泥棒猫ってドラマだけの言葉だと思ってた
(つづき)
彼の弟も居間に入ってきた。
顔から(詳しく言うと額から)血を流してる私を見て
弟は驚いていたが、彼になにか書類を渡しに来たようで、
用事が済むとさっさと出て行った。
彼がその書類を開けるとそれは。。。
「離婚届」
もうお前とはやっていけない。
離婚してくれ。
と奥さんと私のいる前で離婚届を書き出した。
奥さんと私唖然。。。。
(ちょっと長いですかいいですか?たいした修羅場じゃないんですけど・・・)
か、書いてー
ありがとうございます。かきます(w
(つづき)
奥さんは泣き出すし、彼は黙々と離婚届書いてるし、
私はどうしていいかわからず呆然と立ちすくんでいた。
額の傷も全然痛みを感じなかった。
奥さんはまさか離婚するとは思ってなくて
私と旦那を怒って二人に謝らせて
別れてもらえばいいと思ってただけらしかった。
「私は絶対別れないからね!!」
奥さん泣きながらドナってる。
そんな姿みてたら私もいたたまれなくなり、
「離婚しなくてもいいじゃん・・・」と彼を説得する側にまわっていた。
(私が言うセリフじゃないが。。。)
(つづき)
今度は彼がキレた。
「俺と結婚する気で付き合ってたんじゃないのか!?」
奥さんのいる前でそんなこといわれても。。。
つーか私と結婚したいなんて一回も聞いたことないぞ。。。
離婚するとは言ってたけど結婚してくれとは言われてない。
と彼に言うと彼は私に怒りだし、
結局奥さんと彼に私が責められる格好となった。
私が悪いのはわかってるけどなにも同時に私を責めなくても。。。
と思いつつ一方的にドナられてたら今度は奥さんの友達が乗り込んできた。
彼に
「私は知ってるのよ!!つきあってるのこのコだけじゃないでしょ!!
〇〇ちゃん(奥さん)かわいそうだから言わなかったけど
そのコと子供までいるじゃない!!」
はぁ~?
もう私はわけわかんなかった。
奥さん号泣。奥さんの友達も号泣。私も号泣。
なぜか彼も号泣。。。。。。。
(つづき)
結局その場をまとめだしたのは奥さんの友達で。
第3者の介入で冷静に話し合いの場になった。
もう一人の子も呼ぶと奥さんが言い張りだしたけど
私も合いたくなかったし、
奥さんの友達も呼ばない方がいいと言ってくれて
結局そのコには電話だけすることになった。
そのコも奥さんのことは知ってたけど私のことは知らなくて
電話口でかなり動揺してたみたい。
(話をしたのは奥さんの友達)
子供がいるのも本当だった。
話し合いは泥沼化し、結局なにも決まらないまま
奥さんの友達と私は帰ってきた。
私は別れを当然決めていたのでもう関係ないだろうと思っていたら
数日後彼は本当に離婚してきた。
しかも私と結婚したいと言い張る。
その日から私は奥さんともう一人の彼女から
さんざんないやがらせをされるはめになった。
私は別れましたが、彼・彼奥さん・彼彼女から
かなりの攻撃を受けてすごく怖かった。
2度と不倫なんてしないと思った。
(おわり)
長レスでごめんなさい。
読んでくれてありがとう。
コメント
愚か者は経験から学ぶんだよ