とN井がM村を取り押さえ、K察に電話。
M村は「N井と別れろ!あんた必ず○してやるから!」と叫びながらジタバタしていた。
警官にM村を引き渡し、お客様にお詫びをしていると、私を迎えに来たK雄が到着。
お客様が帰り、店内にN井、K雄、私の3人になってから、K雄が言った。
「N井さん、私さんは今日で辞めさせます。いいですね?」
N井は「うん…」と言いながら俯いたり、チラチラ私達を見比べたりと落ち着かない。
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