父の不倫を知ったのは俺が18歳のとき。
きっかけは俺のバイクの事故。
足を骨折し、手術を受けたので約3週間の入院となった。
日中は母が付き添ってくれた。父は毎晩俺を見舞ってくれた。
骨折そして手術の痛みが幾分治まったころ、暇を持て余した
俺は夜になってから部屋を抜け出し、病院の目の前にある
コンビニへ行ってみた。お菓子とジュースとタ.バ.コ.を買い、病院の
駐車場で夜空を眺めながら、一人で楽しんでいた。
そこに父の車が現れた。俺のいる場所は外灯から少し離れていて、
近くまで来ないと、そこに人がいると気がつかないだろう。
父が車から降りた。そして助手席のドアが開き見知らぬ女性が降りた。
二人は一言二言言葉を交わして病院の中へ入って行った。
意外な光景に呆然としていたが、病室に戻らないといけないことに気づいた。
1Fの薄暗く広いロビーにその女性が一人座っていた。
その脇を通り抜け、エレベーターに乗り込み部屋へ戻った。
父が待っていた。「う◯こしてたよ。」聞かれてないのに俺はそう答えた。
俺も父も、その女性の話は全くせず、いつものように父は帰っていった。
退院の日までに、同じことが何回かあった。
お見舞いを口実にすれば多少遅くなっても疑われないもんな
子供の見舞いを盾に密会を重ねる良いお父さんじゃないか。
退院後、理由は忘れたが、俺は父の会社に行った。大学と会社は
徒歩5分くらいのところにあり、松葉杖をついている体でも容易に行ける。
中に通され父の課へ案内された。父は席にはいなかったが、社内には居るらしく、
しばらく待つように言われた。肘掛のある座り心地の良い椅子だった。
机には引き出しが7つあり、そのうち一つは鍵付きの引き出しだ。
間抜けにも鍵がささったままだ。好奇心で引き出しを開けてみた。
手帳、名刺、何かの報告書・見積書・・・大したものは入ってなさそうだ。
金が入っていたらくすねるつもりだったが、小銭がいくらかあるだけだった。
引き出しの一番奥に、ビニールに入ったままの写真が無造作に置かれていた。
写真を見ると、あの女性が写っていた。父とツーショットで写っているものもある。
見たことがない場所、多分県外だろう。女性の浴衣姿の写真もある。
「やはりそういうことか。」そうつぶやき、写真を元へ戻す。
数分後、父が戻ってきた。訪問の理由・・・今思い出したが、大学の仲間とドライブ
に行きたかったので車を借りに来た・・・を告げ、車のキーを受け取り席を立った。
俺と入れ違いで、あの女性が来た。父と同じ課だ。上司と部下、よくあることだろ。
ショックはなかった。心の準備は十分に出来ていたし、父の不倫を知ったところで、
騒ぎ立てるような出来事でもないと思った。
あれから18年経ち、今では俺も36歳となり二児の父だ。
年齢に応じた肩書きと収入があり、一家の主としても一社会人としても
それなりの自信がついた。しかし不倫の経験はない。
俺が父を超える日は、まだ先のようだ。
お前も子供に入院してもらえよ
子供を入院させてやろうか?
>>455
相手の弱みに付け込んで、やっちゃえば良かったのに。
だな、その女を親父と共有できたのに・・もったいない
>>461-462
それは当時の俺には無理。
その女性は、おそらく30歳前後だったと思うが、
18歳から見た30歳は、おばさんにしか見えない。
今の俺なら全く問題ない年齢だけどね。
コメント
うわ、親子そろって屑かよ…
そんな遺伝子撒き散らすなや…(-_-)
親の金をくすねようとしていた屑の話だったのかこれは
んな都合のいい状況で都合のいい出来心で都合のいいものが見つかるもんかいw
バカじゃねーの
父親は不倫 その後はどうなった?
この人は 母親を蔑ろにした!
二人とも屑!