スレチかもしれないが、復讐というより図らずも復讐になっていた話。
需要があるなら投下するがどうする?
>>33
そういう話も結構投下されてるからスレチじゃないんじゃない?
というわけでぜひ
>>33
kwsk
ありがとう。では書かせていただく。長くなってしまうので分割。
フェイクも混じっているのでご了承。
登場人物(全員男)
俺:当時大1
A:大学OB。自分が話の中心にいないとダメ、何でもワンマン。
Bさん:コミュニティのドンみたいな人。Aよりも年上。
Cさん:気さくに話せる先輩。Bさんよりも年上。
俺は大学時代イベント系のサークルに所属していた。そこで知り合ったのがA。この男がクズだった。
他人と比較し貶めて自分を誇示する、自分が話の中心にいないとキレる、自分の気に食わないことがあると他人のイベントでも平気で口出ししてイベント自体をダメにしてしまうという奴だった。
普段から素行は悪かったのだが、それなりにコミュニティ界では幅を利かせていたので、誰も注意することができなかった。
俺はAの絶好のターゲットになっていた。おそらく性格的に受け付けられなかったのだろう。先述したことはすべてやられた。
「俺君はこうだけど、俺(A)はもっとこんなことができる。だから俺君はカスだ。」と言われることは茶飯事であり、俺がサークルに入って初めて主宰するイベントでも口出しばかりし、「だから俺君のイベントは…」と言いながら周辺に「こんなイベントダメにしようぜ」と言って回る始末。
結局、俺の初めてのイベントは非常に後味の悪いものとなってしまった。
当然納得のいかない俺。どうにか見返せないかと考えていた。
ところで、このコミュニティには「社会人になってもイベント活動をやっていきたい」という有志による社会人サークルが立ち上げられている。
社会人サークルとはいいながら、社会人のみならず現役の学生も交じっていることもあった。
サークル活動をやっていくうちそのような世界を知り、大2になった俺は社会人サークルに参加してみることにした。
すると、社会人サークルの人たちは俺を非常に温かく迎え入れてくれた。そこでCさんと知り合った。
社会人サークルの人たちと仲良くしていくにつれ、Aの素行の悪さを知っていった。
・どうやらAが俺のことを嫌っていたのは、イベントの方向性としてまったく合わないということ。
・社会人サークルの人たちもAの素行の悪さは身に染みて分かっている。しかし、注意してもデモデモダッテで言い訳するため誰も注意しない。
・とはいいながら、Aを慕う人(「Aチルドレン」というのだそうだ)はおり、なんだかんだでコミュニティ界では幅を利かせていて困っている。
・上述のことから「俺TUEEEE」、「俺SUGEEEE」と思い上がっている節がある。だから他のイベントにも平気で口出しするし、自分のイベントに口出しされるのは大嫌い。
とのことだった。
この時点で、自分以外にもAのことに辟易している人がいることを知った。
さて、社会人サークルへの参加で温かく迎え入れられた俺は、急速にコミュニティ界でのネットワークを広げていった。自分で言うのも何だが、持ち前の積極性を存分に生かしたからだと思う。
その中で知り合ったのがBさん。Bさんは「泣く子も黙るコミュニティ界のドン」という感じで、大きなイベントを次々に主宰していた。
そんなBさんと俺はウマが非常に合い、一気に親交を深めていった。
そんな中でさらに1年が経過し、コミュニティ界のネットワークもさらに広がっていった。
それとともに周囲の方々に触発され、ちょっとしたイベントを主宰するようになり、他のイベントを手伝うようになっていた。
相変わらずAは俺のイベントにわざわざ参加しては「所詮俺君のイベントなんて…」と口出しはしていたが、どうやらネットワークとともに識見が広がった俺のイベントのレベルが上がっていたようで、以前ほどズカズカと口出しすることはなくなった。
しかし、重箱の隅をほじくるようにミスを見つけては「ヘッ!これだから甘ちゃんは…」みたいなことを口にしていた。
そのイベントには俺が知り合った人たちが参加しているわけだが、皆、「Aの言うことなんか気にすんなよ」、「俺君のイベントはしっかりしてるから!大丈夫!」などと慰めてくれた。
なお、Aは他のイベントを一切手伝わず、自分のイベントを主宰するか、誰かのイベントに参加して口出しをするしかしていなかった。
俺の気付かぬうちに、自分のイベントのレベルアップとともに周囲の流れが俺のほうにあることを体感した。
この時点で「Aを見返す」という当初の気持ちは薄れつつあり、「皆が楽しんでくれるイベントを作ろう」という気持ちのほうが強くなっていた。
そして大3。俺は周辺も目を見張るような驚異的なペースでイベントを開催していた。
大体、このコミュニティでは年1回イベントを主宰すればハイペースなほうなのだが、俺は半年に1回、しかも他の人より規模の大きいイベントを主宰した。
その結果、コミュニティ界にてさらに注目されるようになり、その界隈ではちょっとした有名人になっていた。
やはりこうなると面白くないのがA。今までは口だけだったのが、ついに手を出してくるようになった。
・他のイベントでAと鉢合うと、後ろから引っぱたかれる。
・「何でお前が注目されてんだよ!」とむこうずねを蹴られる。
