祖父から貰った2LDKのマンションを新居にすることは旦那(元は省略)も納得してたはずだった。
東京駅まで乗り換えなしで10分少々、駅近、スーパーもコンビニも近い、と立地としても抜群だったが
旦那は最初のうちは、嫁所有のマンションはプライドがどうのこうのって嫌がってたものの
「じゃあ他でマンション借りてここは誰かに貸す?」って提案したら
やっぱり通勤に楽なのが魅力だったらしくて、ここに住んでふたりで頑張って働いて
自分たちのマイホーム資金を貯めようって言われ、そして新婚生活をスタートさせた。
私も旦那もガンガン稼いで2年で500万ほどの貯金ができた。
でも、結婚した頃には既に旦那には愛/人がいたんだよね。
高校の時から付き合ってた人で、一旦は別れたけど私と出会ったあとに再会して二股掛けられてた。
彼女の家庭の問題で、結婚はどうしても出来なかったらしい。でもお互いに気持ちはずっとあったそうだ。
だったらせめて正直にそう話して、離婚を切り出してくれたほうが良かった。
できれば結婚前に打ち明けてほしかった。
結婚2年目、母が怪我したって連絡があったので
仕事が終わったら実家に様子を見に行って一泊してくるって言っておいた。
たまたまその日は旦那も出張だと言うので、その日の夜はふたりとも留守なはずだった。
ところが、その日は仕事でトラブルがあって遅くまで残業になってしまい
実家に今日はいけそうにないから日を改めると連絡して帰宅した。
旦那は出張だと思ってるから、なんの連絡もせず帰宅したわけだが
そうしたところ私の部屋の窓に明かりがついている。
どこかで何か予感があったんだろうと思う。
テレビの音がしてるからやっぱり旦那か、よし驚かしてやろう、そう思った。
そしてリビングのドアを静かに開けたら・・・真っ最中だった。
旦那より先に気付いた女の顔、今でも忘れない。
どんな美人でも、ああいう時ってあんなにマヌケな顔になるんだね。
それからはもう私の人生最大の修羅場。
女の髪を掴んで玄関に引っ張っていき、乱れた服のまま外に放り出して鍵を閉めた。
自分の中にこんな力があったのか、これが所謂火事場の馬鹿力ってやつなのか、
激高しながらもどこかで冷めたところがあって、そんなこと考えたのを覚えてる。
旦那はポロシャツに下はパソツ一丁のみっともない姿でフローリングにへばりついて謝ってた。
謝られたところで何の意味もない。離婚を告げた。
絶対別れるから、二度と会わないから許してくれとか言ってたけど
「離婚します」以外の言葉は発しなかった。
そして離婚を回避できないと分かってからは、手の平を返すように
妻名義のマンションでの暮らしが思った以上に自尊心を傷つけられて
いつも大きなストレスを抱えていたと言いだした。
それを癒してくれたのが彼女なんだって。
そりゃあせっかくあるマンションなんだから有効に使いたいとは思ったけど
あくまで旦那の気持ちを優先したはず。
たった2年の結婚生活だったけど、ふたりの貯金は財産分与と慰謝料として全て貰った。
相手の女にも慰謝料を請求するつもりだったけど、離婚調停が長引いている間に
国に逃げられた。
おそらく追跡することも出来たんだろうが、疲れ果ててもうどうでも良かった。
義実家は、息子があの女とずっと続いていたことに怒り心頭で勘当したらしい。
私にとって一番つらかったのは、浮気そのものももちろんだけど
祖父から貰ったマンションでやられてしまったこと。
この部屋に居る限り思い出してしまう。
それが辛くて引越し、賃貸にしたが、数年前に手放した。
>>632
祖父が糞男との縁を切ってくれたんだよ。
天国で
やれやれ、良かった、ワシのマンションで孫の人生護ったで。
と回りに自慢してると思えばいい。
>>633
ID:tWIの母「解せぬ」
まあ怪我の巧妙ということよね
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