今から23年前の修羅場。
結婚式に旦那になる人が来なかった。
今は犬と猫と一緒に一人ですがたぶん幸せに生きていることかな。
>>208
乙です。23年前・・・
あなたには何の落ち度もなさそうな話
差し支えなければkwsk
kwskありがとうございます。
仕事も在宅みたいなものだし、人恋しくて誰かに聞いてもらいたかったのだと思います。
23年前、私は大学を卒業したばかりでした。
婚約者とは大学2回生の時に知り合って、4回生の冬に婚約しました。
彼は私より3歳年上で、わたしの友達の彼の同僚でした。
彼は技術者として働いていました。
私が4回生の秋に、海外勤務の内示があったので赴任前に結婚してほしいということで、婚約ということになりました。
私の両親は、私の就職が決まっていたこともあって反対していたのですが、最終的には折れてくれました。
私は内定をいただいた会社に事情を話して就職をお断りしました。
それからは、結納だとか結婚式の準備、卒論等でめまぐるしく時間が過ぎました。
特に卒論と結婚式の準備には時間をとられ、今まで少なくても2週間に1度は会っていたのが
彼も引き継ぎや挨拶まわりなどで忙しくなり、1か月に1度打ち合わせで会えればいいかなという感じになってしまっていました。
そんな日が続く中、わたしは無事大学を卒業し、あとは結婚するだけとなりました
が、海外に赴任することもあって
むこうでの生活の荷造り等に時間をとられて、彼と会う時間は相変わらずあまり取れませんでした。
そして結婚式の日を迎えました。
私は衣装を着け控室で待っていました。
私の両親や友人、親戚、彼のご両親や彼の友人や親せきの人が入れ代わり立ち代わり控室にあいさつに来てくれていました。
しかし式の30分ほど前になって急に彼のご両親たちがバタバタし始め、私の両親も控室を出て行ってしまいました。
彼は式場に来ていなかったのです。
あわてて、彼の親せきの方が彼のマンションに様子を見に行きましたが、彼はいませんでした。
結局いくら待っても彼は来ませんでした。
私は彼が事故か何かに巻き込まれでもしたのだと信じていたので、式を取りやめることになっても彼の心配こそすれ、自分の心配はしていませんでした。
結局、彼のご両親と私の両親が来ていただいた方にお祝いを返却し、披露宴の食事は招待客の方々に楽しんでいただきました。
私たちは、K察に連絡をし事故等がなかったかを必タヒに調べていました。
そんな時に彼から電話があったのです。
彼は私に彼を紹介してくれた友人を妊娠させてしまい彼女と駆け落ちをしていたのです。
結婚式に緊張していた私は、その時初めて彼女が式場に来ていないことに気づきました。
その場で彼のご両親が私と両親に土下座をしていました。
彼の父親は絞り出すような声で謝っていて、母親は声を抑える様にして泣いていました。
私の父は何も言わず肩を震わせてただただ立っていましたが、母は彼の父親の背中の肩あたりを、泣きながら叩いていました。
結局私の父が、こういうことは早く決着をつけたほうがいいからということで
招待客の皆さんが会食している会場に行き
”結婚式の中止”ではなく”結婚自体を取りやめる”ことになった旨を伝え、私の結婚式は終わりました。
その後私は、彼にも友人にも会っていません。すべては両親と弁護士に任せました。
私は少し心を病んでしまって、家から出ることのできない生活を送っていましたが、両親に支えられ今は元気になっています。
クロという黒柴と、グレというアメリカンショートヘアと一緒に住んでいます。
私が家にいると両親が気を使うので、現在は一人暮らしです。
両親も今は二人で気ままにハイキングに行ったりして元気に過ごしています。
父は、私が一人娘なので自分たちがタヒんだあとのことをとても心配していますが、クロとグレがいるので大丈夫だと思います。
両親と弁護士の話し合いで、式にかかったお金とそれと同額の慰謝料をいただきました。
つまり式にかかったお金×2ですね。
当時は景気がまだ悪くなっていなかったので、1000万以上いただいたと思います。
その後、彼の母親はこのことが原因かどうかはわかりませんが、自サ.ツ.をしました。
父親の方も後を追うようになくなったと聞いています。
友人のご両親からも慰謝料をいただきました。
友人の家庭はあまり裕福でなかったので、
おうちを売って慰謝料を都合されたようです。
結局誰も幸せにはならない結婚式だったと思います。
逃げた2人は離婚はしてはいませんが、両親がいなくなったり、勘当されたり、友人からは縁を切られたりと、頼るところもなく苦しい生活を送っているそうです。
>>210
わんちゃん&にゃんこと末永くお幸せに!
210さんの平穏が永く続く事を遠くから祈らせて貰う。
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