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彼男は中糸色動画を見てトラウマになり二十歳まで童×だった。 しかし行為の味を覚え暴走する。

サレ女
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277: 恋人は名無しさん 2012/05/02 (水) 21:16:10.92 ID:eIPw3OLzO

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登場人物

・私子
・彼男(顔だけのクズ)
・A子(私子と彼男の部活の後輩。天然)

私子と彼男は大学二年生で初体験をした。
彼男はイケメンで今まで6人と付き合ったが、中糸色動画を見てトラウマになり二十歳まで童×だった。
彼男は行為の味を覚え暴走する。
なんと、私子との共通の後輩のA子に手を出したのだ。
当時、彼男と私子が付き合っていることは、部活の皆には内緒だった。
部長と副部長だったので、ケンカの時に周りに影響を与えてはいけないという配慮をするためだ。
いうなれば、A子も被害者だったのだ。

279: 277 2012/05/02 (水) 21:27:02.31 ID:eIPw3OLzO

私子もうすうすA子が彼男に好意を抱いているのには感づいていた。
しかし肉×関係があるとは想像だにしていなかったので、あえて気づかぬふりを決め込んでいた。

ある日の午後、私子が彼男のアパートに行くと、彼男が迫ってきた。
私子が応じて、事後に服を着ずにうとうとしていると、視線を感じる。
見やるとそこにA子がいる。
手には果物が入ったスーパーの袋。
女と女がしばし呆然と、お互いがそこにいる意味を把握しかねていた。

281: 277 2012/05/02 (水) 21:43:21.57 ID:eIPw3OLzO

バイトに行く時間だった私子はとりあえずアパートでる支度をした。
玄関に立って気がつく
どうしてA子が合鍵を持っているのか…

しかし彼男・A子になんと言うべきか、整理がつかず、とにかくバイトへ急ぐ。

部屋には服も着ずに「まあそういうことだから…」とA子に告げる彼男。
天然のA子はやっとドサッとビニール袋を落とした。

283: 恋人は名無しさん 2012/05/02 (水) 22:01:39.66 ID:eIPw3OLzO

土曜日

大学の部活の活動日になった。私子は
・彼男がA子と浮気したという事実
・A子は浮気だとは気づいていなかったハズ
ということは理解出来たのだが、何と言って彼男とA子に話を切り出すか判断しかねていた。

部活に顔を出すと、後輩の女子達(A子と同級生)が駆け寄ってきた。
「私子先輩!彼男先輩がA子を弄んだんですよね!?」
「私子先輩もA子も可哀相…」
なんと、交際は秘密にしていたつもりだったが
後輩女子たちにはバレバレだったらしい(A子は天然なので気がつかなかったそう)

そこにA子がやって来る。
A子「おはよ~。あっ私子先輩おはようございます(o^∀^o)」
場に緊張感がはしる。A子を気遣って話題を変え、彼男の話は誰もしなくなる。
ガールズトークはいつの間にか、おっ×いの話になっていた。

287: 恋人は名無しさん 2012/05/02 (水) 22:18:23.00 ID:eIPw3OLzO

A子「私子先輩のおっ×い大きい~どうしたらそんなに大きくなるんですか?」
そう言った瞬間、彼男が部室にガラッと入ってきた。

部室の空気が止まった。
A子は精一杯明るく努めようと、言ってはいけないシャレを言ってしまった。
さらに途中で本人もそれに気づき絶叫してしまった。

A子「あっ…そっか!きっと毎日彼男先輩に揉まれているからぁあああ!?!!!」

それからほどなくして、A子も彼男も部活を辞めた。
彼男が部長の仕事を投げ出したため、部は参加予定だったイベントに参加出来なくなり顧問の教授がキレた。
私は教授に呼び出された。

294: 277 2012/05/02 (水) 22:32:28.18 ID:eIPw3OLzO

教授「話は聞いている。お前の監督が足りないから、彼男に浮気されるんだ。A子もお前のせいで傷物になった。可哀相に。部内の空気は最悪だ。俺は顧問を降りる」
私子は言い返せなかった。正直言い返したいことだらけだった。
しかし部の存続のため、何もかも至らない自分のせいだと遜り、教授に頭を下げた。
そしてモラハラ教授のお見送りをするとダッシュで彼男の家に向かった。
もともとこの日は彼男と話し合おうと言っていた。

296: 恋人は名無しさん 2012/05/02 (水) 22:42:07.45 ID:eIPw3OL

私子「教授が全部私のせいだって」
彼男「…」
私子「A子が部活辞めたのも、あんたが浮気したのも私のせいかな?」
彼男「…」
私子「私のせいかなあ?!ねえ私のせいかあああ!??」
私子は彼男の髪を掴むと壁に何度も叩きつけた。
それでも気が済まず、次は勢いをつけて蹴り飛ばし踏み付けた。
無抵抗の彼男が何故かグッタリしている。
流石に焦った私子。「大丈夫?」と解放する。
彼男は意味不明な言葉を呟いている。
さすがにヤバい。タクシーを呼んで病院に連れていった。

298: 恋人は名無しさん 2012/05/02 (水) 22:53:22.27 ID:eIPw3OL

病院について用件を説明すると救急の看護師さんが出てきた。
看護師「頭ぶつけた?そうは見えないけど…」
彼男は「サイレース」とうわごとを呟いた。
看護師さんが彼男の手に握られている強力な睡眠薬を発見した。
どうやら私子との話し合いを恐れて飲んだらしい。
私子は泣き崩れた。「どうして向き合ってくれないの…私ばかり教授に責められて…ちゃんと話合ってくれるって信じてたのに…」

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