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義理の姉さんになる人の隣に小学生くらいの女の子がいた。このときは、まさかこの子が12年後の俺の嫁になるとは思いもしなかった。

サレ夫
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498: 名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/09 (水) 22:32:09.00

先にも書いたが、兄貴は隔週で5日間家を開ける勤務状態だったので月に10日以上は家にいない。
嫁が1人で寂しいだろうと思い、兄貴の次の出張の日、
「一緒に晩ご飯を食べよう。」
と嫁にメールしたら
「私がご飯作ってあげる。」
と食材買ってやってきて、そのままウチに泊まってった。

その後も、嫁はよく俺のアパートに泊まりに来るようになった。
兄貴も、嫁を1人で家に置いておくより俺と居たほうが安心なんだそうで「面倒だろうが頼む」と言ってきた。

そうは言うものの、たまに会うならともかく、連日となると俺も現役女子高生とどう接したらよいのか分からなかった。
ボーリングやビリヤードに連れて行ってたり、学校の勉強を見てやったりしていた。

499: 名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/09 (水) 22:32:10.00

そうして3ヶ月ほど経ち、俺の誕生日の日に、嫁に「好きです。」告白された。

最初は、近親者に対する、あくまでLike的な意味合いでの“好き”だと捉え
「ありがと、俺も嫁ちゃんのこと好きだよ。」
「でも、そういうのは気軽に口に出さずに、今度は本当に好きな人が現れたら、その人に対して言うんだよ。」
と答えてた。
そしたら、「違うの、そうじゃないの。」と。

「親戚のお兄さんとしてではなく、恋人として好きなの。私の彼氏になって。」と。

俺は
「そういう冗談は面白くないぞ、おっさんをからかうなよ。」
と答えてたら、嫁は泣き出して、
「冗談でもからかってるつもりでもないの、本気なの。」
と言われた。

「なんでこんなおっさんに?。」
と聞いたら、なんでも、子供の頃、一緒に遊んであげてた俺が初恋だったこと。

義姉さんに置いてかれ、月の半分近く家に帰ってこない兄貴と暮らしてて寂しかった自分に優しくしてくれたこと。
一緒にいてくれたことが嬉しかったんだと。
そうして親戚のお兄さんとしてではなく、異性として好きな人になったんだと。

俺は嫁がウチに通い出してからも、最初は姪っこ的な子としか意識してなかったんだが、
「よくよく考えたら俺と嫁って血は繋がってないんだよなー。」
「17歳の女子高生と同じ部屋で寝泊りしてるんだよなー。」
なんて考え出したら、だんだん女として意識しはじめてた。

無防備な嫁を見て理性がなくなりそうな自分を、理性で必タヒに押さえ込んでいたよ。
辞意のおかずにすることも自重してた。
だが、嫁の告白で理性決壊してしまった。

「10歳も年上の男だけどいいのか?。」と聞いたら
「関係ない、私と付き合ってください。」と。

で、
俺達は恋人同士なった。
兄貴や両親には内緒で俺達は付き合いだし、兄貴の出張中は嫁は俺の部屋から学校に通うようになった。

500: 名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/09 (水) 22:32:11.00

1年後、義姉さんから連絡があった。
間男が間男の地元で再就職して生活が安定してきたので、娘(嫁)を引き取って正式に離婚したいと言ってきた。
慰謝料やらの協議の詳細については俺は知らないけど、親父の伝手で弁護士は入っていた。

問題は嫁のことだ。

嫁の籍(養女)を抜いて連れて帰って一緒に暮らし、間男の養女にすると義姉さんが言うんだが、
兄貴はそんなことするなら離婚はしないと真っ向から対立。

嫁自身も志望校を決めており、
「いまさら義姉さんと一緒に暮らすために志望校を変えて他県に行きたくはない。」
とは言ってた。

俺と嫁は周りには内緒のまま付き合いは続いており、俺も本気で愛してた。
嫁が大学卒業後も気持ちが変わらないなら結婚しようと約束もしていた。

そこで俺と嫁は相談して、兄貴と両親に自分達が付き合ってることを打ち明けることにした。

501: 名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/09 (水) 22:32:12.00

兄貴の怒りは凄かったー。
凄まじいなんてもんじゃなく俺はタヒを覚悟したね。

両親同席じゃなかったらたぶん、俺、兄貴に奈落の底されてた。
そりゃー安心して預けていた娘が弟とデキてたなんてねえ。

義姉さんの浮気と併せて考えたら気が狂ってもおかしくないだろうと今なら思う。
兄貴は兄貴なりに、血は繋がってなくとも自分の娘として嫁を溺愛してたんです。

母はなんとなく俺達のことを気付いていたらしく俺の味方をしてくれたが、親父は渋い顔。

嫁が
「私は俺さんを愛してます。お父さん(兄貴)とも離れたくありません。お爺ちゃん(親父)お婆ちゃん(俺母)も大好きです。」
「お願いですから、私をこの家族の娘でいさせてください。」
と、泣きながら手を付いて頭を下げた。

嫁の涙の訴えに、親父と兄貴の涙腺崩壊。
「ワシは嫁ちゃんを他人だと思ったことは一度もないよ。」
「10年前、小学生の嫁ちゃんがウチに来た日から、ずっと嫁ちゃんはワシらの家族なんだよ。」
と、ここで親父陥落。

最後は兄貴も、義姉さんに渡すくらいならと俺達の仲を許してくれた。

兄貴と嫁の養子は解消する。
但し今後、間男との養子縁組をするかどうか、また、嫁が義姉さんと暮らすかは全て嫁の意思に任せる。
この条件で義姉さんに承諾させ、正式な書類にする。

という目論見で今後は話しを進めることになり、弁護士にも協力してもらうことになった。
義姉さんは嫁と暮らすことを希望してたが、嫁自身にはその気は無し。

しかも間男との養子縁組の件でほとほと愛想が尽きたらしい。
嫁は近くの短大を受験し、合格した。

最後の話し合いのとき、
「お父さん(兄貴)とは籍を離れますが、間男さんとの養子縁組や、お母さん(義姉)と間男さんとの同居は出来ません。」
ときっぱり断った。

「高校卒業までは兄貴のマンションに住むが、卒業後はマンションを出て、短大に通える場所に引越しします。」
と言い、義姉さんも、それでも兄貴と嫁の縁が切れるならと了承した。

サレ夫
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コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    はい気持ち悪い

  2. 名無し@2ch浮気速報 より:

    道程の妄想乙

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