しかし、俺にはいつしか、
気がつけば浮気相手に情をもってしまっていたのだった。
浮気相手は一生懸命俺に尽くしてくれている。
バレンタインデーには、馴れないお菓子作りまでして、
俺にチョコレートケーキまでつくってくれた。
形は悪かったが、おいしかった。
本命彼女とは、遠距離であり、
月に一回会うだけの関係。
浮気相手は、ムラムラしたら
メールすれば、すぐにやらせてくれた。
浮気相手は俺に本命彼女のことを聞いては来なかったが、
きっとまだ続いていることは知っていた。
こういう底辺な男を見て鼻で笑うのが最近の日課
いつでも健気につくしてくれる浮気相手を
俺はいつしか好きになってしまっていた。
俺は決断を下さなければならない。
しかし、本命の彼女とはそろそろ結婚を…と
いう話までしている。
そんな簡単に未来は変えられないところまできてしまっていた。
バカかよwwwww
世の中不条理だ 何でこんなクズが贅沢な悩み方してんだよ!なんでだよ!
ムラムラしたその日の夜も浮気相手を呼び出して
夜のドライブにでかけた。
人気のない公園に車を止めて、
俺が硬くなったアレをだすと
喜んでなめてくれた。
あぁ、こんなこと、この子のためにも
今日で最後にしなくちゃいけない。
そう思った。
しかし、そう思えるのも賢者タイムにはいった瞬間だけだった。
意思の弱い俺は2日後には、同じことを繰り返していた。
浮気相手はいつもこんなことをいっていた。
二人で一回でいいから、旅行にいってみたい、と。
俺は、その夢を最後に叶えてあげて、
それでおしまいにしてあげようと思った。
ボーナスがはいり、
いままでの罪滅ぼしのつもりで
ディズニーランドにつれていってやった。
浮気相手はすごく喜んだ。
その子の笑顔をみて、俺はすごく悲しくなった。
こんなことでこんなに喜んでくれるのか、
でも、もう会えない、君とはこれで最後だ。
旅行が終わって、
俺は決めた。
浮気相手と別れた。
別れを告げると浮気相手は泣き続けた。
俺はただただ謝るしかなかった。
やっと本命彼女に専念できる。
いや、しなくてはいけない、そのはずだった。
コメント
俺は白人の彼女に握り潰されかけたからな。変な癖ついて毎晩握られて寝てる所に、浮気の疑惑で。実際はしなかったけど、危なすぎるわ。何かその癖辞めさせられんかな。