部屋で女子会をしていると、40歳くらいのへらへらした男が入ってきた。

友達をやめる時

大学時代の仲良し、A子、B子、私。社会人になってからも、年に数回は互いの部屋に集まって
（3人とも1人暮らし）、夜通しｼ酉飲んでおしゃべりの女子会をしていた。
20代後半で、まずB子の結婚が決まり、結婚したらもう泊まりで集まったりできないねと、
最後の3人女子会を、順番でA子の部屋ですることにした。

B子ののろけを聞いたりして、3人でｷｬｯｷｬして午前1時すぎ、
インターホンが鳴った。A子は「あっ」という顔になり、インターホンには出ず、
ドアスコープを確かめてドアを開け、「なんで！？」と言った。

男はB子と私を見ても意外な顔もせず（A子もあらかじめ伝えてはあったらしい）、
「どーもー。C山C男ですー」

なんか胡散臭いと思い、後でA子と喧嘩になってもいいやと思って直球で聞いてみた。

「奥様とお子さんがお家で待ってらっしゃるんでしょ？」
「いや、だからさー、違うんだよ。なんていうか、A子ちゃんは妹分。いつでも気安く会える仲っていうか」

A子が誰とつき合おうと勝手だけど、結婚を控えたB子の前に、不倫相手を晒すかね。
いや、不倫でなくても、アポなしで凸した彼氏を、女友達がいるのに泊めるかね。

C男はどっかと腰を下ろして、テーブルのｼ酉や料理を飲み食いし始めた。
A子は初めこそ困っていたけどC男が来たのが嬉しいようで、料理を新しく作ったりしている。
B子と私は目を見交わした。すぐに出て行きたかったが、今考えればそうした方がよかったと思うけど、

C男は美人のB子に目をつけ「大学の友達？何を専攻してたの？」「どこに住んでるの？」「彼氏いる？」と
根掘り葉掘り聞き始めた。B子があからさまに嫌そうな顔で、言葉を濁しているにもかかわらず。

私はC男の関心をB子からそらそうと変なスイッチが入って（その時までにだいぶ○っていたせいもある）、
「C山さん、目玉焼きには醤油かけますか？ソースですか？」とか
「カレーに入れるのって豚肉ですか？牛肉ですか？」とか

はたから見ると、私とC男で盛り上がっているように見えたかもしれない（全然楽しくなかった）。
やがてC男を○い潰すことに成功した。
テーブルに突っ伏しているC男とあっけに取られているA子をリビングに残し、
B子と私は「私達も寝かせてもらうね～」と寝室に撤退した。ベッドはA子のなので、床で服を着たまま寝た。

翌朝、C男はもういなくて、A子はリビングで寝たようだった。B子と私はそそくさと辞去した。

半年後、B子の結婚披露宴があった。私も招待されて行ってきた。良い披露宴だった。A子は呼ばれなかった。

>>251

不倫と悟った時点でｶｴﾚ!(・Ａ・)

○い潰したとはいえよくそこで寝れたね…

何度も泊まってるみたいだけど
友達んちの寝室によく入れるなぁ

>>254

同感
不倫の場で眠るなんてできんわ

それくらいで不倫確定すんなよ、と思ったが
＞「奥様とお子さんがお家で待ってらっしゃるんでしょ？」
未婚だと応えられない
朝にはいなくなった
どう見ても確定だったわ、ごめんごめん