その神経がわからん!
ありがちかもしれないけど、田舎の噂話について書き込んでみる。
自分の家族は一時期、転勤がある父親に単身赴任をしてもらっていた。
その理由は、兄達の高校受験が始まるので、それを機会に家も建てて父の転勤にはついて行かずに落ち着いて暮らそうとしていた。
その落ち着いて暮らそうとした土地は政令指定都市のベッドタウンでいわゆる田舎。
新興住宅地としての整備や建築も始まったところだった。
ちょっと行けば、昔からその土地に先祖代々暮らしている人がいるような土地だった。
そんな土地に引っ越して新居も完成して住みはじめた。
父はまだ単身赴任をしていて、2週間に1度のペースで私達家族が住む家に帰ってきていた。
ところが、そんな我が家の状況を見て勝手に妄想した近所の人達の間でよからぬ噂が立ち始めた。
「私子ちゃんのお母さんってお妾さんなのよね?」
「私子ちゃんはお父さんの子どもでお兄ちゃんたちはお母さんの連れ子なのよね?(兄達と私は10歳ほど離れている)」など興味津々に私に聞いてきたりどこかで噂していたようだ(密告してくれたかたがいて噂されていると知った)
我が家はお見合いで結婚した初婚同士の父と母が仲良く地道に築き上げてきた家族。
妾でないし、離婚歴もない。
自分はその時五歳くらいだったけど、そんなことをご近所に言われていると知ってショックだった。
五歳児ながらにそんなことを言われた母が可哀想で仕方がなかった。
そんなことを噂するのは決まって元から住んでいる地元民(という表現が正しいかは分からないが)のおばちゃんだった。
挙げ句の果てには某宗.教.への入会を迫ってきたり、私が通っていた保育園の保母が父の勤務先をばらしたりしていた。
びっくりしたのは、小学生になってからも担任に「私子ちゃんのおうちは母子家庭なのよね?お父さんはいないのよね?」と言われたこと。
家庭のことはある程度書類に書くからわかるはずなんだけど。
誰かが担任に嘘を話したたんだろうな。
どうしてこんなことをされるのか不思議になるが、
その当時としては昔からある土地や家があるなかで新興住宅地に余所者が来て面白くなかったり、我が家は少し目立つ住居(母が熱を入れて拘った)だったことが大きな原因だったのかなと思う。
実際に他の新参者の人達も何かしらの嫌な思いをしていて「田舎って嫌ね」と話していた。
家については、「私子ちゃんのおうちって豪華ね~」と嫌みっぽく言われたりした。
身内について要語するのもなんだけど、母を始めとした家族は家について自慢したりはしていないと思う。
基本的におとなしい。
そんなこんなで、私を含む子どもたちが大きくなり私が大学生の時に健康保険か年金の申請で、学生証のコピーを役場の窓口に持って行かなければ為らなかった。
その時は何もなかったんだけど、母が趣味のサークルで活動していたときある日、そのサークルメンバーに「私子ちゃんって某大学の某学部にいっているのねぇ~!将来は~~」と皆のいる前でベラベラと喋り始めたそう。
私はこの土地が好きになれなかったということもあって、遠くの大学に入って一人暮らしをしていて、私の近況を知る地元の友人も少なかった。
なので、母もどうしてこんなこと知られてるんだ?と疑問に思ったらしい。
後でわかったことは、そのサークルで私のことをベラベラと喋ったひとは、学生証のコピーを出した役場の窓口でバイトをしている人だった。
人の個人情報をベラベラと話してしまうような人材がいる役場、町ってところにスレタイ
やっぱりこの町は幼少のころに感じたようにスレタイの町だったんだな。
人の噂をするのが大好きな職場の後輩をみて注意しなければと思い立ったので記念かきこ
読みにくかったらごめんなさい
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