大学を卒業して3年ほど一人暮らししてたんだが、奨学金の返済もあって生活はカツカツだった。
会社と並行してコンビニバイトもしてて、廃棄弁当貰ってたりもした。
本当は廃棄弁当は廃棄しなきゃいけないんだけど、店長が察して分けてくれてた。
そのコンビニに同僚のA子の弟がバイトしてて、私がそこでバイトして更に廃棄弁当貰ってたりすることを知られてしまった。
別にやましいことをしてるわけじゃないんだけど、ある日A子から「そんな人生私だったら耐えられない。惨めすぎて泣いちゃう」って言われて、更に「良かった?(私)さんじゃなくて?」って笑われたんだよね。
その時は「アホちゃうか」ぐらいの気持ちでスルーできたのに、帰宅してから思い出して涙が止まらなかった。
それから一年ぐらい経って、田舎から上京してきた友達と久しぶりに会った帰り、A子が男性と腕を組んで歩いているところを目撃した。
その男性がどう見ても彼氏と言うには年を取り過ぎてるので(60前後に見えた)もしかしたらチャンスかもと思って写メを撮って尾行した。
案の定ホテルに入って行ったので、ホテルに入る瞬間まで撮った。
写真を撮ったものの、有効な使い方が見つからず、身バレしても困るしでとりあえず保存だけしてた。
それから2ヶ月か3ヶ月か経ってたと思うけど、A子が取引先の男性と婚約した。
あの時の男性ではなく、噂によるとかなりの優良物件らしい。
父親が某超有名企業の重役さんで、本人も京大だか阪大だかを卒業してるそうな。
チャンスが来たと思った。
フリーメール使って漫喫からA子のアドレスに写真を送った。
A子のアドレスは会社で使ってるやつ。
同じ会社の人だとバレるのは別にいいと思った。むしろその方がA子にとってはこたえるだろうと。
取引先の男性の会社のアドレスは調べればわかるから、この写真を送られたくなかったら明日は、コートの下にチューブトップにミ二スカートで出社してくること。
胸の谷間には一万円札を挟んでくること。
始業ギリギリに出社して更衣室の前に事務所に入ってコートを脱いで、みんなの前でポーズをとること。
恥ずかしいことをするのを我慢するか、この写真をバラ撒かれるのを我慢するか選ぶのはあなたです。って。
正直言って、あの男性はもしかしたら父親だったのかも知れないから一か八かだったけど。
翌日A子は約束通りの恰好でやってきたけど、さすがにみんなの前でコートを脱ぐのは出来なくて一旦事務所に来たけど、すぐに泣きだして更衣室に向かった。
事務所では「なんだどうした?!」とザワついた。
とりあえずA子の涙で溜飲は下がったけど、約束は約束なので写真は丁重に婚約者に送って差し上げた。
やはり想像した通りの関係の男性だったらしく、婚約は破棄されてA子も退職していった。
ちょっとやり過ぎたw
ばらまかないで、相手にそっと送るだけにしたのは優しい
面白いw
嫌な事あったけどこちらまでスカッとしちゃった
494さんにご祝儀送りたい気分だわw
コメント
ケーキ屋さんのバイトでも、売れ残りをくれるけどなあ。
多分他のところでも、そういうところあるんじゃない?
今はそういうこともうるさくなったのかも知れないけど。