長文な上に文章も御粗末なので、スルー推奨
俺:26・営業マン
A子:26・OL(婚約者・両親紹介済み)
友人:BとC・リーマン(二人共、当時は彼女梨)
俺と友人B・Cは苗字が同じだった事もあり、学生時代からの友人。
住まいも同じアパートに住んでいる。(俺の部屋を挟んで両隣がBとC)
ある日、俺の部屋に茶封筒が投げ込まれた。
表書きは「俺(苗字)様へ」差出人は匿名希望。怪しさ120%。
しかも、消印が無い。
中には定規で書いた文字で「彼方の彼女、浮気してますよ」と言う内容。
ちょうど俺が新しいプロジェクトに借り出され、デスマーチとなっていた時期だったので
不安でたまらなかった。
久し振りのデートの日、A子に軽い調子で「ひょっとして、浮気してる?」と聞くと
目を丸くして「とうとう、疲れが脳に回った?大丈夫?」と心配されてしまった。
あぁ、こりゃ真っ白だな…と思い、「ゴメン。こういう事があったもんだから…」と事情を説明。
A子は「世の中、暇な人がいるものね~」と大爆笑していた。
これで終われば笑い話で済んだのだが、そうはいかなかった。
それから、毎週のように茶封筒が投函されるようになったからだ。
中身は全て「彼方は騙されている」「彼女は浮気している」と定規で書いたような字で書いてあった。
投函される手紙のせいで疑心暗鬼になってしまった俺は、1ヶ月で10?近く一気に痩せた。
無理矢理休暇をとらされてしまった。(事実上、一週間の休みを貰った)
食事もままならなかった俺は、大人しく実家へ戻った。
玄関先で悲鳴を上げた母の顔を、俺は一生忘れない。
646: 恋人は名無しさん 2009/07/02(木) 12:06:13 ID:A/FIZPap0
俺両親に泣きながら事情を説明。
父がA子両親に連絡。A子とA子両親はその晩、直ぐに我が家へ来た。
俺の顔を見た途端に泣き出すA子。
A子は「俺!大丈夫か!医者には行ったのか」とワンワン泣く。
A子両親も「結婚式は急がなくても良い。体を大事にしてくれ…」と言う。
A子に抱きつかれボーっとする俺と、何と話を切り出すべきか悩む俺両親。
その晩は何の話し合いも出来ず、解散。
翌々日。部屋の掃除をして来てくれた母の手に例の茶封筒が!!
しかも大きさから、写真が入っているらしい事が予測てきた。
封筒を見た途端にゲーゲー吐く俺。胃液まで吐いて、最後は意識を失った。
気がついたら病院のベッドの上。
周囲を医師・看護士・俺両親・A子とA子両親と上司が囲んでいた。
「A子…」名前を呼ぼうとしたが、薬が効いていたのか、直ぐに眠ったらしい。
次に目を覚ました時は、ベッドの傍でパイプ椅子に座ったまま眠りこけるA子と
ちょうど見舞いに来た両親が居た。俺は丸3日間眠り続けたらしい。
A子を起こさないようにして、父と屋上へ。
「あのな…」真剣な表情で俺を見る親父とgkbrする俺。
親父はゆっくり深呼吸すると、俺に言った。
「A子ちゃんは良い娘だぞ。大事にしろよ」
「?」
「母さんと写真を見た。全くの別人だ。A子ちゃんじゃない」
「!」
「A子ちゃんは潔白だ。あちら様には、本当に申し訳ないと思ったが、
念の為に調査したから、絶対に間違いない」
「!!!」
嬉しくて、嬉しくて親父の前で子供みたいに泣いた。
周囲に人が居なくて、本当に良かった。
それから、俺はアッと言う間に回復。仕事もA子との関係も順調。
部屋は入院と同時に引き払って、今はA子と暮らす予定のマンションへ移っている。
退院後、BとCが退院祝いに呑みに連れて行ってくれた。
俺は「こんな事があってさ~」と笑って話した。BとCも「ありえん!」と大爆笑してた。
結局、今だに犯人は不明。
ただ、あのアパートには俺達を含め、同じ苗字の奴が5人住んでいたから、
残る2部屋のうちのどちらかだと思う。思うが、俺には関係無い。
部屋を移ってからは、茶封筒が投函された事も無い。
今週末にA子と正式に結婚するので、記念カキコ。
付き合ってくれた人、ありがとう。
ギャー!! 投下スレを間違えた。
スレ汚しスマン。忘れてくれ…
とうちゃん優しいな
弱ってるお前に負担かけさせないように嘘までついてくれて。
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