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【修羅場】友子の話す彼氏の今日の服装が、私子の彼氏とまったく一緒だったのだ。【ワロタ】

サレ女
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691: 恋人は名無しさん 2009/07/04(土) 00:34:50 ID:/yIqx2ey0


もうかなり昔の話を投下。修羅場とは言えないかもしれんけど。
私子 大学二年生
彼男 大学二年生
友子 大学一年生 私子の後輩

友子は高校の時の後輩で、私と同じ大学に入ってきた。
学部は全然違うので大学内で会うことは少なかったが、一緒に食事したり遊んでたりしていた。


ある日話してるうちに、友子は私子に彼氏がいることを知った。
『いいなー…私も欲しいです!』聞くと、二ヶ月前に彼氏と別れたらしい。
今現在気になってる人はいるとのこと。
それから私子はその男性についての相談や話をよく聞くようになった。
ある日、ついに告白した!OKもらった!という友子からの電話が。
私子も自分のことのように嬉しくなり、おめでとう!と言ったりしてた。

それからはお互いの彼氏の話でよく盛り上がった。
話してるうちに、彼氏同士が似たタイプだと言うことに気付く(見てる番組やファッションなど)。
会わせたいねwダブルデートでもする?と気楽に話してた。
ある日、私子が友子の話で不振に思った。
昼に友子は彼氏と会っており、私子も朝に彼氏と会っていた。


友子の話す彼氏の今日の服装が、私子の彼氏とまったく一緒だったのだ。
 
 



695: 691 2009/07/04(土) 00:54:30 ID:/yIqx2ey0

似たタイプでも、さすがに偶然にしてはできすぎてる。
まさかな…と思いながら、友子に『ねぇ…彼氏の写真今ある?』と聞いた。
ありますよ、と携帯を出して渡してくれた友子。
画面に写っている写真を見て、私子は本当に息をするのを忘れた。
写真の人物は間違いなく彼男ではないか。

固まってる私子を見て、どうしたんですか?と心配顔で言ってくる友子。
震える声で私子は『この人…彼男…。』と言った。
『何で名前を…知り合いだったんですか…?』と友子。
『ううん…彼氏…。』と私子が答えると、友子も固まった。
お互いしばらく目を見開いたまま、息をするのを忘れた。
それからぽつぽつと小さな声で話し合っていくと、私子の彼氏が私子とのデートを断っていたときに限って、
友子の彼氏は友子とのデートしていたのが判明(逆もあり)。
同一人物なのは確定。

喫茶店にいたのだが、二人とも号泣した。
今考えるとよく二人とも罵り合わなかったなと思う。
やがて店長が来て『お客様、御気分でも悪いのですか!?』と聞いてきたし。
ごめんなさい店長。

一ヶ月後、私子は彼男を家に呼ぶ。
私子は彼男に何も言わず楽しく会話。
ある時チャイムが鳴り私子はドアへ。

700: 691 2009/07/04(土) 01:11:11 ID:/yIqx2ey0

戻ってきて私子は彼男に『友達が来ちゃった!入れてもいいよね?』と言い、承諾をもらうとその友達を呼んだ。
にっこり笑顔で入ってきたのはもちろん友子。
友子の顔を見て『………あぁあー!!?』と叫ぶ彼男。
私子も友子と一緒ににっこり。

『この子友子って言ってね、私の高校の時の後輩で、私たちと同じ大学なんだよ。
学部違うから大学の中ではあんまり会わないけど、よく遊ぶんだ。』
『わぁ!私子さんの彼氏って私の彼氏と本当にそっくり!!
一度お会いしたかったんです!』と会話。
彼男何も言えなくて口パクパク。
私子たちにっこり。

『私子さんの彼氏さん見てたら彼氏呼びたくなっちゃった!』と友子は携帯で電話をかけ始める。
当然のように彼男のバッグの中から着信音。
固まってる彼男に代わって私子がバックの中から携帯を取り、電話にでた。
『もしもし、友子です。』『もしもし、私子です。』と目の前にいるのに携帯で会話。
お互いに電話を切る。

静まり返る室内。
にっこりはさすがにやめて二人で彼男を睨んだ。
冷や汗だらけの彼男は私子と友子を何度も交互に見て、やがて友子の方を向いて土下座。

703: 恋人は名無しさん 2009/07/04(土) 01:25:54 ID:/yIqx2ey0

『ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!私子とは別れるから別れないで下さい!』と叫んだ。
二人でポカーン。何故友子にだけ?私子には何もないのか?と。
私子は二番目だったのか…と分かり(今思うとそんなクソ男の評価気にすることなかった)私子は床に膝をつき号泣。
私子は泣いていたのでよく聞いてなかったが、友子は彼男の肩を蹴り、何かドナっていた。
友子も途中から泣いていた。
『出てけー!二度と私にも私子さんにも近寄るな!!』と最後に言ってくれたのは分かった。
逃げるように出ていった彼男。
残った二人で日が暮れるまで号泣。

それからお互いの携帯に半端なく彼男から着信があったが全て無視。
一度も彼男に会うことはなくなり、彼男が大学をやめたということを後から知った。

そんなこんなありましたが友子とは社会人になった今もよく会ってます。
あんなバカ男いたなぁ、とよく二人でシ酉の肴にしています。
読んでくれた人、支援くれた人有り難う。
書き込むのが遅くて本当に申し訳ありませんでした。

サレ女
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