メモ帳に書き出したので投下してみる
俺と嫁の出会いは俺18歳、嫁8歳。
俺が高校3年のとき、当時26歳の兄貴が、28歳シンママの彼女と結婚した。
兄貴の結婚相手を紹介してもらったとき、義理の姉さんになる人の隣に小学生くらいの女の子がいた。
嫁 「は、はじめまして、嫁です。なかよくしてください。」
俺 「はじめまして。嫁ちゃんのお父さんになる人の弟です。僕のことは“おじちゃん”じゃなくて“お兄ちゃん”て呼んでな。」
このときは、まさかこの子が12年後の俺の嫁になるとは思いもしなかった。
結婚した兄夫婦は俺親と同居。
実家の1階に俺両親、2階に俺と兄家族という部屋割りで住んでた。
当時俺は受験生。志望校は東京の大学だったので合格後は家を出て、嫁に部屋を譲る予定だった。
同じ屋根の下で暮らしていたので勉強の合い間に嫁とよく遊んであげてた。
俺は志望大学に合格し、実家を出て一人暮らしを始めた。
2年後、兄家族が転勤で九州に引越し。
俺は大学卒業後、そのまま東京の会社に就職して、実家に戻らず1人暮らし継続。
俺が26歳のとき、再び兄貴が転勤で、勤務先は俺と同じく東京だった。
兄貴一家は俺の住んでるアパートから電車で10分くらいの場所に引っ越してきた。
兄家族とは、俺が大学進学後は年に3~4回会う程度だったけど、近くに引っ越してきてからは月に1回のペースで兄貴のマンションで晩御飯を呼ばれてた。
俺が27歳、嫁が17歳のとき、突然、夜遅くに嫁が俺の携帯に電話してきた。
俺のアパートの近くの駅にいるんだけど、アパートまでの道が分からないと。
急いで駅まで迎えに行き、こんな夜遅くにどうしたんだと訊ねてみると、
「お母さん(義姉さん)が浮気してて、昨日、家を出て行った。」
「今、お父さん(兄貴)は家でシ酉飲んでて、一緒に居たくないので家を出てきた。」
「行くところが無いので一晩泊めてほしい。」
と。
普段、家であまりシ酉を飲んでる姿を見せない兄貴が大シ酉飲んで酔っ払ってて、 話しかけても「うるさい、部屋に戻ってなさい。」としか答えてくれない。
不安になり、マンションを飛び出してきらしい。
とりあえず兄貴に電話するが全く電話に出ない。
話しを聞いてる間に終電も終わってたので、留守電に嫁を一晩預かるとメッセージをいれて、その夜は俺の部屋に泊めた。
翌朝早く、嫁は学校なので着替えに一度マンションに帰ると言う。
俺も兄貴の携帯に電話してみたが電話に出ないので心配になり、会社を休んで一緒にマンションへ行ってみた
部屋に入ると兄貴寝てたよ。泥
○して俺達が行くまで意識吹っ飛んでたわ。
起きた兄貴はすぐに会社に連絡して休みを取ってた。
「私も学校を休む」と言い出す嫁を学校に送り出し、昨夜のことを兄貴に話して、嫁を一晩泊めたことをまず侘びた。
兄貴は両親と義両親に電話して義姉が出て行ったことを告げた後、俺に今までの経緯を話してくれた。
当時35歳の兄貴が途中で泣き出してたよ。
兄貴のその頃の仕事は1週間毎に5日間の出張があるらしい(月~金まで会社に出たら、翌週の月~金は遠方に出張)。
で、その出張の間に義姉さんはパート先の社員と浮気してたと。
嫁が浮気に気付いて兄貴に密告
↓
兄貴が義姉を問い詰める
↓
義姉さん逃亡してパート先から間男も失踪
らしい。
事情や愚痴を聞きながら昼飯食べてたりしてたら、両親と義両親がやってきたので6人で話し合い。
(っても、俺は空気になってお茶酌み役になってた。)
兄貴は離婚を主張。お互いの両親もそれには同意。
だが、「嫁は自分(兄貴)が育てる。」と言い出した。
義両親が、「離婚するつもりなら、一旦、自分達が引き取って連れて帰るほうがいい。」
と言うのだが、兄貴は
「あの子は血は繋がってなくても俺の娘なんです。」
と渡したくない構え。
話し合いの結果、義両親が折れて、とりあえず、義姉さんが見つかってから今後の話を進めることに決定した。
ここで嫁が帰宅したので、肝心の嫁の意思を確認することになった。
嫁にこれまでの話し合いの事を話すと、
「転校したくないし(義実家は新幹線で1時間の距離)、お母さんが戻ってくるかもしれないから、お父さん(兄貴)と一緒にこのままここで暮らしたい。」
と言うので、まだ離婚が成立した訳でもないし、そのまま兄貴と暮らすことになった。
コメント
はい気持ち悪い
道程の妄想乙