小学校2年生の夏休み、海に遊びに行った。
大人用の大きな浮き輪を買ってもらってテンションが上がった私は、
いつもよりずいぶん沖のほうで泳いでいた。
沖に行けば行くほど透明度が上がって水温は冷たくなって、
あんまり気持ちよかったもんだから、どんどん遊ぶ場所が沖のほうへ。
そして、ある一線を越えた途端、体が急に沖に持って行かれ始めた。
(後で知ったが、離岸流という陸地から離れる海流に乗ってしまったらしい)
その勢いは激しく、子供が浮き輪につかまって
パシャパシャ泳ぐくらいでは陸から遠ざかるばかり。
ものすごい勢いで沖合に持って行かれた。
そして私は、パニックを起こすと
固まって声が出なくなるタイプの子供だった。
幸い、すごい速度で遠ざかる私に
いち早く気付いた両親が周囲に助けを求めて、
地元の漁師さんが船で救出してくれたので助かったけど
親が目を離していたり、
漁師さんがいなかった場合どうなっていたやら。
助けてくれた漁師さん曰く、流されてパニックを起こし
そのまま溺れてタヒぬパターンもよくあるらしいので
本当に私は幸運だったんだと思う。
この経験により、流れる水に浸かれなくなりました。
あの自分の意志では全く制御できない流れというのは本当に怖かった。
皆さんもお気を付けください。
>>817
離岸流は岸と平行に移動すると離脱出来るって
知識が無いとパニックになるよね
わかってても流れが速くて怖いもの
>>817
本当に怖いよね、離岸流。
俺も九州の太平洋岸の海水浴場で、
3歳の息子を浮き輪に乗せて遊んでたら離岸流に乗ってたらしく、
思いのほか沖に出てた。泳ぎに自信はあったから、
浮き輪を引っ張って気合いを入れて戻ろうと泳ぎだしたんだが、
一向に岸に近づかないどころか、どうもまだ沖に流されてる!
確かにパニックになるね、あれ。
泳げる自信があるほど危ないっていうわけが分かったよ。
子供が一緒だったんで、
冷静になれ、冷静になれと自己暗示かけて、考えた。
離岸流にまともに向って勝てないことは分かった。
離岸流があるということは、岸に向かう流れが別にあるはずで、
それは湾になった海水浴場の真ん中にあるはず
岸に向かうんじゃなくて、湾の真ん中を目指せばいい、
と気づいて斜めに泳いだら、どんぴしゃであっけなく岸に戻れた。
子供は何も気づかず、無邪気にきゃっきゃきゃっきゃしてて、
特段怖い思いもしなかったようだけど
俺自身にとっては修羅場だったな
>>820
冷静ないい父親だ。
泳ぎが得意な人ってうらやましいな。
最近は川から土砂が流れてこないから砂浜の浸食が進んでて
侵食を防ぐためのヘッドランド(人工岬)が増えてるんだけど
その周辺では特に離岸流が発生しやすい。
パッと見、浅いし周囲を囲まれてて子供の遊び場にぴったり!
で、事故るパターンも。
子供なら膝まで足を海につけてれば、
簡単に海中に引きずりこまれる。
気を付けてね。
>>820
父ちゃん、かっけー。
何がかっこいいって子どもに一切悟らせてないとこだな。
すごいわ。
泳ぎが得意=海、川で泳げるではないよね。
冷静な対応出来てかっこいい父ちゃんです。
うちの旦那は学生の時に大会とか出れるレベルで泳げる人だけど、
海で泳いだことがなかった。
私は海、川で泳ぎを覚えたから
自己流だし下手くそだけど素潜りとかは得意。
新婚旅行先で一人でシュノーケリングを楽しんでた旦那を眺めてたら、
溺れて流されてくのみた時は本当に焦ったよ…。
使えない英語で助け呼んでから、救命胴衣持って飛び込んだ。
なんとかなったけど、それ以来私は海も川も怖くて遊べなくなっちゃった。
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離岸流は怖い!