轢き逃げつながりってことじゃないけど、自分の修羅場。
バツの理由も1度目が「出○○系で運命の愛を見つけた」で、
2度目が「王子様に出会っちゃった」。
3人目の旦那候補もどうせ似たような人種かと思ってたら、これが爽やかで常識的な人。
両親も「あの子を嫁がせたらかえって気の毒ではないか」と心配するくらい。
姉の過去もちゃんと知った上で、
「僕と全うな人生を送りましょう」とプロポーズしたのだそう。
で、愛の結晶がデキちゃったからと、
初めて両親へ挨拶したその足で役所に行き、入籍してしまった。
すでに証人欄記入済みの届けを持ってたそうだから、計画的だったんだと思う。
残念ながらその子は3ヶ月になる前にお空に行ってしまい、
姉は体調を崩して実家に戻ってきた。
(姉夫は夜勤ありの不規則勤務なので、心配だからと実家に帰したらしい)
その翌月、「今年のクリスマス(半年後)に結婚式します★」と言い出した。
式の打合せとかで、姉夫が実家に立ち寄る回数が増えた。
そのうち当たり前の顔で毎日帰ってくるようになり、
夕食を食べ、姉の部屋に泊まっていった。
両親は嫌な顔をして2人を追い出そうとしたが、
結局姉が「おなかいたーい」と言えば赤ちゃんのことを思い出すのか、
それ以上言えなくなってしまった。
ある日、試験の最終日だったので、昼前に帰宅することになった。
一度帰って着替えてから友達とカラオケ~なんて、ちょっと浮かれてた。
自宅のすぐ前の交差点まで来て、
近所のおばさんと会ってしゃべりながら横断歩道を一緒に歩いてたら
そこに信号無視した車が突っ込んできて、2人してはねられた。
車は逃げてしまったけど、昼間だし、商店街の近くだしということで、目撃者多数。
すぐに救急車が来て、2人とも搬送された。
私は打撲で済んだんだけど、おばさんは当たり所が悪かったらしく、
一時は意識不明に(今は元気)。
その日の夕方には犯人が捕まった。
運転手は姉夫だった。
昼間から飲シ酉してて、信号を見逃したらしい。
大事をとって(私も頭を打った)数日入院していると、そこに姉が来た。
姉夫のことで謝りに来たと思ったら、胸倉をつかまれて
「あんたの怪我なんてたいしたことないんだから、
姉夫は悪くないとK察で証言して来い」とぶんぶん振り回された。
付き添っていた母が止めようとしたけど、姉の勢いがすごくてふっ飛ばされてた。
すぐに男の看護士さんたちがすっ飛んできて、姉を取り押さえてK察を呼んでいた。
私はそのショックのせいか、血圧が急上昇し、入院延長。
試験が終わったら連休だったので、友達とたくさん遊ぶ約束をしてたのが全部パー。
だけど友達が病院に毎日遊びに来てくれたので、本当に救われた。
その後、姉夫は裁判で「俺は悪くない」とばかり主張していたらしいが、
当然実刑を食らった。
まあ、余所見だけならともかく、轢き逃げに飲シ酉が加わっていたし、
示談も成立しなかったしな。
真人間に見えてたんだけど、やっぱりあんな姉を選ぶだけあって同類だったんだ。
ちなみに姉は実家を追い出され、
ヤ○ザな夫を待つ極妻よろしく「あの人の帰りを待っているの」と
自分に酔っていたが、寂しさを紛らわせるために通ったバーの常連客と不倫し、
そいつと結婚するからと服役中の夫に一方的に離婚届を送りつけ、
ものすごくもめていた。
最終的に常連客はどこかに逃げ、
姉も「やっぱりあなたがいい」と姉夫にすがり付いているそう。
姉夫は出所したけどやっぱり別居になって、離婚する!慰謝料!と騒ぎ続けてる。
でも正直、お似合いの夫婦だと思うから、そのまま地獄まで添い遂げて欲しい。
コメント
モンスターは居なければ被害にあいません。
ご実家は相対してるので難は逃れられません、例え血縁であろうとも縁切りと言葉があるように
辛くとも しなければならない断ち切りは是が日です。