「それ浮気じゃん、ﾋﾞ.ｯ.ﾁ.は☆☆の方じゃん！あんたの嫁はアバズレ！男たらし！プレイガール！」

人によっては性差別用語が在るので気分が悪くなるかもしれません
特に女性の方ごめんなさい

イトコの兄ちゃんがキモオタだった

そのせいでイトコの両親はすっごく困ってた
学校でも友達は作らないで一人ぼっち
休みの日は自室に引きこもって萌えフィギュア眺めながらグフグフしてるとかで
息子が何を考えているのか分からない、気持ち悪い…と

私としては自分もゲームするしアニメ見るし、趣味は個人の自由、って思ってたけど若干イラッと来ることはあった
イトコは「嫁は二次元に限る！」と宣言していて、三次元の女を執拗にsageてくる
前にふざけて「紙に書かれた絵じゃんｗ」と言ったら「はぁ？お前もたんぱく質の塊だろうがブス」と真顔で言い返されたっけな

前置きはここまで
事件が起こったのはお正月だったので、当時は田舎の爺ちゃん婆ちゃんの家に帰った

「なんじゃ、あの子は」

「今の子には、遊ぶところも大きいお店もなーんにも無い田舎は退屈やろうに、二人ともよぅ来てくれたなぁ」
とフォロー？したんだけどその後に
「○○ちゃん（私）も暇やろ。わしらに気遣わんと××くん（イトコ）と一緒に遊んどいで」
と続いてしまい
「そうやな、行っといで。すまんかったのう付き合わせてｗ」
と爺ちゃんまで加勢
（爺ちゃん婆ちゃんはイトコの珍行動を反抗期＆思春期と流し本性を知らないため悪気は無い）

私としても言われて断るわけにもいかなかったので渋々イトコの元へ行った

引きこもり先の部屋に入ると床には萌えポスターから同人誌から（それもいかがわしい内容）がぶちまけられ
テーブルの上にはイトコの嫁フィギュアが鎮座しており、イトコワールドが広がっていた

「あ、なんだお前も来たのかよ、つーか来るなよ、お前の場所なんか無ぇよ」
とか言われて、いつもなら無視するけどカチンときてしまったので

「あのさ、そのフィギュアって☆☆ってキャラだよね？」
「お前が☆☆の名前を口に出すな、俺の嫁が穢れるだろ」
「なにそれ嫁って気持ち悪い。ゲームのキャラじゃん。現実には居ないじゃんか」
「ふざけんな三次が生意気言ってるんじゃねぇぞﾀﾋねクソﾋﾞ.ｯ.ﾁ.」
「あのさ、☆☆ってこの前ＣＭで「あなたが好きです」とか言ってたんだけど」
「あれは俺に向かって言ったことであって」
「それってゲーム中でも言うセリフなんでしょー？☆☆には「あなた」がいっぱい居るんだー××くんの嫁なのにー
ゲームやった人みんなに好きって言うんだー私の学校の男子にも好きって言っちゃうんだー」
「」
「それ浮気じゃん、ﾋﾞ.ｯ.ﾁ.は☆☆の方じゃん！
あんたの嫁はアバズレ！男たらし！プレイガール！」

とか、もう思いつく限りの暴.言.を吐きまくった
イトコは
「くぁｗ背ｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠：」
と、本気で何を言ってるのか分からない叫びをあげて発強し
近くにあった置時計（結構重い）で私の頭をフルスイング
結構大きな音がしたらしく「何事だ？！」と下の階にいた両親が駆けつけ、絶叫
私倒れてる、凶器っぽい時計を持ったイトコ、後ろに広がる（キモい）イトコワールド、そら叫ぶわ

爺ちゃん婆ちゃんは「わしのせいじゃ～（遊んでおいでって言ったから）」「○○ちゃんごめんよぉ～」と泣く
イトコ両親は私と私両親に平謝りどころか土下座して「何でもします」みたいなことを叫ぶ
時計は衝撃のせいでもう使い物にならない
（底に「第４６回夫婦グランドゴルフ大会　第四位」とか書かれてたのに…）
ケガも出血はかろうじて無かったけど、あれから時間が経っても触ると凹んでいて痕っぽいのが残ってる

イトコはそれ相応の処罰は受けてもらい今はお医者さんのところに居ます
ご近所で元々ヒソヒソされていましたが、「年下の女の子にﾎﾞ.ｳ.力」という決定打のせいで噂だけでは留まらず完璧な村八分にされ、ついにおばさんも発強してしまい、イトコ家族は崩壊しました
爺ちゃん婆ちゃんは里帰りのたびに毎回ドン引きするくらいの（高級だったり、大量だったり）お土産を用意して待っている

復讐はキモオタにむかついたので嫁の☆☆をﾋﾞ.ｯ.ﾁ.と言い返したところ
絶対発強すると思ってたけど、ここまで破滅するとは思わなかったね
おかげで巨大ブーメラン食らってしまった…
でも他の☆☆ファンに申し訳ないので作品名とキャラ名は絶対書けない

うわ、ごめんなさい
続いてたのか…割り込んじゃったよ
本当にごめんなさい

>>780
いやいや、サクッとまとまってて読みやすかったよ。
修羅場だったね、お疲れさん。