しばらくしたら、俺の席にとある女性が来た
凄まじく美人で、服もかなり可愛い
職業モデルとか言ってもみんな信じるレベル
それは嫁だった
嫁 「俺くんお待たせ~」
ヒラヒラ手を振りながら、嫁は俺の横に座った
彼女は絶句してた
彼はぼけーっと嫁を見てた
嫁は俺にメチャメチャベタベタしてきてた
俺、凄まじく照れまくりだったけど、出来るだけそれを隠した
で、嫁が彼女に言った
嫁 「へえ……この子が俺くんが遊んであげてた子?」
俺 「まあね。ただ、俺どうもフラれるみたい」
嫁 「俺くんがフラれるの?なんで?」
俺 「さあ。彼の方が好きになったらしいよ」
嫁 「もう……だから言ったじゃない。俺くんには、私がいるって」
俺 「ごめんごめん。ただ、同じ年の人と付き合ってみたかったんだよ。まあ、もういいけどね」
ここまで練習通り
相当緊張したけど
そして俺と嫁は席を立った
でなんかメチャメチャ睨んでた彼女に最後に声をかけた
俺 「ソイツと付き合いたいんだろ?どうぞお好きに。じゃあ嫁、行こうか」
嫁 「うん!」
腕を組んだまま俺と嫁は店を出た
そんで嫁が運転する車で店を後にする
席は道路沿いの席にしてたから、窓を開けて彼女に手を振ってた
そっから帰ってまた泣いた
姉と嫁は二人で俺を慰めてくれたよ
次の日、なぜか彼女に呼び出された
なんか色々言われたよ
私が好きじゃなかったのかとか、あの女と浮気してたのかとか
お前が言えることじゃないだろの一言で終了
それで最後のトドメ
彼女と彼が帰る時間を見計らって嫁が車で学校近くで待機
二人の後ろを密かに歩いていた俺に嫁が手を振った
俺が小走りで二人を追い抜いて嫁の車に乗り込んで走り去った
彼女も彼も、立ったまま動かなかったな
こうして俺の復讐は終了
でもまあ結局俺凹みまくってたけど
そしたら、嫁が色々励ますために遊びに連れてってくれた
そっから付き合って、結婚したよ
つまらん話だったな
>>916
復讐劇の後の本番を駆け足とは。
その辺りをねっとりと。
そっから付き合って、結婚したよ
そこをもっと詳しくするべきだと思うの
>>918
ねっとり?
特に話すことはないぞ
普通に映画とか見に行ったり、飯も食ったりしたよ
姉の友人ってこともあって、俺の両親ともかなり仲良くしててな
高校卒業してから俺から告白したよ
で、大学卒業して就職決まってプロポーズ
考えてみれば、嫁にはかなり待たせてしまったな
プロポーズの時は28歳だったし
それまで待っててくれた嫁には感謝してもしきれないよ
>>920
嫁さんは高校生に惚れたんか。
よっぽど感じるもんがあったんだな。
>>925
最初は同情だったと思うよ
たぶん前に浮気された自分と被ったんじゃないかな
で、元カノたちはそれからどうしたの?
○悪女に行く前に抜け出せてよかったな。
>>926
しばらくしたらあっちから接触してきたよ
オール無視したけど
彼は俺に近付いてきて、あの人を紹介しろとか言ってきた
お前には彼女がいるじゃないかと優しい笑みで返したよ
>>927
姉ちゃんもまさか友達と弟がくっつくとは思わなかっただろう。
>>931
むしろ姉は付き合えばいいのにとか言ってたよ
付き合ってからもお似合いって言ってくれてたし
姉も嫁と義姉妹になって毎日楽しそうだし
なんだか、ムショーに姉ちゃんが欲しくなってきた。
もちろん、ターゲットはその友達。
コメント
はい嘘松
童貞の妄想って哀しいね
コメント見て安心した
俺も嘘を確信してたから
こんな創作書いてて悲しくならない?
叩くコメ多し。
なんて悲しい妄想なんだ。泣ける。