美奈子… 私、当時24歳
孝明… 私の婚約者 28歳
誠 … 私の中学時代の同級生 私達とも友達
和美 … 誠の彼女 ちょっと年下
佐々木 …和美の浮気相手
きっかけは誠が孝明と私に恋愛相談を持ちかけてきた事。
彼女の和美の詮索と束縛が異常に厳しくなり、
携帯チェックや毎時間のメール、家電への在宅確認コール等、息もできないと言う。
何故そうなったかと言うと、原因は和美の浮気で
仲直りはしたものの、自分にやましい事があると他人も怪しく見えるって感じか
「浮気してるんじゃないか」と疑っているという。
その日も男友達と飲みに行くと言って出てきたらしいが、本当に数十分に一度電話が来る。
「これは辛いねー」と色々相談に乗ってた。
その電話で孝明と私が一緒に居るとちゃんと伝えてあり、
和美も納得してると思ってたが、実際はそうじゃなかった。
数日後、番号を知らないはずの孝明の携帯に和美から電話があって
私が誠と浮気をしてると密告があった。
誠の後をつけたら私と誠がホテルに入ったって。
でもその日、私と孝明は孝明の両親の家に行っていてそのまま宿泊した日。
それを告げるといきなり電話を切られたという。
「行く所まで行っちゃった感じだねぇ」と話して、それを一応誠にも伝えた。
それから更に数日後、会社を出た所で和美と男性が来て
「ちょっと話したいことがある」と言うので一緒に喫茶店に入った。
この男は和美の元浮気相手の佐々木。
和美は佐々木に誠との恋愛相談をしてたらしい…
佐々木は「俺との事で彼氏との間がおかしくなったんだから、責任持って元通りにしたい」
とか言う全く理解できない理屈と正義感で、
私との話し合いに同席してきた。
そして「自分がしたからわかる」と前置きして
浮気や不倫がどれほど相手や自分を傷つけるか、とかなんとか語りだした。
この二人の間では、私は誠の浮気相手に決定してるらしい。
佐々木は妻子があるらしく、揉めに揉めて何とかやり直そうとしてる最中。
「あなたが責任を取るべき相手は妻子であって、和美さんではないと思いますが」
と言ったら、「事情はどうあれ和美(呼び捨て)が助けを求めてきたから」と斜め上。
それにどれだけ誠とは何も無い、邪推するなと言っても
「誠の浮気相手!」と言うのは決定事項らしく、
理詰めでアリバイ等説明しても聞く耳を持たない。
とりあえず2対1で不利な感じだったので、孝明に電話して来てもらう事にした。
人の多い喫茶店だったので、公園に移動。
泣きながらいかに自分が誠を愛してるか、どれほど結婚したいかと語る和美と、
それを慰める佐々木と距離を置いてベンチに座って待ってたら
孝明の車が到着、ホッとしたら一緒に誠が降りて来た。
固まる和美と佐々木。
誠は案外冷静に「まだその男と連絡とってたんだー」と言うと、
和美は「誤解はされたくないと思って言えなかったけど、色々相談乗ってもらってた。
もうそういう関係じゃない」と弁解、
佐々木は困ったような顔でキョロキョロしてた。
「そうなんですか、佐々木さん?」と聞くとうなずく佐々木。
そして「君が和美を悲しませたから相談に乗ったんだ。
この人と浮気してるのはわかってるし」
誠「何でわかるんです?」
佐々木「和美が確信してる」。
これ聞いて脱力した……
私は何度も説明したけど、彼女らに納得してもらえなかった事を誠に言うと、
誠は「俺をそこまで疑ってて、しかも不倫相手とまだ連絡とって。
嘘つきだな、お前」と和美にいい、
佐々木に「奥さん来ますんで。やましい事が無いなら平気ですよね」
この二人の不倫が誠にばれたのは、奥さんから誠に連絡が来たからだそうで。
青ざめる佐々木、そのままモゴモゴ言って帰ろうとしたが止められ、
うなだれてベンチに座る。
誠は和美に別れ話をし、和美は泣きながら抱きつこうとしたが
パッとよけられその場に転倒。
