892: 1/3 投稿日:2008/10/29 (水) 23:25:43 0
夜食代わりに空気読まず投下。
身バレ防止にフェイク入れています。
義実家とはほどよい近距離別居。
時々夫婦で遊びに行ったり、それなりに良い関係を作れていたと思う。
農家なんだけど、家庭板で言われているようないわゆる農家脳じゃなくて兼業 → 定年後に専業にシフト。
自分で食べる分を中心で、余った分は青空市に出すなどしてちょっと規模の大きい家庭菜園といった感じです。
久しぶりに遊びに行ったところ、見慣れない若者が近所を歩いている。
話を聞くと、農業研修生として某国からやってきた人たちだとか。
そういう話題をニュースで見たことがあったし、このあたりも高齢化や後継者不足で大変なんだなあと話を聞いていた。
ウトメたち世代は、国は違えど若い人たちとの交流が増えたことが嬉しい様子。
まあ、ウトメが楽しそうなのでそれで良しとした。
ここまでは良かったものの、問題はこの後。
食後にまったりお茶を飲みながら寛いでいるときに問題は起きた。
「ねえ息子君、嫁子ちゃんと離婚して再婚する気は無い?」
「は?」
「母さん何言ってるんだよ」
「もちろん形だけでいいのよ。事情があるの。実はね…」
そう言ってトメが話してくれた「事情」
・ある研修生チャイ子はトメ親友(ここも農家)宅が引き受けている
・子供のいないトメ友は、チャイ子をとても可愛がっている
・チャイ子は研修期間が終わったら国に帰ってしまう
・チャイ子を手元に置きたいけど、どうしたらいいだろう
・日本人と結婚すればチャイ子は帰らないで済む
・トメ子ちゃん、誰かいい人いないかしら
・トメ、息子君と形だけ結婚したらいいじゃない。親友の願いを叶えてあげたいのよ!とはっちゃけ←今ここ
呆れて物が言えない私を他所に、トメが続ける。
「偽装離婚の間、嫁子ちゃんも形だけ別の人と結婚したらどうかしら××さんもね、研修生が帰っちゃうと困るんだって」
もうね、メダマドコー。
支援トン。
3/3で終わらなかったよ…
とりあえず夫を引きずって帰ってきたところ、義実家からの大量の着信が。
もう無理、いくらハイになっているからって言っていいことと悪いことがある。
下手に着信拒否しても凸される恐れがあるのでそのままにしておいたけどもう限界なので、夫が直接ウトメと話してくることになった。
多分予想通りかと思いますが、説得されて帰ってきやがりました。
弟妹の学費を稼ぐために来日したことや、研修期間が終わったら帰国しないといけないこと、故郷には稼げる仕事が無いことなどを涙ながらに語る。
チャイ子さんの健気なところが琴線に触れたようです。
「チャイ子さんは苦しい生活をしてるんだ。ずっと日本に居られるなら俺たちが協力してやろうよ。」
とりあえず非常識なこと、偽装離婚も偽装結婚もするつもりはないこと、そもそも偽装結婚は犯罪であることを一から説明してやった。
「だいたい、そういうこと持ちかけるならどうして私たちなの、コウト君だってコトメちゃんだって居るでしょうに!」
「二人とも独身なんだぞ。戸籍が汚れたら可哀想じゃないか!」
メダマドコー再び。
目玉探しつつ支援
何とか気力を振り絞って言い争いを続けていると、斜め上の返答があった。
「解った、離婚はしない。だから俺が実家の農業継ぐよ」
目玉のストックはもうありませんが?
夫の言い分としては、そもそも後継者が居れば研修生に頼らずに済むじゃないかとかなんかもう支離滅裂。
だいたい、チャイ子さんの話題は何処に行ったよ。
なんかもう話し合いはグダグダで、夫への愛情も尽きてきてレスに。
自然とと家庭内別居同然の状態になった。
それから諸々(チャイ子さんとは別の研修生と関係を持ったことが決定打)となり離婚決定。
結局チャイ子さんも不倫相手も自分の国に引き上げていったとか。
携帯を変更したため噂のロミオメールも届かず、今はどうしているか解らない。
今ならニラニラとヲチする程度の心の余裕があるのがちょっと残念。
でもあの日、もし義実家に行かなかったら今でも仲良く過ごせていたのかなとふと時々思うことがある。
乙でした。
結局不倫か旦那。なにがしたかったんだ。
研修生も本国に金引っ張れるだけ引っ張ったらトンズラだわな。
いまは幸せ?
コメント
そんな頭が悪い男と結婚したのが間違いだったな
やはり馬鹿の子供は馬鹿なんだな