一郎の優柔不断な所に
逐一イライラしていたテツが別れ話を切り出そうと思っていた所に、
一郎から別れ話を持ち掛けられたらしい。
私子の時と同じように、一方的なメールで。
今思えば私子と別れる前の4月から連絡も減っていたし、
電話をすれば様子がおかしかったような気がする。
この頃から既にテツからモーションを掛けられていたのかもしれない。
どっちにしろ一郎とは話し合いたい。
付き合ってた頃に見破れなかったとは言え、今は一郎は友達。
今後の付き合いも考えたいと思い、その旨をテツに告げ電話を切った。
すぐに一郎に電話するものの、
バイト中でもないし、起きてる時間だったにもかかわらず留守電。
仕方なくメールしてみると直ぐに返事が来た。電話出ろボケ。
私子:全部聞いたよ。
一郎:ごめん…
私子:何に対してのごめんなの?
一郎:色々…
私子:色々じゃ分かんない。平気で又掛けてたのは認めるの?
一郎:うん
短いメールに急に気持ち悪くなった。
ちょっと好意を向けられたら平気で恋人を裏切って
よそ見できる神経を持った人間だと思うと、無理としか思えない。
ましてや話し合おうとする度電話に出ずに逃げる人だと改めて思うと
気持ち悪さ倍増。
そのまま返事は返さずに放置。
以降一郎と連絡を取ることは無かった。
しえん
支援ありがとうございます。
それから一ヶ月程経ってから一度、
テツと一緒に美穂の自宅にお邪魔した時
カレーを食べてる一郎をリビングで見た。
目が合った途端、俯いてカレーを忙しそうに食べ始めた事をよく覚えてる。
その姿がどうにも情けなく見え、
本当この男の何処が良かったのか?と思えて美穂に謝って退散。
そのままテツと都内で遊んだ。
今ではもう一郎も美穂もテツとも連絡が取れない。
テツに至っては一郎周りとは全く関係がない別の修羅場で一度大喧嘩して
お互い男泣きwしながら仲直りしたけど
大喧嘩を引きずって疎遠になり、今に至る。
私子も頭の中が修羅場になったものの、
それ以上に電話で全て打ち明けてくれたテツと、
カレーを食べてた一郎の心境がきっと修羅場だったと思う。
復讐でもすれば良かったと思うものの、
最近新婦友人の結婚式に参加したという同僚に写メを見せて貰ったところ、
偶然にも新郎が一郎だった。
話を聞けば、新婦が迫って逆プロポーズしたらしい。
カメラに向かって極上の笑顔を浮かべていた新婦の隣に立つ一郎は、
お世辞にも幸せそうだとは思えない顔だった。
受け身な所は治ってないんだなと思うと、少しザマァと思ってしまった。
もしかしたら逆プロポーズされた時の一郎が一番修羅場だったのかもしれない。
もう10年近く前の事でした。
長々と失礼しました。
>>436
D’ERLANGER好き?
狭い範囲でいざこざ作ってめんどくさい男
乙です
>>437
本当仰る通りです。
せめて目の届かない所でやってくれたらなぁと。
>>438
すみません、何て読むんですか?
気持ち悪い…
HOMO….
mixiみたいなネット上のコミュニティで
ネズミみたいに行き当たりばったりで番い会ってるのがキモイ
一郎モテモテなところみると相当イケメンなんかな?
>>442
どんな人間でも受け入れる一見優しい、実は自我というものがない男なんだろうと
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