20代後半の時に中学の同窓会したんだけど、そこに中学の頃好きだったYが来た。
いい年齢になったYはやっぱりカッコよかったけど、結婚を約束した彼女(遠距離)がいるらしい。
そりゃそうだよなーこの歳だもんなぁと楽しく飲んで解散するとき、Yと帰る方向が同じだった。
なんと最寄駅が同じ。私数年ここに一人暮らししてるけど会ったことなかったねーと話して解散。
数か月後の私の誕生日付近に、Yが食事に誘ってくれた。
彼女に悪いなーとは思いつつも、遠距離だし食事ぐらいいか、と思って誘いに乗った。
食事は普通に半個室の居シ酉屋で、偶然だと思っていたのに、誕生日プレゼントとケーキを用意してくれた。
やべー惚れなおすじゃねーかとか思っていたら、Yから告白された。
彼女との婚約を破棄したから自分と付き合って欲しい。中学のころから気になっていた、10年ぶりに会って再燃したと。
誕生日サプライズでテンション上がっていた自分、もう一も二もなく承諾。
そこから数ヶ月、とんでもなく幸せだった。
そのあと実父がなくなったり、祖母が怪我をした介護があったりで色々バタバタしてたんだけど、なんだかんだ1年半ぐらいが過ぎた。
落ち着くころにはYと一緒に住めるかなぁ?なんてのんきに話していたら、どうもYの様子がおかしい。
どうしたんだろうと思っていたら、突然Yに土下座された。そして、衝撃的な話を聞かされた。
Y、婚約破棄したというのは真っ赤なウソだった。
籍を入れた後も彼女の仕事の都合で、一年は一緒に暮らせないことがわかっていた。
その間、私と付き合っていたらしい。
そしてこのたび、彼女(というか嫁)との同居が始まった。
だからもう私とは付き合えない、一緒には暮らせない。という内容だった。
目の前が真っ暗になった。言っている意味が全くわからなかった。
その話が本当だったら私は知らなかったとはいえ不倫の片棒を担いでいたことになる。
1年以上もの間、Yの家にもしょっちゅう行っていた。
確かに最近は祖母の介護のこともあり、Yが休みの日の昼間に外で会うしかしてなかった。
更にYから嫁の妊娠を聞かされた。
私は完全に発.狂.し、泣きまくって吐きまくってYと別れた。
Yを訴えてやろうかとか、会社や嫁にばらしてやろうかとか色々考えたが、何の罪もない嫁と子どものことを考えるとどうしてもできなかった。
Yの本性を知らせてあげたほうがいいと思ったが、知らないのであればそれが一番幸せなんじゃないかなぁとも思えた。
とにかく私には、ひとつの家庭を壊す勇気は出なかった。そんな気力もなかった。
Yから慰謝料として50万を受け取った。家族に知られない最大金額だった。
金額とかどうでもいいからそれでYと一切かかわりがなくなるならそれでよかった。
父のタヒ、祖母の介護、Yの裏切りでボロボロだった私は重度の鬱の診断を受けた。
仕事を辞め、1年半傷病手当金で生活した。
そこから数年、鬱を支えてくれた男性と一緒に暮らすようになって、今はすごく幸せです。
さすがにYの話はしていません。父と祖母と仕事が原因の鬱ってことになっている。
願わくばYに不幸になってもらいたいと思うけど、正直二度と関わりたくないし、忘れたい。
>>232
今は幸せで良かった
Yは最悪な人だな!
>>232
あなたが幸せになって、糞男を忘れた頃にしっぺ返しが起こるのよ
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