ある人気作品が最近映像化され、職場で昼休みに同僚とその話題で盛りあがった。
その作品は少女漫画にカテゴライズされるんだけど、わりと男性読者も多いらしく
話題に入ってくる男性社員が数人いた。
すると、いつも私とB子(20代女)にケチをつけてくるA(20代男性)が
「あの作品は俺も見たけど程度が低い。理屈も何もあったもんじゃない。非科学的。
いかにもバカな女が喜びそうな低俗さだ、女が書いて女が読む作品はこれだから」と
ペラペラやりはじめた。
いつものことなので私とB子はスルーした。
しかし話題に参加していたC(20代男性)が怒ってBに言い返した。
「みんなが面白いと思って話してるのに、なんでいちいち貶しに来るんだ。
大体非科学的も何も、あれはギャグ漫画だろうが」
とけっこうな本気の反論だった。
Cを怒らせるつもりで言ったわけではなかったAは驚いてシドロモドロになっていた。
Aは咄嗟にうまく言い訳できず
「Cに言ったんじゃない。そこの2人に言った」と私をB子を指差した。
輪の中にいたD(30代男性)がすごくビックリした顔で
「え?なんでそんなことを(私)さんとB子さんに言う必要あんの?」と言い
その声の大きさやタイミングが絶妙で、課がしーんとなった。
B子がさらっと「Aさんはいつもそういうことを私たちに言いに来る人なんです」と言った。
Dさん「なんで?」
B子「なんででしょうねえ」
Dさん「なんでなんで?」
うまく説明できないんだけど、その「なんでなんで?」がおかしくて、みんなブッと笑ってしまった。
Dは絶妙な間と口調で物を言う人で、それだけで周囲に笑いを起こしてしまう。
その特性がいかんなく発揮された感じで、その時もワーっと笑いが起こった。
ブツブツ言いながら去るAに、Cと社員数人が「あいつあんな奴なんだな」と驚いていた。
Dはその後私とB子のところへ来て、袋入りのお菓子をポンと置いて
ニカっと笑って去っていった。
それで初めて「あ、Dさんて天然じゃないんだ」と気づいた鈍い私。
Dはトボけた人なんだけどすごく人気がある。てっきり天然ぶりが愛されてるのかと思ってた。
B子にそれを言うと「だからDさんはモテるんだよ」と言われた。
モテてることも知らなかった…。
いやでもあれはモテるわと思った。険悪になりかけた空気も笑いでおさまったし
Aが私たちにいやがらせを言うことも他の社員に自然と伝わったし、
全部計算だとしたらDさんカッコイイと思いました。
>>368
これはモテるわ。私限定かもだけどDさんの魅力が伝わってきたよ。
てかDさんって何歳ぐらいだろう?若くて独身ならかなりの遊び人かもw
>>368
うん、これはカッコイイ
さりげないのがポイント高い
コメント
多分Aは、報告者かBさんをロックオンしてる。本人は会話に入ってアピールしてるつもりなんだと思う。
女からみたら、逆効果でしかないけど、厨二病こじらせた妄想族には嫌われたことに気付いてないんでしょうね。
A「今日も会話が弾んだ(ニチャア)」