あのとき修羅場にしておけばよかったお話。
結婚して2年目のこと。
ダンナの携帯が夜ひんぱんに鳴るようになった。
相手は、夫婦共通の知り合いAさん(人妻)。
「今みんなで飲んでるから出てこない?」とか、
内容はまあ他愛のないものだった。
それから夜にメールが来ては返信、来ては返信するようになったので、
「またAさん? なんだって?」と聞いてみたら
「彼女、子供ができにくい体質で、今回もできたかと思ったら
すぐダメになっちゃったって・・・」とダンナ。
そんなのは同性の友達にでも相談しろ!
うちのダンナは産婦人科でもあんたのカウンセラーでもないんだよ!
と思ったが、口に出すと人でなしに思われそうで黙っていた。
<続く>
そのうち、寝た後にもメールが来るようになって、ダンナが起きて
ごそごそやっていたが、Aさんの話を聞かされるのも嫌だったので
放っておいた。
で、そんな日が続くうち、どんどんメールはエスカレートして、
夜の最中とか、深夜二時過ぎとか、朝まだ寝てる時間にも来るようになって。
頭に来たわたしは、ダンナがフロに入ったすきに、ついに携帯を覗いてみた。
<続く>
見て、あまりのことにびっくりした。
朝は「おはよ~! 今日もお互いお仕事がんばろうね」
昼は「休憩中だからメールしちゃった。ご飯何食べた?」
夜は「おやすみ~。また明日ね!」
毎日毎日、ものすごい数の彼女からのメール。
その合間に「今日はごちそうさま!」「楽しかった~。また飲みに行こうね」
もちろんその日付は、ダンナが残業だとか会議だとかで遅くなると言ってた日。
きわめつけは「XXクン(ダンナの名前)との赤い糸は、いつ繋がるのかな?」
これを見て、わたしはキレた。
ダンナに「浮気するなら、携帯メールくらい消去した方がいいよ。サヨナラ」と
書き置きを残して、自分の車で家を出た。
<続く>
家を出て、どこへ行くあてもなかったけど、とりあえず実家に帰ろうと思った。
車で高速使って5時間の距離。
深夜に運転なんてめったにしないし、高速なんて数えるほどしか乗ったこと
ないけど、とにかくどこかに行きたかった。
時々泣きながら運転して、ちょうど半分くらいの地点のサービスエリアで休憩中に
自分の携帯を見たら、ダンナからの着歴が何個も残っていたので、「いま実家に
向かっている」とだけメールした。
ダンナからすぐ返事が来た。内容は「おまえが家を出ることはない。悪いのは自分だから
自分が家を出る。どこか違う土地に行くので、保険証といま家にあるお金のうち~円は
持っていく」というもの。
バッカじゃないのこの男!?
いい年して、カミさんが実家に帰ると言ったくらいで、なんで自分が失踪するのよ!?
<続く>
「悪かった、もう浮気しないから戻ってきてくれ」という言葉が欲しかったのに。
わたしは慌ててダンナに電話した。
ダンナは、もう着替えも荷造りした、特にあてはないけど夜が明けたら出ていく、
今まで世話になった、おまえならもっといい相手が見つかるから、としか言わない。
ついにわたしは言ってしまった。
「・・・これから戻るから。それまで待ってて」
・・・結局わたしは家に戻って、ダンナの顔を見てわんわん泣いて、
「出ていくなんて言わないで」と止めて、仲直り行為をして、明け方寝た。
<続く>
それから2年たった今現在。
家出未遂の一件以来、「女房は自分に惚れてるから何をしても大丈夫」と思っている
ダンナは、何人もの女と浮気を繰り返している。
何も言えないわたしは、時々携帯を盗み見ては、そうかこの日はあの子とデート
だったのか、とか、この名前は知らないけど、新しい人かな? とか、
無感動にそれを眺めている。
もう、怒る気も泣く気も問いつめる気もしない。
経済的にも一人でやっていけるし、離婚するべきなんだろうな、と思いつつ、今晩も
帰ってこないダンナを待っている。
・・・あそこで心を鬼にして、実家に帰っていれば、そのときは修羅場で大変なことに
なったんだろうけど、こんな風に心の中に闇を抱えて生きていくことも
なかったんだろうなぁ。
深夜の長文失礼しました。
そのツラサ、お察しします
>>461-466
このカキコで踏ん切りをつけて、【追い出す】ことをお勧めする。
アホとしかいいようがないね。
>>469
禿同
コメント不要、ただのアフォ
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