3年前に付き合ってた彼氏。 「ﾀﾋにたい」が口癖、自称ダメな女の子を更正させるのが好きな人。

百年の恋も冷めた瞬間

なんとなーく、最近ふっきれてきたのでここで吐き出してもいいでしょうか？スレチだったらすみません。
少しフェイクあり。

3年前に付き合ってた彼氏。

付き合ったらまず、朝は起きたらおはよう、出かける時は誰とどこに行くかの報告、寝る時はおやすみメールを送る事を強要された。でも自分は送ってこない。

もともと連絡無精な上に人に自分のことを話すのが苦手だったから、最初は「何で必要あるの？面倒くさい」って言ってたんだけど…

少しでも口答えしたり、彼の望む返答を出来なかった時はそのまま何時間もお説教＆脅しがはじまるコースだったから、恐怖で徐々に心が麻痺していってどんどんものが考えられなくなっていった。

お説教も深夜まで及ぶから、学業にも響いてツラい。

ストレスで胃も壊して、あまりものも食べられず体重も身長-115くらいまで落ちた。
どんどん頭も回らなくなっていって、彼からも「お前、精神に問題あるんじゃないの？」「どんだけ理解力無いんだ、いい加減にしろ」と度々言われるように。
かといって別れようと言っても聞き入れてくれず、「お前が変われば続けられるんだ、これはお前が変わるためなんだ、逃げるな」
と言われ、アホだなぁとは思うのですが私も「そうか、私はここで変わらなければいけないんだ」と思いズルズルと関係は続いていた。

周りの同性友人に相談しても「別れなよ」としか言われず、真剣に聞いてくれる子がいればいるほど、これ以上つまらない愚痴を聞かせる訳にもいかない、と話せなくなっていった。

誰にも話せないのもキツいので思い切って異性の友人に相談しても答えは同じ。更にはそのまま襲われ、彼の浮気のこともあって全てがどうでもいいや…となり受け入れてしまったりした。

そうしている間は少し楽だったので、自分に好意があるのを知っている異性のところにいって相談をして相手が本気になったら離れてを繰り返し自分がどんどんダメな人間になっていくのを感じていた。

これまで異性との経験なんてほんの少しだったけど、この期間だけでそれまでの経験人数が二倍を超えるという最低さ。
人を傷つけて、その後悔で自分もぼろぼろになって、それでも彼に依存していた。

冷めたきっかけは、簡単だった。
それまでフリーターで、仕事が辛い、お金が無い、ﾀﾋにたい、を繰り返していた彼が、就職に成功したとたん性格が明るくなって、今までの事を謝ってくれた。「自分はどうかしていたんだ、何かに取り憑かれていたのが取れたみたいだ」と。
私も就活を応援していたので、とてつもなく嬉しかった。

そして、心の中で決意していた「彼がきちんと就職できるまでは見守らなくては」という気持ちから解放され、別れたい旨をきちんと話し合って別れることができた。

「ダメな相手を更正させたい、見守りたい」というのは、私の中にもあった気持ちなんだ、そしてそれはとてつもなく依存的な気持ちかもしれない。
と自分で気がついて、なんだかスッキリと冷めた。というか、覚めた。

今では私も就職して環境も変わって、まったく連絡も取らないし取るつもりも無いけど、たまに思い出してしまう。
人を傷つけたのは本当に最低なので、過去にタイムスリップしてあの頃の自分を止めたい。

恋ってか依存からさめた話でした。長くなってしまってごめんなさい。