似たような話を読んだことがあるけど投下。弟が弟の彼女(以下A)に頭を丸坊主にされた。
登場人物(当時)
私…28歳、しがない現役工場作業員
弟…21歳、フツーの大学生
A…23歳、弟の彼女、サークルの先輩
弟とAは大学のサークルで知り合い、そこから交際を始めた。
Aのが一つ学年が年上なんだけど、大学で単位もろくに取れてないみたいで卒業も危うかったらしい。
なんとか卒業したらしいけど、肝心の就職先が見つからなくて浪人状態。
それらに関するストレスからか、交際から一年過ぎたあたりから弟への態度が豹変した。
わがままが多くなり束縛の毎日で、それが弟の身体に影響を及ぼし始めた。
アノレ中、ストレス性胃潰瘍と段々やつれていき、体重も激減していた。
私は薄々弟の異変に気付いていたが、弟からは何も言わないし弟に聞いても「なんでもない」「疲れてるだけ」と言葉を濁されて終わってしまう。
そんなある日、弟が丸坊主になって帰って来た。
弟に聞くと「自分でやった」とまた濁されてしまったが、自分から丸坊主にするようなタイプじゃなかったのは分かっていたから、誰かにされた、というのは簡単に予想がついた。
「これ以上やつれていく姿を見るのは耐えられない。誰かから何か危害を加えられているのは分かってる。お願いだから本当のこと言って」と弟に強く懇願すると、今までに積もりに積もったものが爆発したのだろうか、ワーワー泣きながら全てを話してくれた。
丸坊主の原因はAらしい。
実はこの事件の数日前に私と弟二人で外出していた。
それをAが目撃し、弟に浮気の疑いをかける。
弟は何度も否定したが信じてもらえなかったようで、「私の彼氏として相応しくない事したからその戒め」という事で有無を言わせず丸坊主にされたんだと。
この時の私の心情としては、Aに対する猛烈な怒りは勿論だが、そんな被害にあってた事にもっと早くに気付いてやれなかったことや、私に心配をかけまいとして弟が長期間自分一人で問題を抱え込んでいたことに悲しみさえも覚え、何が何だかわからなくなっていた。
けどこのままやられっぱなしなのは嫌だから復讐を決意した。
内容はAの寝込みを襲うというもの。
弟から合鍵を貸してもらい夜中(早朝?)の5時ごろにAのマンションに突撃。
起こさないように忍び足でAに近づき、マウントみたいな体制になったところで顔面に正拳を食らわせて起こした。
Aは驚いた顔をして絶叫したが、またグーで顔面をナグって黙らせ、自分の顔を指差し「この顔に見覚えあるよな?数日前に弟と一緒にいた顔だ。弟は何度も言ってたんだよな、この顔が姉だって」と言った。
するとAは一瞬怪訝な顔をしたが、ハッとして、「え…それがどうかして…」と言ったので、「お前さ、今更バックれられるとでも思ってんの?証拠もキッチリおさめてんだけど。」と、携帯に保存しておいた丸坊主の弟の写真を見せながら言った。
「今からK察行こうか?な?これもう立派な傷害罪だからさ。んでアンタも成人してるし通報すればすぐに前科持ちだねw」と口調だけ優しくして言っといた。
Aはみるみる涙目になって「違うの!だから◯◯(弟の名前)が私の理想の彼氏らしくなかったから…」と喚き出したが数発ナグるとすぐ黙った。
そろそろ本題に入ろうと思い、「なら私がアンタを丸坊主にしても文句は言えないよな?アンタは私の理想の義妹じゃないからな」と言い私は鞄からバリカンを取り出した。
案の定Aは絶叫したので、すぐそばにあった目覚まし時計を強引に口に突っ込んどいた。前歯が折れたらしいけど知らね。
静かになったところでAの頭をバリカンで徹底的に刈っといた。
ついでにその写真を何枚も撮っといた。
所々に傷がつき、つるんつるんになった頭でわんわん泣くA。
最後に胸倉を掴んで「今まで弟を散々苦しめたんだ。K察にぶち込まれなかっただけでもありがたいと思え。今度弟に近づくならタヒぬ気で来いよ。」と伝えておいて帰った。
以後、Aと弟は別れてAは私達の前に一切姿を現さなくなった。
その後、弟は無事に大学を卒業し、現役でそこそこの企業に就職した。
そこの就職先で気になる人が出来たらしく、たまに真っ赤な顔でそんな話をしてくる。
以上が復讐談です。でも頭の悪い女の文章なんで分かりにくかったでしょうし、あまりスカッとしなかったですよね。駄文でごめんなさい。
いやいや素晴らしいお姉さんだ!
>K察にぶち込まれなかっただけでもありがたいと思え。
これよく言えたな…
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