長文の上に話がごちゃごちゃして判り難かったらゴメン
私が4~5歳の時、突然父親が家を出て行った
母親からは「お父さんお母さん『りこん』するから」とだけ説明された
小学校に上がってすぐ、母親にAという恋人ができた
Aは私の担任教師だった。当時で30手前くらいの独身
当然ながら児童の母親と担任の交際は世間的にはまずかったらしく、私は母親とA両方から口止めされていた
私もよく連れ出されたデートは、夜、かならず車で1時間以上離れた隣街
デート中、私はAに
「お母さんと三人の時は、僕のことは『Aちゃん』と呼んでね」
とニコニコと繰り返し言われた
Aは「ただ学校では『A先生』だよ」と念を押すことも忘れなかった
けれど、小1の子供にとって昼と夜で完璧に切り替えるのって難しいんだよね
ある日ついうっかり、クラスのみんなの前で
「Aちゃん」と担任を呼んでしまった
子供心に「まずい」と思い、その場はなんとかごまかしたつもり…だったんだけど
放課後、私はAに校舎の人目につかない階段に連れていかれ、いきなり胸倉を掴まれてビンタされた
「この糞ガキ調子にのりやがって」
みたいな事を繰り返し言われたような気がする
身体が浮き上がるくらいに胸倉を持ち上げられて苦しかったことと
往復ビンタを何発もくらって、生え替わりかけでグラグラしていた乳歯が抜けた事も覚えてる
私は本当にショックで泣くこともできず呆然
そこに鬼のような形相で
「この事は絶対誰にも、お母さんにも言うな」
と口止めされ、子供心に「今度はコ.ロ.される」と感じた
その後、私は少しおかしくなった
Aに首を絞められる悪夢を見て息苦しさで目が覚めることが何度もあった
原因不明の熱や腹痛で学校を休んだり、保健室登校が続いたり…
当然ながらAと母のデートに連れ出されるのも嫌がるようになった
母には「前はいい子だったのに、どうしたの」「何が不満なの」と繰り返し問われたが
「バラしたらもっとナグられる、コ.ロ.される」
という変な強迫観念にしばられていた私は
「A先生のことがきらいになった」
とだけ説明するのがやっとだった
私が嫌がったせいか、それとも他の理由があったのか知らないけど、Aと母の交際は自然と終わっていった
学年が上がって担任も代わり(本来は1、2年持ち上がりのはずだけど理由は不明)、私はまた普通に学校に行くようになった
……と、ここまでが第一の修羅場
第二の修羅場は中学に上がった直後に離婚したはずの父が家に戻ってきたこと
実は両親はまだ籍を入れていて夫婦だったこと
つまり母のAとの関係は不倫だったこと
父が可哀そうだと思ったらそもそも父の家出は愛/人と暮らすためだったこと
父が愛/人と別れた(振られた?)からヨリを戻すことにしたらしいこと
それを「お父さんとお母さんはお前のために仲直りするんだよ」としたり顔で言われたこと
今は独立しているけど実家に寄り付く気にはならない
あとAは子供の目から見てもおかしいと思ったらマジモンの精神疾患だったらしく
すでに退職して精神科に入院だか通院だかしていると聞いた
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まわりにキチガイしかいない人生