私には異母兄がいる。母親は、不倫の末に父と離婚したいと言い出した。

リアルではだれにも言えない愚痴。

私には異母兄がいる。
彼の母親は、不倫の末に父と離婚したいと言い出した。
父は「不倫相手と結婚するなら息子は置いていけ」と条件を出した。

そして数年後、父は見合いをした。
家業の都合上、妻がいないと体裁が悪いという理由だった。
後妻として私の母が嫁いできた。
そしてすぐに妊娠、女児を出産。これが私。
異母兄が１２歳の時だった。

実母に置いて行かれ、後妻が子供を産み、その子供を中心に新しく家族ができていく。
その中で異母兄は鬱屈を溜めていたのだと思う。
異母兄は、私に対する態度を日々変えた。

可愛がってくれる日もあった。
存在を無視される日もあった。
性/的なｷﾞ.ｬ.ｸ.待をされる日もあった。

親には言えなかった。
言ってしまえば酷いことになると思っていたから。

そして、異母兄はくるった。
周囲の人間が悪口を言う、心を読まれる、皆俺を笑っている。
俺の頭の中を覗くなと呟く兄に首を絞められ、そこからしばらく記憶がない。
気が付いたら異母兄は家から消えていた。
どうなったかは聞けなかった。

成人した時、父から顛末を聞いた。
異母兄は、彼の母方祖父母に預けられたのだそうだ。
あのような事件を起こした以上、
私と同じ屋根の下にはおいていられないだろうと、そういう判断だったそうだ。
入院と投薬を経て、症状が落ち着いた異母兄は、
近頃「妹に会いたい」と言うのだそうだ。

「お前、会うか」と父に問われた瞬間、吐いた。
胃の中身を全部吐きだして尚えずく私に、
父は「すまん、もう二度と言わん。一生会わなくていい」と言って部屋から退出した。

私はその後、就職して地元を離れた。
実家には一度も戻っていない。
結婚したが、顔合わせも結納も結婚式も、すべて夫の地元で済ませた。
苗字が変わるのは脱皮するようで気持ちよかった。

先日、地元市役所から封書が届いた。
異母兄が生活保護の申請をしたが、援助は不可能なのかという内容だった。
成人後受けたカウンセリングのおかげか、吐くことはなかった。
只々気分が落ち込んでいる。
血縁は結局どこまで行っても絡みついてくる。逃げられない。
夫が全てを知って尚愛してくれて、寄り添ってくれることだけが救い。
マリーセレスト号みたいに、実家と異母兄一族が消え去ってしまえばいいのに。

>>574
扶養照会というやつかな
あまり詳しくないんだけど、
「扶養できません、する気ありません。今後一切連絡不要。」とだけ書いて返送しちゃえばいいんじゃないかな
それ以外は全て無記入、サインも判子もなしで返送すれば対応してくれるとどこかで読んだ気がする
（間違ってたらごめん）

消え去って欲しい人間の事で心振り回されるのは辛いね
しばらくは落ち込んでしんどいだろうけど、無理せずにね

>>574
実母に捨てられて傷付いているのに、父親は世間体の為にって大義名分で後妻連れて来られたら情緒不安にもなるのは同情する。
父親や周りが異母兄を気遣いフォローを全くしなかった結果だな。
両親は異母兄が、妹を苛めているのは知っていたと思う。
我慢してくれれば、異母兄は落ち着くから止めなかった。
父親も後妻も誰も向き合わなかった。
親らしい事を父親も実母も後妻もしなかった。可哀想な兄妹だな