【enemy】真のエネミーは義実家ではなく配偶者143【敵】
ちょっと時間空いたんで、
雑談がてら埋め話。
元夫とは短大卒業してからすぐ結婚。
いわゆる田舎の旧家で、
土地のしきたりがどーのこーの、
ウトメどころか、コトメ(未婚)二人もついてたけど、
ウトメんちの近所に住んで、
それなりにうまくやってると思ってた。
嫁子ちゃん、しっかりね」
「早く跡取り産んで、私達を安心させてね」
「あなた、若いし、街中の育ちだから知らないでしょうけどね」と
いろいろ言われたけど、
実際若かったし、私が頑張ればいいと思ってたし、
元夫も「お袋がお前のこと、心配してるからだよ~」と、
のんきに言われて、
「そういうものなのかな?」と私もそれで納得。
でも年子で生まれた子供は、二人とも女の子。
ここで「跡取り産まないと、意味ないじゃないの」と、
いびりはきつくなった。
元夫に話しても「仕方ないじゃん、本当のことだし」と流されたうえ、
家でのごたごたが面倒くさくなったのか、
生活費入れない、会社で不倫、帰宅せず。
私が悪いのかとずっと悩んでいた。
赤ん坊二人抱えて、まだ若かった私は途方にくれ、
とりあえずトメに相談。
さすがに糞男育てただけあるトメw
「うちのボキタン、家でゆっくりできないできないんだから、
仕方ないでしょ?」と不倫擁護。
挙句の果てに我慢しろと。
それまでは一応孫も可愛がって、
アレコレ買ってくれたりしてたけど、
こりゃだめだ、私は孤立無援だ、
逃げるしかないと決断して、
実家に戻り、離婚調停に持ち込んだ。
呆れたのは養育費の問題。
「俺金ないから(プリンと旅行、ブランド品貢いでた)
月5000円だったら払うけど」
目玉ポーンですわw
こんな最低な男からもらった金で、
可愛い子供育てるなんざ真っ平、と、
結局慰謝料もなし、養育費なしで別れた。
その後縁あって再婚、
子供ももう一人生まれ、それなりに幸せに暮らしてたら、
ある日実家の母から連絡が。
元夫、事故タヒしたらしい。
結局プリンとは再婚せず、そのままトメと暮らしてた。
共済か何かの保険に入った元夫、
証書をトメに「預けとくよ」と渡したきり。
受取人の指定はなかった。
なのでトメは全額自分が受け取れるものと思っていたら、
相続人は子供と自動的に決まるシステムだったようで。
そこでトメファビョーンですよ。
「息子ちゃんの金返せ!」とうちの実家に電凸。
(私の現住所、連絡先は、何かあるといけないということで、親がブロックした)
実家の母も、私たちが受けたあしらいの酷さを根に持っており、
「うちの孫の正当な権利だ!
寝言は寝て言え!」と応戦。
これが何度か繰り返された後、
どうしても相続放棄させたいトメ、
元夫のタヒ後三ヶ月以内に収めようと、
ある日地元の市議を連れて、
アポなしで実家アタック。
当然私はいない、
が、母は理路整然と、元夫、ウトメの非道の数々を、
玄関席で一つ一つ丁寧に指摘。
トメは言い訳をしようと口を挟むけど、
詳しいことは知らず、
トメに都合のいい説明だけされて連れてこられた市議さんの表情、
だんだん険しいものに変化。
「詳しい事情も知らず、突然お邪魔して申し訳なかった」と、
市議さんは母に詫び、
トメには「悪いが今度の付き合いは考えさせてもらう」とそのまま帰ってしまった。
市議さんは地元の名士、
なんとか家名で繋がりがあったような脆い縁、
トメは必タヒに後を追っていた、と母から聞いた。
子供に残された金額はぎりぎり三桁の、
そこまでたいしたものではなかった。
まあ、何かのためにおいておくか、とまだ手をつけてない。
ちなみに上の子二人は無事成人した。
そういえば、元夫の命日が近かったと思い出したので、
書き込んでみた。
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