友人は毒親持ちのダメンズウォーカー。
けなされてナグられて育ったから自己評価が異常に低く、口癖は
「バカでごめんね」
毎回、
『どこのクズ男品評会から拾ってきたんだ?』
って言いたくなるようなクズ男と付き合っては貢がせられ、ナグられ、浮気されて捨てられてた。
捨てられると家に戻り、毒親に貢がせられ、ナグられ、また彼氏を見つけ…の無限ループ。
その何代目かの彼氏に、なぜか私はすごく嫌われて、悪評を言いふらされた。
それが非常にムカついたので、友人に
「あいつと付きあい続けるなら、私はあんたと友達を続けていられない。
どっちを取るか選べ」
と迫った。
友人は
「選べない」
と泣いたから
「じゃあサイナラ」
と一方的に縁切りした。
一ヶ月後、友人からショートメールが来た(メールは拒否してた)。
「(私)ちゃんを取る」
という内容だった。
私は友彼が流した悪評で迷惑し続けていたから、
「口だけなら何とでも言える。
行動で示せ。
私を取ると言うなら今すぐ来い。
あの男でなく今後は私に尽くせ」
とメチャクチャな返事をした。
そしたら本当に友達が荷物をまとめて(と言ってもバッグ1つ)マンションに来た。
私はムカつき続けていたので、友彼への当てつけで
(友人をシ先脳し返してやろう)
と思った。
その日から友人を泊め、家賃代わりに家事をさせ、1つ終わるたびにメチャ誉めた。
「料理おいしい」「掃除うまい」
ありがとうも欠かさず言った。
「バカでごめんね」
と言うたび、
「あんたはバカじゃない。
あんたがそれを言う度、あんたと友達やってる私まで貶めることになるから言うな」
と言った。
『(友人)は可愛い』『気が利く』『きれい好きだ』『(友人)がいて助かる』と言い続けた。
週1でプリンやケーキを買って帰り、誕生日を祝った。
友彼は一回電話してきたが、悪評を流した自覚があったようで、私と友人が縁切りしたのも知ってたからそれっきりだった。
友人はさすがに友彼のとこへは帰らなかったが、何度か毒親がいる家へ戻った。
そのたびド.レ.イ.扱いされて、数日で戻ってきた。
「親に会うのは自由だけど、私のマンションに住んでることだけは言うな」
と釘を刺しておいたから、友人はバラさなかった。
口は堅いんだよね。
ある時、実家から戻ってきた後に友人がポロっと親の悪口を言った。
確か、
「下品で、一緒に歩くのが恥ずかしい」
みたいなこと。
(フーン)
と聞いてたら、
「前からずっと恥ずかしかった。
大声で悪口ばっか言って、公共マナーがひどくて、金使いが荒くて、一緒にいたくない」
とドバーっと話し始めた。
コメント
なにこれ?
どう?ワタシめっちゃいいヤツじゃね?
みたいな感じか?
GJ乞食か?
偽善だろうが自慢だろうがGJ乞食だろが1人の人を沼から引っ張り出してんだから良いと思う。