などもされたし、さらに、俺の知らないところで「俺君のイベントはまだまだ欠陥だらけ。俺君は無能。その一方、俺(A)のイベントは大成功してるから有能。」と触れ込みまわっていたらしい。
この素行の悪さはジワジワとコミュニティ界の噂になりつつあったが、まだまだ俺が甘ちゃんだったこともあり、Aを止めるほどには至らなかった。
大4の時、ついに大事件が起こる。
俺は当時、今まで誰もやらなかったような規模のイベント(以下「俺イベ」。)を主宰しようとしており、その噂はコミュニティ界を駆け巡った。
「頑張ってね!」、「お前すごいな!」、「やっぱ俺君すげーわ」などの声を掛けてもらえるようになり、さらに俺の注目度は高まった。
するとやはり気が済まないのがA。以前にも増して素行は悪くなり、触れ込みのタチもますます悪くなっていった。(俺の知らないところでやっていたので、このことは後日、Cさんなどから聞いたのだが。)
その事件が起こったのは、俺とAがたまたま同時に参加したイベントでのことだった。
イベントが終了しようという時、突然Bさんに呼び止められた。Bさんはいつにもなく真剣な顔をしていた。
B「俺君、ちょっといい?」
俺「何ですか?」
B「俺イベって、お金の出資どうなってる?」
ところで、俺たちのようなイベンターは、主催者が費用を出すのが鉄則となっている。それを参加費という形で参加者から回収している。
営利でやっているわけではないので、かかった費用と回収費用はトントンになるようにするのが通例だ。
俺イベでも当然、自分の財布からお金を出していた。
俺「え?自分の財布から出してますけど…」
B「回収費用は?」
俺「トントンになるようにしてますし、誰にも迷惑かけないようにしてますよ。自分の主催するイベントですし。」
と言うと、Bさんは表情をさらに険しくし、「分かった」とだけ言い残して去って行った。
帰り道、俺は「???」という気持ちでいっぱいだった。
後日の社会人サークルで、Cさんに呼び止められた。
C「この前のイベントで、Bさんから声かけられなかった?」
俺「はい。いつにもまして真剣な表情でした。」
C「何か、すごかったらしいぞ」
そうして俺は事のあらましを知った。
どうやら、Aは参加したイベントで「俺君は大学のサークルの財布からお金を出している。しかし、回収費用は全部自分の懐に入れている。俺君は泥棒だ。」と大声で喧伝していたらしい。
しかも、喧伝していた場所がイベント会場のロビーという目につきやすい場所だったため、Bさんの耳にも入ったそうだ。(俺の耳には直接入らないようにうまくやっていたらしい。)
そこでBさんが俺に事実確認をしてきたということだった。
C「Bさんが大激怒して、ロビーにいたAを〆たんだ。それは凄い剣幕だった。周囲の人も恐れおののいてたよ。」
俺はこの時点で半ばパニックになっていた。
Aが嘘を触れ回ったという怒りと悲しみ、そして、Bさんがそれを助けて払拭してくれたという感謝の思いが交錯して、何も言葉が出て来なかった。
俺は「そうだったんですね…」とだけCさんに話しておいた。
この事件がきっかけとなり、Aは周辺から一気に縁を切られることとなる。
普段の素行の悪さによる不満がこの事件をきっかけに爆発し、周囲の人たちは一気にAから離れていった。
Aチルドレンの人たちもちょうど卒業のシーズンを迎え、この一件もありAから離れていった。
Aは人が変わったようにおとなしくなり、俺のイベントに出てくることもなくなった。
たまに自分のイベントを主宰しているようだが、事件から参加者が激減。おまけに普段から手伝いをしていなかったため、誰も手伝ってくれる人はいない。
相変わらず「俺君は他の人の手を借りないとイベントを主宰できない無能。俺はこんな少人数でも主催できるから有能。」と喧伝しているそうだが、誰も耳を貸さない。
今でもAとは他のイベントで見かけたりするが、誰からも話しかけられることなく隅っこでボッチ。その後の懇親会でもボッチ。
俺イベが大成功に終わったこともあり、コミュニティでの俺の注目度はますます高まり、「俺君」の名前はコミュニティ界全体に知られることとなった。
そのためか、Aはイベントで俺を見かけてもそそくさと逃げていくようになった。
その後、Aはチルドレンを新たに2人作ったが、2人ともコミュニティ界での素行の悪さを露呈し、Aと同じ道をたどることに。
俺は今でもちょこちょこイベントを主宰したり、他のイベントを手伝ったりしている。
Aは日に日に自分の居場所を狭め、発言力を失っている。
マジメに努力してきた人間が花を咲かせ、他を罵ったりして貶めてきた人間は地獄に落ちる。
そんな摂理を身に染みて感じた。
当初の俺は「見返したい」とは思っていたが、この事件が起こった当時はその気持ちはとうに消え失せていた。
図らずもAに復讐できた、そんな話。
最後にこれだけ言わせてくれ。
ざまあ!!!
イベントとかコミュニティ界とかよくわからんけど、Aみたいなのってどこにでもいるなー
そんな状態でもコミュニティ界とやらに固執してるって、それしか縋るものがないのかねぇAにとっては
げんしけんのハラグーロみたいの想像したけど
もっと酷いな
コメント
「俺君」って言葉使った文解りにくすぎる
まあバカだからまともな表現方法で文書けねーんだろうけど
厨二病臭すぎて無理