日本でサッカーのワールドカップがあった頃、
俺が高卒で倉庫会社に入り、リフトを運転してた。
俺以外にも高卒で入った奴は男女10人ずつの20人。
同僚が20人いるということだ。
その中でカップルが幾つか誕生した。
女の子達は真面目に仕事をしていたが、男は半分以上が喋ってばかりで仕事してない感じだった。
そん中で俺は上司からは何故か期待されてリフトの免許もとらせてもらって給料も上がった。
そんなある日、会社の同僚の間で
「(俺)が同僚女子A子を狙っている」
という噂が流れた。
A子というのは同じく同僚A男の彼女である。
事実無根なので気にせず仕事してたんだが、ある日の会社終わりに同僚男5人に囲まれた。
で、彼氏A男に胸ぐら捕まれ
「おい、俺の女に手を出したら承知しねーからな」と言われた。
俺がいくら「狙ってない」と言っても聞き入れてもらえない。
最後は顔に唾を吐かれた。
それ以来色んな嫌がらせを受け、事あるたんびに「辞めろ、辞めろ」と言われた。
あとで聞いた話だが、根も葉もない噂をたてたのは男連中で、上司から気に入られ、資格を取り、給料も上がったのを女の子達が
「俺くんってすごいねー」と、言ってたのが気に食わなかったらしい。
ああ、だから別の同僚男に
「お前という魔の手から女の子たちを守る!」と言ってきたんだな。
あほか。
と、そんな小学生から脳ミソが発達してない連中にいたずらしてあげることにした。
この会社、リフトを運転出来るのは俺とおやっさんの二人。おやっさんはもう定年を超え、若い奴に伝授してから辞めたいと。
俺に色々教えてくれて「お前は一人前!頑張れよ!」と涙流しながら言ってもらった。いい人だった。
おやっさんが会社を去っていったその翌日の朝、
「同僚連中に嫌がらせされまくって精神的に参ってしまった。申し訳ないが一ヶ月休む」と会社に電話してぶった切りお休みした。
おやっさんが会社を辞め、唯一リフトを運転出来る俺が休んだことにより、誰もリフトを運転出来る者がいなくなって会社は大混乱。
一週間ほどケータイの電源を切って実家に帰り、野球とかサッカー見に行ったり釣りに行ったり旅行したり休みを満喫。
電源を入れたとたん会社から電話がかかり出てみると、事情聞きたいってことで会社に行った。
で、事情を全部話したら同僚男連中は違う部署に配置替えするから戻ってきてくれと言われ、翌日会社に行ったら本当に男連中は違う部署に移ってた。
しかし、腹の虫が収まらなかった俺はさらに嫌がらせを思い付いた。
「俺がA男の彼女を狙ってる?だったらホントに狙ってやるよ」
と思い、美容師やってる悪友に連絡を取って髪型からファッションに至るまで、ダメ出し喰らいながらすべて変えてみた。
次にクルマを購入。
同僚男連中、免許はあったけどクルマを持ってる者は一人もいない。
ましてや、クルマがないと生活できないこのクソ田舎である。
同僚男達は俺の愛車ヴォ○シー見ながら呆然としてるあの間抜けな顔は面白かった(笑)
仕事もさらに資格を取ってさらに給料アップ。
で、 ちょっと自信がついたので女の子連中に話しかけるとみんなと仲良くなり、すぐにA子とも仲良くなれた。 昼休みに同僚女の子と話していると、A男は浮気はしてないがA子に対してメール等連絡も少なく、友達と遊んでばかりで寂しいとのこと。
それで俺はA子の相談を聞いたり、仕事のアドバイスしたり、こまめにメールしたりしてくうちにA子は完全にA男と心が離れ、ついにお別れとなった。
断っておくが、それまで体の関係はない。 こっちが不利になるのでな。
まあ、A男は「浮気だー浮気だー」言ってたけど(笑)
で、俺が新しい彼氏になってやるよ!と啖呵切ってお付き合いに至り、略奪成功。
まあ、色々あったけど入籍して今は男の子のパパです。
A子は男運が悪いようだな
>>342
あなたのような人を勇者と呼ぶのか。
しかし部分的に話が電車男みたいで面白かったよ。ありがとう。
乙! (^o^)ノシ
幸せにな!
リフト運転は一子相伝かよ
二、三日講習受けてゲロ簡単な試験一回受けたらすぐ運転できると思うけど
資格なくても敷地内なら乗れるんだっけ
コメント
アイタタタ、、、
フォークリフトなんてすぐに免許取れんじゃん
つーか、倉庫は私有地だから、無免許でもそうそうは捕まらないってw