婚約し、私が仕事やめると決まった途端、彼はひょう変した

 

５年以上前、Kという男と交際していて婚約までいった事があった

Kはサラリーマンだったけど実家（かなり遠方）は自営業
「結婚を機に地元に戻って稼業を継ぎたい。一緒に来てほしい」
と言われ承諾、当時勤めてた会社に結婚を報告した

その時点で９月、上司と相談し翌年の３月末で退職ということになった
仕事の都合もあって式と入籍も３月にすることに

Kはその時点までは凄く優しく頼りがいのある人で、ついていく事に不安はないように思えた
で、良くある話（？）なんだけど、私が仕事やめると決まった途端、Kはひょう変した

・平日夜中の１時に電話をよこし「居ｼ酉屋に迎えに来い」
　断わってタクシーで帰るように言うと次に会った時めちゃくちゃ機嫌が悪い

・私の家に泊って酔っ払い、夜中に脱衣所で失禁。それを黙ってそそくさと帰る。
　異臭のする汚れた床の掃除はもちろん私

・Kが友達に私を紹介、その友達が私を見て
　「綺麗な人じゃん」
　とお世辞言ってくれたことに対しKは
　「とんでもない、ブスブスｗ化粧で誤魔化してるだけｗ」
　とか言って私の顔面を平手でバンバン叩く。ただでさえ低い鼻が潰れるかと思った

・とどめは浮気。職場の後輩の女の子に
　「俺の婚約者は浮気はするし女なのに暴/力を振るう」
　「別れたいがそんな事を言い出せば何をされるかわからないので泣く泣く結婚する」
　　とか何とか言って同情引いてホテルに連れ込んだらしい
　その女の子が
　「Kさんを解放してあげて下さい」
　　って突撃してきて発覚ｗ

それがとどめになって婚約解消を決意した

恥はかくけどそうも言ってられないし、仕事を続けられないか、駄目もとで上司に相談した
幸い私の補充人員はまだ採用予定に入れてなかったとかで退職は取り消せた

その後浮気を理由にKとK実家に婚約解消を申し出た
今思えば慰謝料も取れたと思うんだけど一刻も早く縁を切りたくてそれは求めなかった

そしたらKがら猛然と謝罪と言い訳の嵐
毎日メールやら電話が来て

「自分は子供時代、親が仕事に忙しくて放置され愛情に飢えていた」
「だから本当に心を許した人を試してしまう」
「あなたに心を開いた証拠だと受け止めて欲しかった」

みたいな言い訳が続いたけど
「すいません、私にそんな器量はありませんのでさようなら」
と突っぱねてたらKが自○未遂した

まあ、あきらかにﾀﾋぬ無いだろうなーって状況だったけど
実際、入院すらない軽傷だった

その辺りでようやくKの両親や兄弟がこっちに来てKを止め、私には謝罪と少々の迷惑料をくれて話は終わった……

……と思ったら５年以上経ったつい最近
私のSNSにKからコンタクトが来た

僕も結婚しました、という報告から始まり（私は一昨年結婚した）
あの頃は迷惑をかけました的な謝罪だったんだけど……

Kの結婚相手だとかいう女性からも同時になんか来てて

「Kさんは寂しくて弱い人、でも優しい人です」
「あなたはそんなKさんを見捨てたんですね、でもKさんはあなたの事を悪くは言いません」
「そんなKさんが好きで妻になることを決めました」

みたいな聞いてもいないなれそめがズラズラと書いてあって、ラストは

「Kさんは私があなたの分まで絶対幸せにします！」

で結ばれてた

思わず「はぁ、お幸せに」って独り言を呟いて速攻ブロック
Kも女も、何考えてるのか神経わからなすぎて怖い