そん時、何か俺がすげークズに思えて
二度とすんなよ
って、なんか許したっぽくなった。
でも、俺の中じゃやっぱり納得出来なくて。
そんな中、A太んとこの爺ちゃんが○くなった。
A太んちは、そこそこ都心部なのになんかド田舎風で、家もでかかったから、自分ちで通夜をやるっていう。
俺は喪服に着替えてA太んち向かおうとしたら、I美が
あたしも行こうかな。とか言ったから、むちゃくちゃ腹たってテメーは来んなって言った。
そして、A太んとこで色々手伝ってから家に帰った。
そして、家に上がろうとしたらI美が「塩まいてよ!有り得ない!キモイキモイキモイ!
ジジイの霊が家の中はいるじゃん!」て
は?
俺はぶっ飛ばしたくなった。
この前土下座したあの時のイメージと全然ちゃうし。
しかもジジイとか
しえん
それで俺はあんまり頭に来たから、またA太んちに戻った。
それでA太に全部ぶちまけたんだ。
早くI美と別れたいけど、どうやって追い出したらいいんだろうか、とか
おばさんが来て、布団敷いてくれた。
A太に良く聞いたら、ほんとに糞だったみたいで、俺も馬.鹿だったけど
わりと有名だったらしくて、とにかく早く別れたいけど
とにかくアイツ行くとこないしな。
そんなのが、なんとなく俺の中ではどうしょもなく、わだかまってた。
そしたらA太が、実家あんだし、そこに返せば
って言った。そういや、I美の実家はド田舎で、帰っても仕事ないとか言ってたな。
でも、だからなんだよ。
自分で家も持たず、男に寄生して。
そうか。
そん時俺は気がついた。
あいつは寄生先と、自分の男は別けてんのか?
俺んちで暮らして、俺の財布アテにして、それでいて好きな男がいる。
そいつを俺の知らない間に家に入れて、俺に気がつかれないように、部屋とか掃除してたんかと思うと腹たってどーしょもなくて、むしろ情けなくて泣いた。
A太が、ちょっと冗談ぽく、じいちゃん、ウラメシヤーって出てやってよって言った。
俺はそんとき、ほんとにI美って占いとか好きなのに超怖がりだから、ほんとそうして欲しいとか言ってた。
まあ、不謹慎だけど。
そしたらA太がむちゃくちゃ真顔になって
やるか?
って、言ってきた。
何を?俺は普通にA太を見た
おもしろかった!!
ワッフルワッフル!!
惚れた女がクソだったから、追い出したったwという話か
それで、A太の発案。
「お前、もう今のアパート引き払えよ」
俺「そのつもり、会社の寮入るよ。そしたらあの女も一緒に暮らせない」
その後、A太が続ける。
大地主のA太んち。じいちゃん、○くなって相続が決まってる親父さんの土地、
山みたいなのも全部じいちゃんのなんだけど
その山の反対側に、以前A太の叔母さん夫婦の為に起てた家があり
その周りに、平屋の借家を建ててた。
それが、私有地故に電灯が少ないとか、駅からバスで20分もかかるとか、色んな要素あって
叔母さんも今は住んでないし、借家にも誰もいない。
そこらの土地は、売買される予定だったけど、相続でまだ時間かかるし。
だからさ。
A太は、ウキウキして言った。
「クソ女撃退、お化け屋敷作戦」
え?なに?
そこから、A太巻き込んだ復讐が始まった。
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