うずくまって泣きながら
「私の一回の浮気を許せなくても、自分は堂々と浮気するんだ!」とか言ってる。
誠は「もうお互いに信頼なんて無いだろう。お前は俺を疑ってる。
お前は俺との約束を平気で破って、まだ連絡を取ってた。もうムリだって」
酷い、とかずるい、とか信じてくれないなんて、とか言ってたな…
なんで不倫がばれた時点で別れなかったのか…
最後。
そうこうしてる内に佐々木妻到着、佐々木にビンタをくれ、和美の襟首掴んで
「もう裁判しかないな」。
そしてさっさと帰って行き、佐々木はその後を追いかけていった。
和美はそれを見てポカーンとしてた。
最後まで味方してくれるって思ってたんだと思う。
困った顔してたし、裁判なんて言うのも現実味が無かったんだろうな。
和美の中では結婚ってただの恋愛の延長上にあるものなんだと思う、と誠も言ってた。
私と孝明は蚊帳の外だったので、ちょっと離れた所に立ってたんだけど
和美は私の方に来て「何で誠だったのよ!誠と私の幸せを返してよ!」
と言ってカバンで○ってきた。
これほど説明してもやっぱり私は誠の浮気相手らしい…
後日談。
和美は誠へのストー力ーと化した。
佐々木は妻と離婚、そして佐々木は慰謝料として400万位払ったらしい。
さらに妻は和美にも慰謝料1000万を請求。
この事でさすがに親バレ、1000万は払えないとなり、調停やらなんやらで
結局親が和美の代わりに何百万かを支払ったらしい。
誠は和美の親に法的措置を匂わせ、
和美は親の監視の下で生活すると言う事になり、北の大地へ強制送還された。
私と孝明は結婚したが、「あわせる顔がありません」と、誠は式に来なかった。
誠のせいじゃなかったのにね。
和美と佐々木はシラネ。
お疲れ様でした。
思い込みって怖い・・・
うわぁ…お疲れ様でした。
それにしてもなんで浮気相手だと思い込んじゃったんだろうねぇ。
よくあるパターンで佐々木が吹き込んだんじゃね?
>>451
内容から見て、和美の思い込みと妄想だと思う
>>453
そうかな?
美奈子さんが相手と言わないまでも、
恋人いる相手の口説き文句として
向こうも浮気してるというのはよくある。
>>美奈子さん
この修羅場は結構最近のことなんですか?
私と誠は元々大して仲が良かったわけではないんですよ。
孝明と付き合ってから、孝明の趣味に誠が興味を示して、
孝明の入ってたその趣味サークルに誠が入った感じ。
けっこう体育会系な感じで仲良くしてる所なんだけど、
和美にはちょっと理解できなかったみたいだし。
それに女から紹介されて入ったクラ○って事であまりいい顔はしてなかったみたい。
私が紹介したのは婚約者で、クラ○に引き込んだのは孝明なんだけど…
でも多分発端はそこで、妄想をどんどん膨らまして行ったか、
それに佐々木が変な事を吹き込んで、更に大きくしたか、と思ってる。
恋人いる相手を落とそうとして、ってのも違うかな。
私が孝明を紹介したのは、和美の不倫も終わってからの事らしいし。
終わって、と言うか奥さんにばれて「もう会いません」と念書書かされた後。
誠と会ったのは、実家の近所で買い物してる時に偶然だったので、
それ以前の話は全く無いんですよ。
>455
全然。
もう5年ほど前のことです。
乙でした。
うまく縁が切れてよかったね。
>440
なんだその和美という電波女は。おまいさんたちに幸あれ。
>454
ちょwwwそれ佐々木違いwwwww
お前のせいで報告の中の佐々木が健介ビジュアルになったではないかwww
和美は自分が浮気したことを、相手も浮気した事で自分の中で帳消しにしたくて思い込んじゃったのかな
誠の事、好きなんだろうけど、自分が悪いことしたって認めたくなかったんだろう
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