近距離別居の長男夫婦は共稼ぎしております。
わたくしは古い人間ですので
特に子どもの小さいうちは、
主婦は基本的に家にいるべきと思っておりますし、
自分はそうしてまいりました。
しかしながら息子たちは息子たちの人生ですし、
生活は別ですのでということで、
息子たち家族が協力して家庭を運営できるのならと、
口をさしはさむのは控えておりました。
ところが嫁は近距離にわたくしたちがいるので、
気軽に子守をしてもらえる、
家事も手伝ってもらって当然とあてにしていたようです。
孫かわいさということもあり、
昼間の孫の世話だけは引き受けましたものの、
孫を引き取りに来る時間がまちまちで
夕食もわが家で食べさせて欲しいと言い始め、
そればかりか嫁自身も
「わたしも夕ご飯におよばれしてもいいですか?」と、
夕食時を狙ったようにわが家にあらわれ、
食事まで済ましていくようになりました。
(息子は営業が仕事ですので、仕事がら外で済ませてくることが多いようです)
出費は当たり前のようにすべてわが家持ちです。
せめて気持ちだけでも食費を入れるとか、
皿洗いをするとか、食器を台所へ運ぶとか、
そのような気遣いは一切なしです。
たまに帰ってくる実の娘でも、ここまで横着なことはいたしません。
長くなるのでいったん切ります
その上、たびたび嫁の職場から電話がありまして、
「雨が降りそうだから(長男宅の)洗濯物とりいれておいて」などと言われ、
孫を背負ってあわてて洗濯を取り込んで縁側に入れておきますと、
「ついでにたたんでおいてくれれば助かる」などと、嫁は増長する一方です。
嫁に「わたくしはあなたの家政婦ではございませんよ」と釘を指しましたが、
「おかあさんったら、他人行儀なことを言わないで、
助け合いお願いします」などと、しれっとしています。
息子に苦情を申しましても、
「嫁もたいへんなんだから手伝ってくれ」
「近くに住んでやってるんだから
そのくらいしてもいいだろう」などとらちがあきません。
なにかと息子夫婦は「助け合い」という言葉を使いますが、
はっきりいって息子夫婦は助けてもらう一方で、
わたくしどもが助けてもらうことは一度もありませんでした。
娘のお産のとき、長期に家をあけるので、
ふだんはお世話しているのでこのくらいはいいかと、
バラの鉢3鉢の水やりをたのんでおきましたのに、忘れて枯らしてしまいました。
ちなみにそのバラはいつも見事な花を咲かせてくれていて、
嫁に乞われて何度も切り花を差し上げておりました。
3日に1度程度の花への水やりすらしてもらえない息子夫婦に、
老後のことなどは任せるつもりもなく、
老後は施設で暮らせる程度の蓄えなどの準備はもう済ませております。
いつまでもわが家に甘え続けるだけの態度が明白な長男夫婦に対して、
孫が中学に上がった時点で、
「これ以上の世話は一切しない」と宣言しました。
孫をあずからなくなってから、
長男夫婦はわが家に入り浸ることはなくなりましたが、
相変わらず嫁からの「洗濯物をいれて」
「布団をいれて」の電話はやみません。
洗濯物だけならいざしらず、
老いたわたくしにはふとんの移動は非常にこたえます。
梅雨明け近いある日、嫁からのメールを無視しまして、
大洗濯をした長男一家の洗濯物を取り入れずに放置しまして、
わたくしは友人との観劇にでかけさせていただきました。
その日は昼過ぎから豪雨がひどくて、
長男宅の衣替え後の洗濯物と、
布団・毛布一切はずぶ濡れ、泥まみれになっていたそうでございます。
長文エラーが出ましたのでここで切ります
これで最後です。
「おかあさん、ひどーい」との
嫁の金切り声が留守電に残っておりました。
わたくしはそもそも長男一家の家事には口も出さない代わりに
手も出さないと何度も宣言しておりましたので、
その旨を息子に伝えまして以後無視いたしております。
長男嫁はその後わたくしに家事をたのむことはなくなりましたものの、
ご近所で会っても目をそらし、
挨拶ひとつするでなくなってしまいました。
幼年期母親のように愛情を注いだ孫とは
今でも良好な関係が続いておりますし
息子は常識的な範囲でわが家とのつきあいを続けております。
嫁のことは残念ではございますが、
嫁のペースで振り回されると寿命が縮まります。
淋しい気持ちはありながらも、
これでよいとわたくしは割り切っております。
わたくしは子どもたちに干渉をしたくもないし、
頼りたくもないかわりに、世話をしてほしいなどとも思いませんので。
嫁がうるさく言ってこなくなり、正直、スカッといたしております。
>>30
姑さんもたいへんですよねー。
老後もきちんと準備なさっておられるようで、素晴らしいです。
遠慮のない馬.鹿には関わらなくて正解。乙でした。
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