修羅場とはちょっと違うかもしれませんが、繋ぎ程度に投下します。
登場人物
私子
K助…彼氏
Y太…大学の同級生。私子・K助の友達
K助と私は、大学生のころからの付き合いで、交際4年目。
K助は在学当時からずっと私にプロポーズをしてくれていました。
私はもともとあまり結婚願望がなかったのですが、4年間K助の
誠実さと一途さ、情の深さを身近で見続け、
しだいに「この人となら」と思うようになっていきました。
もともとの性格の違いから喧嘩も多かったけど、
K助はいつでも私を好きでいてくれました。本当に幸せな4年間でした。
そんなこんなでその年のクリスマス、K助はいつものように私にプロポーズをしました。
「いつものように」というのは、K助は私と付き合い出してからずっと、
お互いの誕生日やクリスマスなどのイベントがある日には、決まって「結婚しような」
という言葉を添えてくれていたから。その年のクリスマスも同じでした。
あ、ちなみに当時は、私もK助も25歳でした。
「もう聞き飽きたと思うけど、結婚しよう。愛してる。これからもずっと愛してる。一生かけて守ります」
K助のプロポーズはいつも同じ台詞でした。4年間、何度も何度も聞いた台詞です。
聞くたびにその言葉の重さが重くなっていくように感じていました。
結局、そのときのプロポーズはいつものように笑って流したのですが、私は心ひそかに
「K助が次にプロポーズをしてくれたときは、受け入れよう!」と決めました。
またプロポーズしてくれるって疑ってなかったんですね。今思うとちょっと馬.鹿みたいですが、
それだけ自分たちの愛情を信じきっていました。
そして、クリスマスのプロポーズから数ヶ月後のことです。
それは突然やってきました。
ある日の朝、いつものように仕事に出ようと一人暮らしのアパートの部屋を出ると、ドアの取っ手の
部分に覚えのない白いビニール袋がぶらさがっていました。
回覧板?いや、そんなもの一度も回ってきたことないし…。大家さんから届けものかな?いやいy(ry
何せ初めてのことだったので不気味に思いましたが、
とりあえず中を確認しないことには対処のしようがありません。
そっとビニール袋を取り上げ、手元に持ってきた瞬間、鼻をつく強烈な悪臭が。
腐った水のような、それでいてどこか生臭いような臭いでした。恐る恐るビニールの持ち手の結び目を解くと、
その臭いはより強力になり、目に涙が浮かぶのがわかりました。
それでもなんとか中身を確認しようと袋を覗いた私の目に飛び込んできたのは、小さめの赤黒い物体。
ぐちゃぐちゃにつぶされた動物のタヒ骸でした。
あまりよく見なかったのではっきりとはわからないのですが、おそらくネズミか何か
だったと思います。
袋の側面にこびりついた汚れがその動物の目多摩であると認識した瞬間、私は悲鳴をあげて
その袋をほうり捨ててしまいました。
うえー、気持ち悪い・・・
支援。
始末しなければとは思ったのですが、そのときは恐怖でまともに打ち捨てられた
その袋を見ることが出来ず、そのまま逃げるようにして会社へ向かいました。
どうやって会社に行ったのか思い出せません。
会社へつくと、私の顔を見た人は皆「どうしたの?」と聞いてきました。
ひどい顔色だったようです。実際、その日は仕事にならず、生きた心地がしませんでした。
パソコンの画面を眺めているときも、お昼ごはんを食べているときも、
同僚と仕事の話をしているときも、常に頭の中では今朝見たぐちゃぐちゃの動物のタヒ骸と、
「なんで私に?誰が?どうして?」という言葉がぐるぐる回っていました。
休み時間、たえきれずK助に電話でその話をしました。動揺しまくっている私の話を聞いた彼は
とても心配し、帰り道は迎えにきてくれました。アパートに着くと、ビニール袋は今朝私が捨てた
ままの形でそこにあり、結局、そのタヒ骸は彼が埋めてくれて、その日は彼と一緒に眠りました。
心当たりはないけれど、誰かの恨みを買ったのかもしれないと怯える私を、
K助は辛抱強く慰めてくれました。「もう大丈夫だよ」「俺が守るから」と何度も繰り返し、
その言葉を聞いて、私もようやく眠りにつくことができたのです。
支援ドモです!
そしてその日から、正体不明の嫌がらせはどんどんエスカレートしていきました。
毎日のように郵便受けに届けられる「タヒね」とだけ書かれた手紙、きっちり3日置きにドアに
ぶらさがっている動物のタヒ骸入りのビニール袋、1日100件を超える非通知電話。
非通知電話を着信拒否すると、今度は夜中に部屋の前にやってくるようになりました。
毎晩深夜2時にやってきて、きっちり10分間、チャイムを押したり
ドアをたたき続けたり、体当たり?をしたり。
怖くて怖くて、ドアを開けて直接○人と対峙することなんてとても出来ませんでした。
はい、チキンです。ごめんなさい。
しばらくはK助や友達の家に避難したり、逆にK助に泊まりにきてもらったりして過ごしました。
とにかく1人でいることが怖くてたまりませんでした。
どこにいても誰かに見られているような気がしたし、誰と話していても誰かに聞かれている
ような気がしました。
そんな私をK助は必タヒで支えてくれて、出来るだけ一緒にいる時間を作ってくれていました。
コメント
できが悪いなあ、マジで
日本の将来が不安になるくらいできが悪い
突っ込みどころ満載だけど一言でいうと非常に安っぽいんだな
その点ではあなたの人柄にふさわしいと言える
ただこれを人前に晒したことは非常に意義がある
最低だ
こういうのが、いわゆる「いじめられる側にも理由がある」みたいなもんなのかな。
Kにキチンと向き合わないから悲劇を誘い込んだバカ女。
一生独身でいれば良い。