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怪文書がプロジェクトメンバーに届きだした「(私)がチームリーダーと不倫している」と

シタ女
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10: 恋人は名無しさん 2007/11/20(火) 00:03:20 ID:taGHBCjw0


年齢は当時です。

私 26才 会社員
T男 34才 会社で私の所属するチームのリーダー
N男 28才 Tチームのメンバー、私の彼氏
S男 24才 Tチームの新人
M子 26才 Tチームのアシスタント

新しいプロジェクトに配属されたら、メンバーの中に私が社内の人には内緒でつきあっているN男がいた。
N男は仕事とプライベートを混同する人ではないし、私もそのつもりだから、同じチームで仕事をすることに問題はないと思った。ただ、社内では慎重に行動することを二人で約束した。

リーダーのT男としては、N男と私に主な仕事をさせながら、新人S男に仕事を覚えてもらう、
という心づもりだったらしい。

11: 恋人は名無しさん 2007/11/20(火) 00:04:00 ID:4DKzhbUg0

S男の教育を担当するのはリーダーのT男だが、実際の業務中に組んで
アドバイスするのは主にN男だった。

S男はかなりN男に絞られていた。私たちも新人の頃には同じように先輩にガミガミ言われて
かなり落ち込んだから、そういうものだと思っていた。
しばらくするとS男が会社を休みがちになった。
最初は、みんなが出てきている休日出勤の拒否。
その後は、月曜の欠勤。午前休の連絡が午後になってもまだ来ない、など、エスカレートしていった。

12: 恋人は名無しさん 2007/11/20(火) 00:04:41 ID:4DKzhbUg0

私たちの職場はかなりスパルタな雰囲気なので、新人がドロップアウトすることは少なくない。

それでも、チームリーダーデビュー直後のT男はS男のことをかなり気に病み、
N男に「もう少し優しく指導してやってくれ」と言ったり、私にこっそりN男の様子を尋ねてきたりした。
N男は自分にも他人にも厳しいタイプで、正論で相手を萎縮させてしまうところがあった。
本人が威圧しているつもりはなくても、他人に劣等感を抱かれやすい人なのだ。
S男は気が強い感じではなかったので、あまり良い組み合わせではないのだろうと思い、
私がN男とS男の間に入るようにした。

13: 恋人は名無しさん 2007/11/20(火) 00:05:37 ID:4DKzhbUg0

そんな時に活躍したのが、アシスタント(秘書みたいなもの)のM子。
M子は柔らかい雰囲気で、もう子どももいるんだけれど、とてもそうは見えない可愛らしい人。
なにかとS男に声をかけ、さりげなく彼の仕事ぶりを褒めた。

アシスタントはお茶くみとは違うんだけれど、
「ついでですから」と言ってコーヒーをいれてあげたりもしていた。
さてはT男からM子にも何か頼んだのだな、と思って、お礼を言うと、M子は、
「その程度のことでチームの雰囲気が良くなるんだったら安いものですよ」 と笑っていた。

16: 恋人は名無しさん 2007/11/20(火) 00:06:42 ID:4DKzhbUg0

少しするとS男はちゃんと出勤してくるようになり、それなりに仕事も覚え始めた。
昼間はときどき冗談も言うようになった。T男はすごくほっとしているようだった。
平和な空気もつかの間、職場で不審なことが起き始めた。

まず、遅くまでかかって作った資料のプリントアウトがなくなった。
資料自体のデータは残っていたが、大量のプリントアウトをしなおしてもらっている間、
M子がほかの仕事ができなくなり、それを配布するはずの会議が後押しになり、
といったゴタゴタが起きた。

17: 恋人は名無しさん 2007/11/20(火) 00:07:27 ID:4DKzhbUg0

並行しておかしなメールが届き始めた。
T男の不倫相手による告発文という体裁で、内容はひどいものだった。
私とN男、S男の三人がそれを受け取っていた。
M子にもそれとなく聞いたが、不審なメールなどはないという。

三人で話し合ってT男には黙っていることにした。
仕事上はタフなT男だって、こんなもの部下に流されたらショックを受けるに決まっている。
なにしろ新婚なのだ。
T男の上の管理職に直接報告することにした。

次は備品のノートパソコンがなくなった。外に出してはならない情報も入っているので、
会社ぐるみで対応することになった。表だって管理責任を問われたわけではなかったが、
そのパソコンを使っていたN男はとても落ち込んでいた。

19: 恋人は名無しさん 2007/11/20(火) 00:08:38 ID:4DKzhbUg0

それから間もなく、私たちが夜まで仕事に追われていると、守衛さんから電話が入った。
「T男さんの奥様が緊急のご用件だとのことでお連れしました」

その時同じ課に居残っていたのは私たちのチームのみ。
アシスタントは基本的に九時五時の勤務だから、部屋にはT男、N男、S男、私の四人。

なぜ携帯にかけなかったのかといぶかりながら、たしかに奥さんであることを確認し、
T男が対応しようと扉を開けた。
奥さんはT男をかわしてするりと中に入り、私のほうにまっすぐ歩いてきて、にっこり笑った。

「私子さんですね。この男の本性を教えてくださって助かりました。
私はこの人とは離婚しますから、どうぞあとはお好きにしてください」
「はい?」
一同ぽかーんとして、妙な間が空いた。Tが唖然とした声で言った。
「何を言っているんだ。勘違いしているみたいだから、外で話そう」

 

シタ女
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コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    名誉毀損で訴えなよ

  2. 名無し@2ch浮気速報 より:

    英語イニシャル誰が誰だか分からない
    偽名でも名前なら分かるんだけど。

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