8/10
実際その通りだった。
今回俺が担当した内容は以前Aが手がけた仕事のリピートにあたる。
使用する装置をもう一台追加で導入したのでそれを立ち上げるというものだ。
それにしても自分でやった仕事の内容を忘れてここまで見事に引っかかってくれるとは。
「で、Aさん、ご自分が作ったプログラムですがこれで稼働すると大変なことになるんですか?」
「既にこのプログラムで作った製品はどうなるんですか?回収ですか?」
と畳み掛けたら面白いぐらいしどろもどろになるA。
「い、いや、同型とは言っても機差とかあるし、全く同じプログラムだと問題があるかもしれないじゃないですか・・・。」
苦しい言い訳を返してくるAだがそれぐらいは予想していたよ。ここからずっと俺のターン。
9/10
「機差? 確かにあるかもしれないですが先ほど指摘された箇所って機差に影響されるような内容ではないですよね?
過去のデータから裕度が高いことがわかっているところですし。」
「それにこの装置は現在5台稼働していますが、そのうち2台はAさんが立ち上げを担当されましたよね?」
「その2台には先ほどのプログラムと全く同じものが入力されていましたがこれは機差を無視されたんですか?」
「それに機差云々言うのであればもともとハード面に強いAさんが半年前の立ち上げ時に真っ先に指摘しなければいけないのでは?」
ここまでじっとAの目を見据えながら淡々と言ってやったらAが目線を外して明らかにキョドり出した。
そして他の出席者の目線がAに集中する。
「で、そのあたりどうなんですか?Aさん。」
とトドメをふってやった。
10/10
暖房が効いているとはいえ、結構寒いこの時期にもかかわらずさっきの数分のやり取りでAの脇汗がすごかったw 帰ったら浸け置きしとけよw
で、絞り出した返答が
「そうですね・・・ そこまで深刻な問題にはならないかも・・・。」
だとさ。
まあ、この状況じゃそう言うしかないわな。
ここまでのやり取りで、過去に立ち上げた装置について見直しが必要との意見がお偉方から挙がり、この日のプレゼンは一旦保留となった。
さらに、その見直しを当時の装置立ち上げ担当者であったAをメインに据えることになったので温かく見守ってやることにしたw
お偉方の指令は「年内に」詳細を報告すること とのことなのだが間に合うか?Aよw
まあ、プレゼン時のやり取りでだいぶ溜飲が下がったのでAが困っているようならちょっとは助けてやるつもりだが。
できればAが俺に突っかかり出した理由も聞いてみたい。
とりあえず復讐っぽいことはできたがAが例の報告のために時間をとられて俺に降りかかってくる仕事が激増しそうな予感に震えつつ書き逃げ。
>>373-382
長かった割には読みやすくてよかった
GJでした!
できればもっと追い詰めて欲しいけど
TPOを弁えて正当にやり込めてて凄い、GJ
自分だったら3/10の段階で我慢できずに闇討ちかまして半在者コースだわ…
乙
Aが反省してくれるといいな
コメント
バカを助ける必要なし