前スレ501さんの投下をまとめてみました
私子:30歳、看護師
彼氏:30歳、医療メーカー勤務
るりさん:彼氏の浮気相手、21歳
私子と彼氏は20歳の時に、同じ大学(私は看護学課、彼は理系)の
サークルで出会い、付き合うように。
8年前、彼氏と同居していたお姉ちゃんの結婚を機に、私子が彼氏の
部屋へ引っ越し同棲スタート。
二人とも性格が穏やかな方なので、10年間ほとんど喧嘩はなし。
彼氏は無口で、口に出して好きだよ、などのアピールはなかったけど、
私も淡白な方なので特に気にならなかったです。
私はこのままいつかこの人と結婚するんだろうなと思ってました。
先週の金曜までは…
先週の金曜、私は夜勤でした。職場に着いた途端、気持ちが悪くなり、
夜にはもう我慢できない程に。
見兼ねた同僚から、今日は早引けするようすすめられ、タクシーで彼氏と
同棲している部屋に帰りました。
もう深夜だったので、寝ているであろう彼氏を起こさないように、
静かに部屋に入りました。
部屋は2DKで、玄関の横の部屋を寝室にしています。
玄関を開けると、寝室から女の人の声が聞こえてきました。
はあはあ言ってる声ではなく、なんというか激しい声。
彼氏の名前を呼ぶ声も聞こえ、私は息が出来なかったです。
私はしばらく固まっていましたが、どんどん激しくなる女の人の声に
耐えきれず、部屋から逃げ出しました。
ガタガタ震えながら、辺りをウロウロし、近くのファミレスに避難。
頭がごちゃごちゃで何も考えられませんでした。
この時、初めて2ちゃんに書き込みし、たくさんのあたたかい書き込みを読んで、
少し落ち着きを取り戻します
休憩所スレ住人さんの励ましを受け、私、同棲部屋に突撃。
部屋に入ると、彼氏と女の人は別の部屋でDⅤDを鑑賞中でした。
いきなり入って来た私に、女の人は驚きの声。彼氏は動じず。
私「この人誰?」
彼氏「…彼女」
私「彼女は私じゃないの?」
女「え?どういうこと?」
私が彼と10年付き合っていて同棲していると自己紹介すると、
女の人は泣き崩れました。
女の人は広末涼子似のすごくきれいな人でした。
そして、私よりもうんと若そうでした。
私が突撃した時、彼女は私のパジャマを着て、先日私と彼が二人で
選んで買ったハートのクッションを抱いてソファーで寛いでました。
ソファーで仲良く寄り添う二人の姿が、今も脳裏にこびりついて消えません。
私が同棲相手だと知った彼女は、泣いて泣いて、過呼吸のような
状態になってしまいました。
過呼吸になった彼女を、私は咄嗟に助けました。看護師なので、
放っておけなかったです。
普通の人が過呼吸を見たらタヒんじゃうんじゃない?と驚くようなもの
ですが、ここでも彼氏は動じず。
私の指示で冷静に袋を口にあてたり処置してました。
その後、彼女が少し落ち着くと、彼氏が
「とりあえず、この子家まで送ってくるわ、戻ったら話すから」と言い、
ぐったりした彼女を連れて、車で出て行きました。
私は目の前で起こったことが信じられず、彼氏をひき止めることもできず。
ひとり部屋に残され、呆然となってました。
部屋でひとりになると、急に悲しさがわいてきて涙がぶわぁと流れ出て
きました。それと同時に、頭がぐわんぐわん痛くなり、すごい吐き気が襲ってきて…
さっきまで二人が寛いでいた部屋にいるのが苦しくて、また部屋から
逃げ出しました。
そして、また2ちゃんに接続。書き込みながら、先ほどのファミレスに
また戻りました。
涙でボロボロの私の顔を見て、大丈夫ですか?と声をかけてくれた
ファミレスの若い女の店員さんの優しさがすごく心にしみました。
そして、2ちゃんの皆さんのアドバイスを受けつつ、彼氏に電話かけるも
電源切っているようで繋がらず。
メールで、今すぐ電話して!と送りましたが、連絡はありませんでした。
2ちゃん住人の皆さんから、誰かに相談してみたら?というアドバイスを受け、
彼氏のお姉ちゃんに電話をかけました。
お姉ちゃんは私たちよりも5歳年上の35歳。ご両親が小さい頃離婚されて、
お母さんが出ていかれたので、彼にとって母親のような存在でもあります。
また普段から、長く付き合っていても結婚しない私たちに、早く結婚
しなさいよ、と言ってくれたり、とにかくよく面倒をみてくれています。
非常識な時間に電話したのに、お姉ちゃんはすぐに出てくれ、ざっと
概要を話すと、ものすごく怒ってくれて、
すぐに私のいたファミレスまで駆け付けてくれました。
駆け付けてくれたお姉ちゃんと一緒に同棲部屋に戻りました。
部屋に着くなり、お姉ちゃんは、
「あいつがすっとぼけないように、女がいた証拠を探す」と言って
部屋を片っ端から捜索していました。
自分の弟のことを信じると言われてもおかしくないのに、私の味方を
してくれて本当に嬉しかったです。
私はお姉ちゃんが来てくれて少しホッとしたのか、へたりこんで何も
考えれず、ぼーとしてました。
そして、お姉ちゃんは、ゴミ箱から使用済みの避○具を見つけ、
泣きながら私に謝ってくれました。
私もお姉ちゃんにしがみついて、わんわん泣きました。
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