昔話をする
ボウリョク表現ありなのでそういうのが苦手な人は閉じてください
話の中のハンザイ行為はすでに時効だと思ってください
もしくはネタ、釣りだと思ってください
途中に出てくるスペックはすべて当時のもの
昔話っていうのと肝心の私の記憶が曖昧なので適当に補完してます
フェイ クもあります
当時の私は女子高を出立てで第一目標だった都心の国立大学に入学できて浮かれていたと思う
高校時代の先輩の助言を受けて、学内では堅いサークルに入り
人脈とコミュニケーションの勉強を兼ねて、他大学の遊びサークルに掛け持ちで入っていた
自分の大学のサークルの話はここでは出てこないので、以下サークル、と言ったら他大学の遊びサークルを指します
その、他大学は自分の大学から自転車で10分ほどだったので通いやすかった
人の出入りが多く、特に募集の縛りもなかったので適当に選んだサークルだった
先輩方は気さくに話しかけてくれるし、比較的早く馴染めたと思う
遊び系サークルだけあって、チャラい男が多かったが、その分明るくもあった
女子高時代の私は彼氏こそいたものの基本的に喪女と変わらない生活で、はっきりいって同級生も引くほどのオタクだった
だから会話も巧みで軽妙なサークルの先輩たちにちやほやされていい気になっていたと思う
だから何も疑問に思わなかった
それを知ったのは新歓コンパの日だった
そのサークルは所謂や りサーだった
新歓コンパは、サークルの主催者の司会は上手いし盛り上げ役もいて陽気な雰囲気だった
ビンゴ大会みたいなこともあって、景品をもらったりしていた
私はプラスチック製の大きな石がついた指輪が当たった
バカ笑いしてる私の指に主催者がはめてくれた
あらかじめ「飲めないので」と断っておいたが、本当に断り続けるとせっかく盛り上がった空気が悪くなると思い、最終的に少しだけ飲んだ
私は未成年だったが、農村出身ということもあるのか正月などで親戚が集まると何かとシ酉を飲まされていた
陽気なシ酉だし、おっちゃんたちも私が倒れるほど無理に飲ませたりしなかった
だからシ酉には強かったと思う
が、シ酉に強いはずの私が、わずかコップ一杯のカクテルで眠ってしまったらしい
人間の五感の中で、嗅覚、というのが一番古い感覚器官と聞いた
この最も原始的な器官が、一番脳に訴えかける力が強いんじゃないだろうか
「臭い!」という感覚で私は目を覚ました
目の前にはサークルの主催者、部屋には他に3人、計4人の男たち
A・・・3年生?サークル主催者、新歓コンパの司会、細マッチョ?チャラい、金髪、ピアスじゃらじゃら、指輪じゃらじゃら、ゼンラ
B・・・3年生?ゴリマッチョ、日焼けで黒い、Aの友人らしい、ソフトモヒカン、おそらくこいつが私を運んだ、ゼンラ
C・・・2年生、柔道部体系、背は低い、こいつも日焼け、Bの高校時代の後輩らしい、A・Bの腰ぎんちゃく、金髪の短髪、上半身ハダカ
D・・・1年生、ヒョロガリ、不健康そうな顔色、Cの中高の後輩、着衣
私は下 着姿でベッドに押し倒されていた
その上に覆いかぶさるA
Aはタ.バ.コ.を吸うのか、不健康なのか、そもそも本人が臭いのかわからないが、とにかく臭かった
だから本当に「臭い」と言ったのかもしれない
「◯◯なんですが(←DQN系)書いていいですか」
の前振りで登場する書き込みって大抵断られても
「やっぱり吐き出します」とか言って
本当は聞く前にもう書き上がってる何レスにも渡る大長文を投下して
でも無駄に長いだけで結局何言ってるかわからなかったり
登場人物の設定紹介で1レス、1レス使って必ず「ここまで前提」で
やたら会話文が詳細に入ったり、その会話が8割無意味だったり
とにかくクソみたいにつまらないってのがもう定番化してるよね
>>249
まさにこれだな
>>258
しえんありがとう
状況を理解できない私だったが、後ろでBが笑いながら
「おい、目を覚ましちゃったぞ」と言っていたのは聞こえた
Aは「うるせーよ」とこれも半笑いだった
Aは、私の上にマウントポジションで乗っており、私が逃げ出せないと思っていたらしい
私は意識が朦朧としていたが、自分が危険な状況にあることは理解できた
AがBに向かって喋った瞬間、Aの腰がわずかに浮いた
このタイミングで私は体を起こしながらAの片手を手繰って横に回り、Aの下から抜け出してベッドを降りた
Bがまた大笑いして「逃げられてんじゃねーよ」
一緒になってCも笑っていたと思う「Aさんがんばれー」とか言ってた
Aはちょっとムッとしたけど、すぐニヤニヤしながらベッドを降りて私に近づいてきた
私は体がふらふらし、意識もはっきりしないので、壁にもたれ掛かってなんとか立っている状態だった
そして、壁にもたれ掛かる私にAが壁ドン
こんな状況じゃなきゃ笑い話にでもできるのに、と頭の隅っこで思っていた
そしてAがクサイ台詞を吐いた
その攻撃は
文字通り臭かった
FFの「くさいいき」くらい臭かった
とにかく台詞の内容よりも、息が臭い
私はそれに耐えられなくなり、もともとアルコ○ルで吐き気がしていたのもあり、盛大にリバース!
Aのものにゲロがかかる
私は「から揚げおいしかったのに」とか「これってM男さんだったら大喜びするプレイじゃない?」とかアホなことを考えていた
Aはびっくりして一瞬フリーズ
BもCもフリーズしていただろうが、一瞬早くBが再起動
今度は部屋中に響き渡る大笑い、Cもつられて笑う
「ゲロかけられてんじゃねーよ(笑)」
その台詞でAはキレたらしい
Aは私にビ〇タした
そして私の髪の毛を掴んで引っ張った
ここで私に2つのスイッチが入る
ひとつは、ビン〇によって朦朧としていた意識が覚醒したこと
もうひとつは、髪の毛をつかまれたことによる
私の出身高校は地元の人しか知らないような田舎の女子高だったが伝統はあった
そして伝統のせいか、不思議な授業があった
茶道、華道などを学ぶ選択授業だ
といっても近年は受験勉強に力を入れる生徒のために、普通科の授業も選択可能で、多くは国語や英語を選ぶ
私はアホだったので普通の授業なんてやりたくなかった
そして正座も嫌だったので茶道などは選ばなかった
残りの選択授業は、剣道や柔道など
これなら正座はあるけど、ずっとってわけじゃないし体も動かせるし
そして剣道の小手は臭い、と聞いた
結果として古武道を選んだ
伝統の型や護身術を学ぶのだが、結局生徒は女子しかいないので、ゆるゆるとやっていた
ただ、私はなぜかそれにハマってしまい、クラスで浮くほど型練習を一生懸命やった
そして外部から来ていた講師の先生に目をかけられ、無料でいいから週1で道場に来て学んでみないか、と言われた
無料に弱い私は、いそいそと通い始めた
これまた伝統の道場で、年配の方と小学生しかいなかったが、とにかく雰囲気が良くて居心地が良かった
調子に乗ってクッキーを焼いて行ったこともある
年配の道場生の方に、うちの孫の嫁に、とか冗談交じりで言われた
はっきり言ってモテキだった
私は更に調子に乗って練習した
学園祭のダンスの出し物ですらうまく踊れない私が、武道の型はなぜか綺麗と褒められた
褒められると調子に乗り、調子に乗ると練習するので、ますます上手くなっていった


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